コレカンゲキ!

ボールペンの汚れを消す方法は除光液や無水エタノールが有効!?

ボールペンの汚れが服についちゃった…。子供のいたずらで書かれちゃった…。

というがやはり一番多い失敗のようですが、優秀な筆記具であるからこそ、その落ちにくさを知っていますし、もう絶望…

 

でもご安心ください。

 

油性のボールペンの間違えや汚れを取る方法は、除光液や無水エタノールが有効です。

また、紙の場合はその他に「表面を削り取る」という方法もあります。

 

なお、水性のボールペンの間違えや汚れを取る方法は、速やかに水で落とす事です。

 

実際に、ボールペンやマーカーなどを作っているメーカーさんのページを見てみても、「基本概念として“落ちない”“消えない”ことを前提としているために簡単に落とすことは難しい」というようなことが書かれていたりします。

 

ですから今回は「それでも落としたい」という場合に利用できる対処法などについてご紹介いたしますね。

 

スポンサーリンク

ボールペンの汚れを消す方法で紙も除光液や無水エタノールが有効!

大事な書類の書き間違いを発見してしまった!

修正液を使うのは先様に失礼だし、書き直すには時間が足りない…

 

そんなふうに紙に書いてしまった間違いを消すために、まず使ってみるべきなのは除光液、または無水エタノールです。

 

普段、自宅でネイル用に使っている除光液や、昨今の情勢で消毒用やお掃除用に使っているエタノールで大丈夫。

 

しかも使いかたはどちらも同じく、これらをキッチンペーパーや布、綿棒などにしみ込ませて、上から軽くたたくように塗るだけです。

 

ただし、除光液は成分に注意が必要。「プロピレングリコール類」含有のものではないと効果がないので、使用前に確認しておくと良いと思います。

 

もうひとつ、紙の場合には「表面を削り取る」という方法も使えます。

 

昔なつかしい「砂消しゴム」を使用する。

 

あるいは少々器用さが必要になりますが、カッターナイフの先の細い部分で、書いた線をなぞるようにすると削り取ることができます。

 

どちらの方法でも削った後は、少し上から圧をかけて表面を撫でて、他の部分と違和感がないようにすれば修正跡も目立たなくなります。

 

ただし紙は紙。穴が開いてしまったり、表面がざらざらになりすぎて、せっかくの修正箇所があまりにも不自然になってしまったりすることもありますから、他の紙などで練習してから挑むことをおすすめします。

 

スポンサーリンク

ボールペンの汚れを消す方法で布は除光液の他にクレンジングオイルもOK!

服の袖口に、ポケットに、インクがついてしまった…!

これもよくある話ですね。

 

実は私の経験上、衣類などの布の場合は、本当ならすぐにクリーニングの染み抜きに出してしまうのが安心安全、苦労もせずに綺麗にできたということをまずお知らせします。

やはりプロの手に任せるのが一番でした。

 

でもそんな時間もない!という場合も得てしてあるもの。

 

そういう場合は、やはり紙の時と同じく、無水エタノールが使いやすいですね。

除光液(プロピレングリコール類含有のもの)、クレンジングオイルやジェルも利用できる場合が多いです。

 

要らない布などを当てて、汚れた部分にエタノールなどをしみ込ませて、裏側から歯ブラシなどでトントンと軽くたたいて汚れをそちらに移すというイメージで行うとやり易いですよ。

 

でも、これらの成分は布に多少なりともダメージを与えがちなもの。

汚してしまった部分にいきなりではなく、目立たない他の部分でちょっと試してみてから実行することをおすすめします。

 

ボールペンの汚れを消す方法で革製品は無水アルコールで拭き落とす!

革製品の場合も布類と同じく、専門のクリーニングに出すことが一番です。

 

でも、革製のソファ、お財布、車のシート…簡単にクリーニングに出せるようなものではないことだって多いものですね。

 

その場合は、他の例と同じく、やはり無水エタノールを使用して拭き落とすのが有効です。

 

革製品は濡らしてしまうとシミができたり、耐久性が落ちたりなどして基本的に水を嫌いますから、水を使って落とそうとすることは止めておく方が無難です。

 

ボールペンの汚れを消す方法で机は水性と油性で落とし方が違う!?

学習机にいつの間にか、すっと謎の黒い線が。

鉛筆やシャープペンシルの汚れなら、消しゴムでも水拭きでもなんとでも消せるのに、これがボールペンとなるとまた頭が痛い話。

 

しかも机が木製であったりする場合、表面にほどこされていることが多いコーティングの上なら拭くだけで落ちることだってあるものの、木そのものの部分にはインクがしみ込みやすいため、意外にも水性ボールペンの方が落ちにくい、落ちないことが多いです。

 

もしも水性のインクで汚してしまったことに気づいたら、可能な限り早く水でインクを浮かせて拭くのがダメージ軽減のための唯一の方法なのですね。

 

油性の場合も水性と同じく、しみ込んでしまった分については落とすことはできません。

 

でも表面に残っている分については、やはり無水エタノールなどを使用して拭き取ることが可能です。

 

まとめ

私が小さい頃、年かさのきょうだいが持っていた文具アイテムの中に「砂消しゴム」がありました。

 

固くてざらざらとした感触で、私が知っていた普通の弾力のある消しゴムとはまったく違うものですから、一体何に使うのかと尋ねてみたところ、「鉛筆のためのものではなく、ペンのための消しゴム」であると教わりました。

 

そしてそれから数年後。

 

小学生の時だったと記憶しています。

ペンで書いた算数のノートの名前欄の文字をうっかり書き間違えてしまい、『とうとう私にも砂消しゴムを使う機会がやってきた…!』と喜び勇んで砂消しゴムを借りて使ってみたところ…

 

ペンで書いた誤字を消すことはできました。

しかし、つるりとしていたノートのその部分は毛羽立ち、あらためて名前を書こうとしても文字は滲んでしまうという大変な状態になってしまいました。

 

砂消しゴムには普通の消しゴムとは違う使い方をするのだということは、後になってから知りました。繰り返しそっと撫でるように使うのが正しいということでしたね。

 

ペン字の間違いを修正したり、ペンで書かれたものを消したりするためには手間や材料が必要になります。

 

そういった必要がないように、集中して作業するとか、落ち着いて作業するために環境を調えておくとか、そういったことを心がけることが、一番大事なのかもしれませんね。

モバイルバージョンを終了