ジェルネイルって、キレイなデザインを楽しめたり、爪の長さを変えたりと、とっても魅力的ですよね。しかも最近は100円均一でも材料が揃うので、気軽に自宅で楽しむことができます。
でも、「落とすとき」に苦労することが多いのもジェルネイルなんですよね。
- ジェルネイルを除光液で落とそうとしたら、しっかり落ちなくて困ってしまった。
- マニキュアの除光液では落とせないということ?
- ジェルネイルは、どうやったらキレイに落とせるの?
このような疑問をお持ちではないですか?
私は以前セルフでジェルネイルをしたのですが、「除光液で落とせばいいか」と、気軽な気持ちで試したところ、全然落ちなかったんです。
結論から言うと、ジェルネイルはマニキュアの除光液では落ちません。
ジェルネイルを落とす際の除光液は、マニキュア用より濃度が高いアセトンを含んだリムーバーを使った方が良いです。
ここでは、「ジェルネイルは除光液を使うとどうなるの?」と、「ジェルネイルはアセトンの濃度が高いジェルリムーバーでの落とし方」をご紹介していきますね。
ジェルネイルは除光液を使うとどうなる?失敗して学んだ事とは!?
最近は100円均一でも手に入る、ジェルネイルの材料。
私も、気軽におしゃれを楽しめる!と、試したことがあります。
でも、困ったのが「落とすとき」です。
自宅にはマニキュア用の除光液しかなかったので、普通のマニキュアを落とすようにネイル部分にぬり、拭き取ってみたものの…。
全然落とせませんでした。
わざわざジェルネイル用のリムーバーを買いに行くのも面倒なので、除光液でのジェルネイルの落とし方を調べてみた所、ジェルネイルは3層でできていることがわかりました。
爪の上に「ベースコート」があり、その上に「カラージェル」、そして一番上に「トップコート」が塗られています。
このトップコートとカラージェルが除光液の浸透を邪魔していたようです。
そこで、ファイル(やすり)を使って、トップコートとカラージェルを削ってから、ベースコートを落としてみることに…。
ベースコートだけになった爪の上に、除光液をしみこませたコットンを置き、それをアルミホイルで巻いて20分待ちます。
20分経ってアルミホイルを外すと・・・ほとんど落ちていません。
もう1回同じようにしてみたものの、まだ爪の上にぼそぼそとしたコートが残っています。
諦めずに3回目にも挑戦してみましたが、完全除去には、ほど遠い結果になってしまいました。ウッドスティックでこするとある程度は落とせましたが、爪に白いぼそぼそが残っています。
結局、残ってしまったトップコートはファイルで削り取り、スポンジファイルで整えることで除去することができました。
かかった時間は1時間以上。こんなに時間をかけられない場合、除光液で落とす方法は諦めた方が無難です。本当に大変でした。
ジェルネイルの除光液でアセトンの濃度が高いリムーバーの落とし方とは?
自身の経験から、『マニキュア用の除光液では、ジェルネイルは落とせない』ということがわかりました。
この次にジェルネイルを落とすときは、専用のリムーバーを購入して挑戦。
ここからは、専用のリムーバーでジェルネイルを落とすときの注意点やコツなどジェルネイル用のアセトンを含んだリムーバーを使った落とし方をご紹介していきます。
使う道具は次の7つです。
- リムーバー(ジェルネイル用)
- コットン(爪の大きさに切っておく)
- アルミホイル(指に巻くサイズに切っておく)
- ピンセット(アセトンに直接触れずに済みます)
- ファイル(100から150グリッドの少し荒目のもの)
- ウッドスティック(やわらかくなったジェルネイルを取り除きます)
- タオル(手を保温して、アセトンを使う時間を減らします)
- ハンドクリームやキューティクルオイル(ネイルを落とした後の爪や皮膚を保湿します)
まず、ジェルネイルの表面をファイルで削ります。
先ほど書いたように、削るのはトップコートとカラージェルです。その2層を削って、ベースコートのみにしていきます。
削るファイルは、グリッド数の大きなものだと削れないので、100から150グリッドのものを使いましょう。
削りすぎると自分の爪まで削ってしまうので、心配な方はトップコートが白っぽくなる程度に削るようにしてくださいね。
また、ファイルの向きや削る方向に気をつけて、皮膚を傷めないようにしてください。
次に、コットンにリムーバーを染み込ませます。コットンをあらかじめ爪の大きさに切っておくとスムーズですよ。
その際、リムーバーが手につかないように、小さめのピンセットを使うことをおすすめします。コットンにはたっぷりとリムーバーを染み込ませましょう。
リムーバーを染み込ませたら、ピンセットを使ってコットンをネイルの上に置き、アルミホイルで包んでいきます。
アルミホイルは指1本ずつを包むようにしましょう。コットンと爪を密封するイメージでしっかりと巻いてください。
ネイルを落としたい指をアルミホイルで包んだら、その上からタオルで手を巻いていきます。
これは全ての指をいっぺんに巻いてオッケーです。保温することでオフを早めることができるのでおすすめですよ。その状態で、10分から15分ぐらい待ちましょう。
アルミホイルを取ると、ベースコートがふやけた状態になっているのでウッドスティックで取り除きましょう。
剥がれにくい場合は、無理にはがそうとせず、もう一度コットンを置くところから繰り返して様子を見ましょう。
最後に、オフした指や爪の保護をします。
手をきれいに洗って残ったベースコートやリムーバーを洗い流しましょう。
その後、ハンドクリームやキューティクルオイルなどを使ってしっかり保湿してくださいね。
ちなみに、アセトンに対してアレルギー反応が出てしまうこともあるようですので、まずは少量使ってみて、様子を見ることが大切です。
以上でジェルネイルを専用のリムーバーで落とす作業は完了です。
ただ、気を付ける事があります。
除光液には『アセトン』という成分が含まれています。
この『アセトン』が、ジェルネイルを落とすのに必要なのですね。
『アセトン』を含んだ除光液を使用するときは、いくつか注意点があります。
まずは、火気厳禁です。
揮発性が高く、フタを開けたそばから揮発していき、引火性もあるのがアセトンです。
臭いも溶剤特有のものがありますので、たくさん吸ってしまうと、人によっては気分が悪くなることもあります。
使用する場合は窓を開けて換気をしましょう。
次に使用頻度です。
アセトンは、ジェルネイルの除去力が高いのですが、その半面、爪や指の水分や脂分も取り去ってしまいます。爪や指へのダメージを抑えるためにも、使用頻度にご注意くださいね。
まとめ
やはり、専用のアイテムというのは意味があるんだなあと感じました。
マニキュア用の除光液では全然落ちなかったジェルネイルがリムーバーを使うと、本当にすんなり落ちました。
きれいで健康な爪を保つためにも、ジェルネイルを落とすときは、専用のリムーバーを使うことが大切ですね。
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