一人っ子の子育ての悩みってどんなことでしょうか?
色々あると思いますが、「競争心がないこと」って、ありませんか?
うちの一人っ子は、小さい頃から競争心が全くありませんでした(*_*;
良く言えば「平和主義」!
周りのお子さんとトラブルになることもなくて、とても良い子(^^♪
なのかもしれないけれど・・・。
平和主義で、周りのお友達とケンカもしなくてなんて良い子なの?
こんな風に喜んでいいのでしょうか?
このままで将来よくないのでは?
私はそう思いました。
そこで私は考えました。
詳しく、お話をさせてもらいます。
競争心がない子供は何が悪い?
幼稚園に入る前、児童館などへ遊びに行ったり、公園へ遊びに行っていてオモチャの取り合いなどは,全くありませんでした。
取られたらそのまんまΩ\ζ°)チーン
えっ?
いいの?
自分のオモチャが知らない子に取られたんだよ?
と、私の方が小さい子を相手にモヤモヤしたり(´;ω;`)ウッ…
幼稚園に入って、始めての運動会でかけっこも、娘は1番になれそうなのに後ろを確認しながら、2番目や3番目の子を待って一緒にゴールしようとしたり・・・
結果、2番の子に抜かされたこともありましたΣ( ̄□ ̄|||)
それでもニコニコしている娘。
どう思いますか?
たぶん、これが自分の娘ではなかったら微笑ましく思うかもしれません。
想像してみてください。
幼稚園生が、かけっこであなたのお子さんは2番で、1番のお子さんがあなたのお子さんと一緒にゴールしたくて待っていてくれたら・・・あなたは、どう思うでしょう?
幼稚園生なら、まだ微笑んでいられるかもしれません。
でも、娘はこれまで誰かと競争ということと皆無な人生でした。
私は焦りました。
焦る必要ありますよね?
このまま大きくなったら・・・と考えると心配になりました。
しかも、そういう普段の様子を見ている親からは、「一人っ子だからね。」と言われてしまうとマズイ(; ・`д・´)
という気持ちになりました。
平和主義といえば、言葉は良いですよね。
でも、周りと比較することもないし、このままでは将来困る!と私はひとり悩みました。
親は
「一人っ子だからね。と言いながらも満たされているから、取られても文句も言わないし人のものを欲しがらないし、1位になれなくても気にしないんだよ。」
と言ってくれますが、それってどうなんだろう?
と、負けず嫌いな私は、この子はどうなっていくのかなと悩んだのです。
ちなみに、主人は、全く気にしていませんでした。
呑気です。
あなたは、ご主人と考え方が同じですか?
子育ての考え方は、夫婦で同じ方向を向いている方が良いと言われていますが、話合ったりしていますか?
うちは、主人と私が真逆な考え方なので、いつも衝突してしまいます。
話し合ったりするものの平行線のまま(*´Д`)
そんなわけで、周りで私の焦りや不安をわかってくれる人がいなかったので、どうしたらわからなくて、それも悩みの種でした。
競争心がない子供が良くない理由と向上心を高める接し方とは!?
そもそも競争心がないと何に悩むの?と思われるかもしれませんね。
今は幼稚園や学校でも競争をさせない、競争を否定する環境もあります。
良いことかもしれません。
でも、全く競争しないことは人を成長させないのでは?と思うのです。
幼稚園の年中さんで、文字が書けるようになった友達がいたとして、「すごいなあ!」と思う。
競争心があると
「自分もあんなふうになりたいな!練習しよう!」とか
小学生になって、鉄棒の逆上がりができる子を見て
「よし!自分も!」
と、誰かを目標に、誰かに負けたくない気持ちって、自分を成長させますよね?
競争心がないと「すごいなあ」と、憧れで終わってしまうことあると思うのですが、どう思いますか?
どんなに頑張っても無理なこともあるでしょう。
得手不得手もあるので、全部を完璧にこなしてほしいとも思いませんが、でも、せめて人並みにはできるようになってほしいと思う親心。
そのためには、「負けたくない」という気持ちを持ってほしかったのです。
なんでも与えられて満足して育ってきた我が家の一人っ子・・・。
身近で誰かと競争させて勝ち取る喜びを体験させていかなくては!と考えた結果、こういう考えにまとまりました。
親が競争相手になればいい!
悩んだ挙句、私が娘の競争相手になればいい!
そうだ!
こう思いつきました(*^^)v
親子だけど、兄弟の役割みたいな感じになってみようかな?と思いついたのです。
こういうことを実践されている方はいるでしょうか?
それからは、いつも私が競争相手です。
公園で、かけっこをする時も、これまでは私は大人だからわざと負けていましたが、それなりに本気モードで走りました。
1つしかないお菓子は、いつも娘のものでしたが、私とじゃんけんをして私が勝ったら私のものです。
時には、早いもの勝ちにしてみたり。
いかがでしょう?
私が子どもみたいに本気で勝ち負けを喜んだり、悔しがっている姿に主人は、少々呆れていたようですが!?
これも娘の競争心を養うため!わざとやっていたことです。
と、言いながら実は少し楽しんでもいましたが・・・
親子で日々競争を本気でしていった結果
娘は、やがて小学生になり、かなり負けず嫌いな性格になりました。
運動会の徒競走では、1位は無理でも3位までには入りたい!と、言うようになりました。
クラスの係活動では、やりたいものにジャンケンで負けてなれないと、悔しくて学校から帰ると永遠に悔しい気持ちを私にぶつけてきます(-_-;)
そこまで?
大袈裟じゃない?
また2学期には係決めするよね?
など、大人の私からはたいしたことではありませんが、子どもの世界では大きな出来事なのでしょう。
とにかく毎日、喜怒哀楽が激しいです(;’∀’)
あなたのお子さんはどうですか?
競争心が芽生えて育ち負けると悔しくて泣きます。
愚痴も言うようになりました。
正直、聞くのがしんどいときもあります。
でも、小さかった時の競争心がなかったという悩みは解消されました。
ただ、競争心から、とにかく勝ちたいという気持ちばかりではなく、仲間と一緒に成長していきたいという向上心も身に着けてもらいたいと思うのは、またこれからの新しい私の課題です。
まとめ
いかがでしたか?
一人っ子って、小さい時からケンカする相手がいませんよね?
オモチャもテレビのチャンネル権もお出掛け先のリクエスト権も、みんな自分の意見が通りますよね?
誰かに対する対抗心がないままに育っていくことってありますよね?
きっと、うちだけではありませんよね?
普段、家庭内で満たされているから外では争わないというのは、良いことかもしれません。
でも、競争心がないまま育つと子ども自身が成長できなくなるということが心配でした。
そこで、普段から身近なことで競争をして、憧れや努力して勝ち取る喜びを学んでもらいたい!こう考えました。
そこで、私がその対抗する相手になったのです。
結果、負けず嫌いな子どもへと成長してきています。
それは、良いことか?とも思うのですが、負けたくなくて努力することは良いことですよね?
現状で満足せず、向上心を養うためにもまずは競争心を育ててみませんか。
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