メールにリンクを貼り付けても青くならないのは設定の変更で解決!

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相手にどうしてもこのURLを知らせたい。

 

そう思ってメールの本文にURLのリンクを貼り付けてみたものの、なぜかその文字は青くならない…

 

そういうことがありますよね。

 

実はメールにリンクを貼り付けても青くならないのは本文がテキスト形式で書かれているから。

 

メールにリンクを貼り付けても青くならない場合はメーラーの設定でテキスト形式からリッチテキスト形式、あるいはHTML形式に変更することで解決できます。

 

メールは基本的に、「相手に文章を送る手段」として使用されています。

 

文章、つまり文字だけを送ることは、とても軽いデータを送ること。

 

受け取る相手にとっても負担が少なく、しかも受信したメールをそのまま保存しておくことでメモとなったり、スケジュール管理するにも役立ったりするのでとても重宝しますね。

 

ですから昔はほぼメーラーは「テキスト形式」が初期設定されていました。

 

特に現代のように大半の人がスマートフォンではなく、従来型の“携帯電話”を使っていた頃は特にそうです。

 

メール一通につきいくらとか、メールの容量によって通信料金が変化したりしていた時代には、できるだけ軽く、できるだけ安価にメールを送ることが大事だったのです。

 

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メールにリンク貼り付けができない理由は送り先の設定も関係ある!?

さて、あなたのメーラーの設定を変更することで、URLを入力したときにその箇所が青い文字になって自動的にリンクが貼られるというお話をしました。

 

テキスト形式と、リッチテキスト形式およびHTML形式の違いによって、URLを入力したときに文字が青くなりリンクがつながるかつながらないかが変化する。

 

そういういうことなのですが、実はこれ、windowsに標準搭載されている「メモ帳(テキストドキュメント)」と「リッチテキスト形式」の違いと同じなのです。

 

「テキストドキュメント」にURLを書きこんでみても、それは単なる英字の文字列として認識されてしまいリンクがつながることはありません。

 

でも「リッチテキスト形式」に同じようにURLを書きこんでみると、それは青い文字に変化して自動的にリンクが貼られるようになっているはずです。

 

これと同じことが、あなたのメーラーで起きているのです。

 

ですからメールを送るときにリンクを貼りたい場合は、メーラーの設定を変更してテキストからリッチテキストあるいはHTMLという形式にする、ということなのです。

 

しかし実は、この件を解決するについては、問題はあなたのメーラーの設定だけではなかったりします。

 

もしもあなたのメーラーの設定が「リッチテキスト形式」あるいは「HTML形式」だった場合、あなたが相手に送信したいメール本文では、URLが青文字になりリンクが貼られている状態になっています。

 

しかし送信したい相手のメーラーが「テキスト形式」だった場合、受け取ったメール本文のURLは青くなってはおらず、リンクも貼られていない状態になってしまっているのです。

 

また逆に、あなたのメーラーの設定が「テキスト形式」である場合、あなたが相手に送信したいメール本文ではURLは青文字にならず、リンクも貼られていない状態になります。

 

その場合でも、送信したい相手のメーラーが「リッチテキスト形式」あるいは「HTML形式」だった場合には、あなたから届いたメールの本文のURLは青い文字になり、リンクも貼られている状態になっています。

 

このように、あなたのメーラーだけで相手に届けたいメール本文にリンクが貼られているかどうかが決まるわけではなく、相手が使用しているメーラーの状態によって、相手がメールを開いたときにリンクがつながっているかどうかが決まってくるのです。

 

それから、先ほどから「リッチテキスト形式」と書いていますが、これはwindowsのOutlookメールでだけ使用されている様式です。

 

他者のメーラーの場合、基本的には「テキスト形式」または「HTML形式」のどちらかになっています。

 

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メールにリンク貼り付けで名前変更する時はハイパーリンクを活用!

メール本文の中にURLを書きこみ、あるいは貼り付けてリンクする方法についてお話してきましたが、実際にそれをやってみようとするとまた別の問題が出てくることがあります。

 

それは、URLの長さ。

 

例えばインターネット上の通販サイトで良い商品を見つけた!

これをあの人に知らせたい!

 

と思ってメールにURLをコピーして貼り付けてみたら…時々、とても長いURLになってしまうことがありますね。

 

メーラーによっては強制的に改行されてしまって、2行目以降のURLの英数字はURLに反映されていない、そしてリンク先にも飛べない…

 

そういうことが時々起きてしまいます。

 

そういう場合にはリンクを貼る部分の名前を変更してしまえば問題解決です。

 

たとえば「(商品名)」とメール本文に記入して、その部分をドラッグして選択しておきます。

 

その状態でその上で右クリックしてサブメニューの中に、あるいはメーラーのメニューからハイパーリンクを選び、新たにURL入力ができるウィンドウを開きます。

 

そこにURLを入力あるいは貼りつけて決定することで、「(商品名)」の部分を青文字にし、そこにリンクを貼ることができるのです。

 

まとめ

昔、携帯電話で通話以外にもSMS、すなわちメッセージが送れると知った時、私はとても便利になったものだと思いました。

 

それまではパソコンでのEメールくらいしかありませんでしたから、それが常時持ち歩きできる携帯電話でも可能になったことが本当に凄いと思ったのです。

 

ただし、携帯電話のショートメッセージとパソコンのEメールとの間に互換性はありませんでしたから、その点についてはとても不満でした。

 

そしてそのうち、携帯電話でもパソコンとEメールを送りあうことができるようになりました。

 

そして当時はまだテキスト形式だけだったメール自体も、次第にHTML形式が使われるようになり、浸透していって、文字の色、形、大きさなども工夫できるようになりました。

 

それらはすべて通信速度や通信容量、またモバイル関連のデータ容量が増えることで、単なる文字だけではなく文字の装飾やリンクを自由に利用できるようになったからです。

 

そして実際に、現代のメーラーではもう初期状態が「テキスト形式」になっているものはそう多くはないはず。

 

ほとんどが「HTML形式」になっているのではないかなと思います。

 

本当に、この20年から30年間の技術の進歩、もっと言うなら情報技術の進歩というのはとても速足で行われていることを実感させられてきたのだなと、今回のこの記事を書きながら思いました。

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