成人式は20歳の一大イベント!!
あまり会えなかった友だちとも久しぶりに会えてとっても盛り上がります。
それと同時に今まで着たことがなかった振袖にドキドキしますよね。
私は骨格が非常にたくましいため、
「自分で着るのはちょっと見る人に悪いなー」
と思っていましたが、いざ着たらテンションがあがりましたよー(笑)
そんな風に成人式を迎えたわけなんですが、成人式の前に振袖を着てプロに写真を撮ってもらおうと思っている方も多いはず。
私は振袖レンタルだったので、その特典としてスタジオ前撮りがついていたのですがソレが
「こうすれば良かった」
の連続だったので今から撮る皆さんには成功してほしく、失敗を盛り込みながら振袖の前撮りの流れをご紹介していきたいと思います。
振袖で前撮りのメイクをする前に知っておいてほしい失敗談!
まずレンタルの場合ですが、レンタルの振袖を決めた日にスタジオ撮影の予約も行います。
当日は指定のスタジオに向かいます。
小物などは自分で購入したものを持参しましたが、振袖はレンタル会社からそのままスタジオに送って(⁉)くれていたので、持ち物が少なくて楽ちんでした。
母と一緒にスタジオに着くと、簡易的な服に着替えるように指示されました。
事前に「前開きの服」と指定があったので前開きの服に着替えます。
その話は後程…。
着替えるとメイクとヘアメイクをしてくれます。
そのメイクが【失敗①】!!
メイクさんはプロだからと思って
「お任せで」
とお願いしたのですが、出来た自分の顔を見てビックリ。
「なんじゃぁー、こりゃーーーーー!」
松田優作もビックリ(古いか)の最大主張の眉毛!
張り付いたようなアイメイク…。
普段自分で化粧をしている人なら共感してくれると思うのですが、眉毛の色だったり形がいつもと違うと人間は激しく動揺します(笑)
おばさんになった今ならそこまで気にしないのですが、20歳という多感な年齢には、普段こだわりを持ってやっていたメイクでない自分の顔はちょっと受け付けがたかったのです。
「和服にはこの化粧が似合うんだ。きっとそうだ…」
とマインドコントロールをかけるも、ヤッパリダメ。
とても失礼だと思いましたが、着付けの前にトイレの個室で手直ししました(笑)
だってどうしても受け入れられなかったんだもの。。。
髪型は「コレで」と指定していたので気になりませんでしたが、普段から化粧を自分でしている皆さんは
「こんな感じでしてほしい」
とちゃんと言うか、メイクの見本を持って行く。
または自分でメイクしてから行ってしまいましょう。
今考えれば、メイクが終わった後
「ここをもっとこうしてほしいです」
って言えばよかったと反省。
その方が自分で直されるより良いですし、私がメイクさんだったら言ってくれた方がやりやすいです。
メイクさんに罪はないですし、似合うと考えてやってくれたのでしょうから直してきた私を見てイラっとしたと思いますが、シラーっと知らないふりを貫きました。
(いやな奴ですねー)
何はともあれ、メイクとヘアメイク時に居なかった母に、早く話を聞いてもらおうと母を探していたんです。
会った瞬間、、、爆笑されました。
「え!直したのに変だった?ねぇ、いつものあなたの娘だよ」
と心の中で思っていたのですが…
母「和装の髪形にそのジャージ。最高に合わない(笑)」
と、ツボにはいってしまったようで、永遠と笑い続けたのです。
そう。
後で話すといったのはこの事。
【失敗②】。
私は前開きの服にダンサーのような派手なジャージをチョイスしてしまったのですねー。
近くにいた親子も明らかに笑うのを我慢してソワソワしている。
派手ジャージは普段から着ているので全然気にしていなかったのですが、改めて全身を鏡で見てみると違和感の塊!
「ヒドイや、母さん!」
今まであったメイクの悲劇も忘れ、顔を真っ赤にしながら早く着付けに行こうと母を引っ張っていました。
前開きのものなら何でもいいけど、
「派手なジャージを前撮りに着ると、気を遣えない母を持つ娘は盛大に笑われる」
覚えておいてください(笑)
皆さん、前撮りで「前開きの服」を指定されたらブラウスにカーディガン。
またはパーカーが無難ですよ。
って、そんな派手なジャージ持ってないか((´∀`))ケラケラ
振袖の前撮りする時のポーズが苦手な人はどうする?
着付けが終わると全身を最終チェックして撮影。
私は静止画を撮られるのが大の苦手。
しかもセットには可愛い和小物として傘や鞠などが用意されていました。
「これを持てと言うのか?」
私は自分が鞠を持って微笑む姿を想像して震えましたが、撮影は待ってくれません。
カメラさんの指示で鞠を持つも、その姿は直立不動の西郷どん。
しかも
「微笑んでー」
に無理やり笑うと母が笑っていました。
モニターを確認するとアントニオのような顎娘が…。
私「ねぇ、ちょっと悪いんだけどお母さん出てってくれない?」
【失敗③】。
苦手な撮影に親族が見ている。
写真が苦手な人は絶対に一緒にいないほうが良いですよ。
とっても気になりますから!
「後でのお楽しみねー」
とでも言って撮影の際は遠慮してもらいましょう。
気になる対象がいなくなるとそれなりに集中できるようで、カメラマンさんの的確なアドバイスで何とか撮影を終えることが出来ました。
ポーズとしては、袖を持って開いてみたりお腹の前で両手を重ねてみたりなど無難なポーズにしてくれましたよ。
頬杖ついてニコッみたいのがなくてホッとしました。
カメラマン全員がそうなのかはわかりませんが、撮影が苦手だと察してくれると
「ニコっと笑ってー」
などは次第に言わなくなり
「口角を後何度くらい上げてー。左肩をほんの少し下げて」
などのわかりやすい言い方をしてくれました。
そうすることで、いつの間にかポーズが完成するのです。
さすがプロ…お世話になりました(笑)
ポーズ自体はアップ、全身、小物を持つの3パターンを何枚かずつ撮ってもらい、そこから母と選びました。
「これなんかキレイじゃん」
といってくれ嬉しかったです。
1人で自分の写真を決めるのは恥ずかしかったので、いてくれて良かった唯一の瞬間でしたよ。
出来上がった写真を彼(今の旦那)に見せたら口では
「いいじゃん!」
と言いながら爆笑されましたけどね。
私の周り、ちょっとデリカシーなくない?
まとめ
そんなこんなで振袖の前撮りは、
- 事前にどのようなメイクにしたいか考えておく
- お任せするなら、嫌な所はメイクさんに伝えてみる
- それでも嫌な時のためにメイク道具を持参する
- 前開きの服は派手なジャージにしない
- 撮影を見られるのが苦手な人は、親族にスタジオ外で待っていてもらう
のがおすすめ!
メイクやヘアメイクに不満があるというのは、私に限らず聞く話なのでしっかり準備してからいきましょう。
誰かに気を遣って嫌な思い出にするのなら、しっかり自分の意見を言って楽しく前撮りしましょうねー。
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