ノーサイドゲームのドラマも良いけど夏の暑い時は小説もおススメ!

生活

夏といえば、夏祭りに海にBBQ…楽しいイベントが盛りだくさんですよね♪

夏ならではのアウトドアも思いっきり楽しみたいところですが、とにかく暑い(ノД`)

梅雨が明けたと思ったら連日の猛暑で外に出るのも躊躇います…

 

そんな日は涼しい部屋で“読書”なんていかがでしょうか?

 

夏のイベントももちろん楽しいのですが、暑さに滅法弱い私は、夏こそクーラーの効いた部屋で読書をするのが結構好きだったりします(・∀・)

 

今度読もうと狙っているのが、今TBSの日曜劇場で放送され話題となっている池井戸潤先生の『ノーサイド・ゲーム』です。

 

池井戸先生の作品と言えば、一大ブームとなった『半沢直樹』や『下町ロケット』など、度々日曜劇場でドラマ化され人気を博していますよね。

私もこの2作品についてはドラマを視聴した後で小説を読んだのですが、俳優さんの演技に引き込まれるのはもちろん、やはり原作が面白い‼

 

そんな中でこのような記事を見たので↓

「ノーサイド・ゲームも好調 池井戸作品はなぜ共感を呼ぶのか? 東京目線で考える」

「ノーサイド・ゲーム」も好調 池井戸作品はなぜ共感を呼ぶのか? 東京目線で考える | アーバン ライフ メトロ
現在放送されている池井戸潤さん原作のドラ...

 

今回は池井戸作品の魅力とおススメの小説についてご紹介していきたいと思います♪

 

 

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ノーサイド・ゲームの「あらすじ」と、その魅力とは!?

 

まずは、『ノーサイド・ゲーム』ですが、こちらは毎週日曜夜9時〜TBS系列にて放送中です。主演は大泉洋さん。役によって色んな雰囲気を見せる俳優さんなので、期待大^^

 

大泉洋さん演じる君嶋隼人はトキワ自動車の経営戦略室次長と務めるエリート社員ですが、ある日、企業買収の件で上川隆也さん演じる常務の滝川桂一郎に反対意見を述べます。

 

買収は見送られたものの、時を同じくして君嶋は本社から府中工場の総務部長への異動を命じられます。事実上の左遷…さらにそこでトキワ自動車の“お荷物”と囁かれるラグビーチーム「アストロズ」のゼネラルマネージャーを兼務することになり…という展開から始まります。

 

エリート社員の左遷、窮地に立たされてからの…という運びはなんとなく『半沢直樹』を彷彿とさせ、半沢ファンだった私は早くもわくわくしております(笑)

 

現在3話まで放映されており(第4話は8/4放送予定)、キャスト陣の演技も評判を呼び好調な滑り出しのようです。

これからの展開にも注目していきたいところです‼

 

 

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ノーサイドゲームの原作者の池井戸作品の魅力!

 

さて、『ノーサイド・ゲーム』の原作者は上述した通り池井戸潤先生です。

デビュー作は『果つる底なき』(1998年、江戸川乱歩賞受賞)、それ以降『民王』(2010年)、『下町ロケット』(2011年)、『ルーズヴェルト・ゲーム』(2012年)などドラマの原作にもなった人気作品を執筆。

 

特に2013年に放送され「倍返しだ‼︎」がその年の流行語にもなった『半沢直樹』は有名すぎますよね。あまりドラマを見ない私でも、当時は毎週楽しみにしておりました( ̄∇ ̄)

 

実はこの『半沢直樹』は『オレたちバブル入行組』(2004年)〜『銀翼のイカロス』(2014年)の計4作品で“半沢直樹シリーズ”とされています。

そして今回ドラマ化された『ノーサイド・ゲーム』は池井戸先生の最新作になります。

 

続々とドラマ化される池井戸作品の魅力はどこにあるのでしょうか?

 

いくつか作品を読んだ私なりの考えですが、池井戸先生の小説の多くに共通していると感じたのは“社会の矛盾と理不尽”。

 

『ノーサイド・ゲーム』は主人公の左遷から、『半沢直樹』でも同様に多大な損失を出した上司が雲隠れし、その責を負わされるかたちで当時融資課課長だった半沢が関連企業へ出向するという始まり。

 

それぞれ将来を期待される有望株だった社員への理不尽な仕打ちは、会社で働く人々にとっては他人事とは思えないですよね^^;

 

多少なり会社や取引先、またはお客様などからの理不尽に日々耐えていらっしゃる方は少なくないはず…池井戸作品の主人公たちはそれらと向き合い戦っていきます。

その姿に共感と憧れを抱いちゃうんですよね〜。

 

加えて、主人公サイドを応援せずにはいられない、敵対する上司や企業の圧倒的なヒールっぷり(笑)登場人物のキャラクターが際立っているのも、池井戸作品の魅力だと思います。

 

また、池井戸作品ファンの中には舞台となった場所へ足を運び“聖地巡礼”をされる方もいるのだとか。都会の大企業だけではなく、出向先などの多くで地方の企業が舞台となることも幅広い層から共感を呼ぶ一因になっているのではないでしょうか?

 

大企業での躍進と裏で渦巻く思惑、地方企業の現状と繋がり、という対比が一つの作品で見えるのが興味深いです。

 

 

ノーサイドゲームの池井戸作品以外でも実写化されたおススメの作品

 

普段は小説を読まれない方でもこのように映像化されたものであれば、イメージがしやすく読みやすいのではないでしょうか?^^

 

実際、私も池井戸先生の作品は『半沢直樹』のドラマ化がきっかけとなり読み始めました。小説は文字だけで登場人物や背景を想像しながら読むのも楽しいですが、映像化されることによってさらにストーリーが掴みやすくなりますよね♪

 

そこで最後に、池井戸作品の他に私のおススメの小説をご紹介します(・∀・)

『神様のカルテ』 夏川草介

こちらは2009年に発行された夏川草介先生のデビュー作。第10回小学館文庫小説賞を受賞し、2010年本屋大賞では2位となっています。

さらに2011年には嵐の櫻井翔さん主演で映画化もされています。

 

舞台は信州・松本にある総合病院。

そこに勤務する主人公の栗原一止と患者との出会いや別れ、上司や同僚たちとの関係、そして一止にとってかけがえのない妻・ハルとの日常を描いた作品です。夏川先生自身が現役の医師ということもあり、描かれている病院の実情はリアルそのもの。

 

一止が勤める本庄病院は慢性的な人手不足と“24時間365日”の看板のため、三徹も当たり前…そんな忙しい日々の中でも決して投げやりにならず患者と真摯に向き合う姿に胸を打たれます。

また、松本の四季の描写がとても美しく、小説を読んでいるだけで信州を旅した気分になれます♪(笑)

 

病院が舞台となる作品は重く悲しい気分になるものも多い中、この作品は読み進めるにつれて温かい気持ちになれるのでとてもおススメです。ぜひ櫻井さんの白衣姿も見れちゃう映画版とともに楽しんで頂きたいと思いますヽ(・∀・)

 

 

まとめ

 

最近ではドラマも小説や漫画を原作にしたものが多く見られます。スマホやタブレットの普及で小説なども電子版などで読めるようになりましたが、やはりページを一枚一枚めくって丁寧に読んでいく紙媒体は貴重な文化だと思うのです。

 

皆さんもこの夏、厳しい暑さにうんざりしたら、たまにはゆっくりとお気に入りの一冊でも見つけてみてはいかがでしょうか?(*^^*)

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