結婚すると、新しい家具、家電、新居と、いろいろと選ぶ機会が多くなりますよね。
その中でも、1番重点をおく人が多いものが住まいではないでしょうか。
そこで、新婚時代に私自身が感じたことをお伝えしたいと思います。
新婚の賃貸で間取りが広いメリットとデメリットとは!?
今まで一人暮らしをしていた人でも、そのまま2人で暮らすとなると、少し狭いかも?となる人が多いのではと思います。
では最低でもどのくらいの広さが必要なのでしょうか?
一般的に30㎡以上の広さがあれば不便なく生活ができると言われています。
30㎡を畳で表すと16畳なので、10畳のLDKと6畳が一部屋の1LDKのイメージでしょうか。
また同じ広さでも、それが1LDKであるか、部屋が2つある2LDKなのかで、違いはあるのでしょうか。
私自身は、新婚当初55平米の2LDKに住んでいました。
築年数が20年を超えていたので家賃がおさえられ、新婚向け新居の平均よりは少し広めです。
その時感じたメリットとデメリットを、1LDKと比べてお伝えしたいと思います。
部屋数が多くて良かったこと
- 寝室や趣味の部屋などと、生活空間を分けることができる。
- ケンカした時に、別々の部屋で過ごせる。
部屋数が多くて大変なこと
- 掃除の手間がかかる。
- エアコンなどの空調設備が部屋の数だけ必要。
- 1LDKよりも家賃が高い場合が多い。
メリットとデメリットがそれぞれありますが、私は複数の部屋があって良かったと思います。
理由は上にあげた以外にもありますが、大きな理由の1つは夫との嗜好の違いです。
たとえば夫は夜型で、自分が家にいる間はリビングや個室など自分のいる部屋のテレビをずっとつけっぱなしにする人でした。
そのため私が仕事の早い時などに先に寝る場合も、テレビにじゃまをされずに眠ることができる場所が必要でした。
また新婚らしくないかもしれませんが、私は1人になれるスペースも必要なタイプだったので、リビングのほかにそれぞれに部屋が持てる2LDKにしました。
夫曰く、「テレビはBGM」だそうです。
つけっぱなしの部屋でも眠れるとも言っていました。
私は暗くて静かな環境でないと眠れないので共感はできないのですが、そういった違いも気にならない住環境は、これからの長い共同生活にとって大切ですね。
新婚向け賃貸選びのポイントで忘れてはいけない事とは!?
賃貸の家賃はその土地の地価と比例していますので、「治安が良い」「駅から徒歩圏内」などの環境的な要因と、玄関がオートロック、バストイレがセパレートなど、設備的な要因が合わさった条件が増えるほど高くなる傾向があります。
一般的に、手取り収入の20%から25%の範囲であれば、生活を送る上で無理のない金額だと言われています。
たとえば、手取り20万円でしたら、家賃は4万円〜5万円が適正な範囲ということですね。
そして忘れてはいけないのが、車をお持ちの方、駐車場代です。
これも地価に比例するので、家賃が高い物件は駐車場代も高い場合が多いです。
住居費の中で、駐車場代ってけっこう大きな割合をしめているんですよね。
都市などの交通が便利な地域だと、車がなくても生活できる場合も多いです。
もしできるならば、固定費削減のためにレンタカーやカーシェアリングにして、マイカーを手放すのも1つの手です。
そうすれば駐車場代のみならず、保険代や固定資産税もかからなくなりますよ。
また、共働きの夫婦も多いかと思いますが、電車通勤をしている人にとって重要なのが駅からの距離!
最新設備や新築・築浅物件に惹かれる気持ちはよくわかります!!
わかるんですが、生活基盤を支える仕事への通勤手段はそれ以上に大事です。
特にまだお子さんがいらっしゃらない新婚さんは、学校区などの子ども関係の環境はそこまで考慮しなくても大丈夫です。
子供ができたら賃貸ではなく物件購入といった選択肢も出てくるでしょうし、その時にまた改めて住居については考えればいいのですから。
私自身は築20年の木造アパートでしたが、最寄駅から徒歩6分の物件を選びました。
築年数は経っていても内装はリフォームされ、キレイにされていたので、快適に住むことができました。
設備面では経年劣化から網戸や給湯器の故障などのトラブルもありましたが、そこは賃貸。
賃貸でのトラブルは、過失がない場合ですが、持ち主の大家さんが負担してくれます。
給湯器なんて自分で負担するとなると、高いものなら20万円ほどもしますが、自己負担はなしです。
業者への手配も管理会社がしてくれるので、住むには全く問題ありませんでした。
あと内覧の際、不動産屋さんはよい部分ばかり言う傾向があるので、可能であれば客観的な意見を言ってくれる、親やきょうだいにも一緒に行ってもらうのもいいですよ。
まとめ
いかがでしたか?
結婚式の準備から始まり、いろいろと2人で決めることが多い新婚生活。
住まいの条件にも、様々な要望があると思います。
全部かなえてくれる物件は正直ありません。
譲れない条件をお互いにあげて、しっかり話し合うことが大切です。
お互いの妥協点を見つけて、よい物件選びをしたいですね。