先月、日本各地に被害をもたらした台風19号。
各地域で河川の氾濫や土砂災害など大きな被害が出ました。
交通網にもその影響は及び、飛行機の欠航や新幹線・在来線の計画運休などが相次ぎました。
台風が去った後も線路や設備への影響から運休や遅延が発生しましたが、各鉄道会社の迅速な対応によって一部を除き比較的早く復旧がなされました。
一方で甚大な被害に見舞われたのが、北陸新幹線。
長野県を流れる千曲川の氾濫により、車両センターが浸水し、全体の3分の1の車両が水に浸かってしまいました。
設備点検などを含め復旧作業は難航していましたが、台風から13日後の10月25日にようやく、従来よりも本数を減らしてとはなりますが、運行が再開されました。
「北陸新幹線、全線で運転再開…13日ぶり」https://www.yomiuri.co.jp/national/20191025-OYT1T50156/
さて、その「北陸新幹線」は東京〜長野間が1997年に(長野新幹線)、東京〜金沢間が2015年3月に開通。
東京〜金沢間を最短2時間半で結ぶということもあり、北陸地方への行き来がしやすくなりました♪
そこで今回は北陸新幹線の再開に合わせて、北陸の旅にスポットを当ててみたいと思います(^∇^)
北陸新幹線のグランクラスの最高のおもてなしと快適さとは!?
北陸新幹線は東京〜金沢間を結ぶ、“かがやき”・“はくたか”・“つるぎ”と東京〜長野間を結ぶ“あさま”を総称して呼びます。
「和の価値・美意識」に注目しデザインしたとされる車両は、私がよく乗る東北新幹線ともまた違った洗練された雰囲気があり、東京駅の反対ホームで見かける度に「おぉ〜!」と思います(笑)
北陸新幹線(かがやき・はくたか・つるぎ)の車両は普通車・グリーン車・グランクラスの3種。
普通車の座席は赤とグレーを基調とした格子柄で上品でありながら明るい雰囲気が漂います。
また大きな特徴として、普通車では初めて全座席に電源コンセントを設置!
スマホやタブレット、ノートPCを持ち込む方が増えたこのご時世には大変助かりますね♪
北陸新幹線を利用するにあたり注目したいのは、やはり“グランクラス”。
グリーン車を越えるこの車両は北陸新幹線で初めて導入されました。
本革を使用した座席は電動リクライニング!
もちろん各座席にコンセントが完備されています☆
そして“グランクラス”では、専任アテンダントによる食事と飲み物の提供がなされますヽ(´▽`)/
食事は3ヶ月ごとにメニューが変わるという、和食を中心とした小弁当。
今年の7月〜は日本料理「一凛」の店主が監修。
北陸の食材やグルメを、目にも鮮やかなお弁当に仕上げています♫
ドリンクはウェルカムドリンクから、乗車中は自由に注文することができます!
旅行先に着くまでの時間も贅沢な時間を味わうことができそうです*・゜゚・*:.。..。.:*・
北陸新幹線のおすすめ停車駅「軽井沢(長野県)」で立ち寄ってもらいたい所とは!?
さて、ここからは北陸新幹線の停車駅から軽井沢(長野県)と金沢市(石川県)をピックアップして、観光のご案内をしたいと思います!
実は私も北陸地方には未だ足を運んだことがなく、今行きたい場所No.1‼なのですが(笑)、そんな私がぜひ行ってみたいと思っている場所を取り上げてみました♫
まずは軽井沢。
軽井沢を訪れたらぜひ行ってみたいのが“旧軽井沢通り”です♪
おしゃれなカフェやお店が多いイメージの軽井沢ですが、こちらの通りは昔ながらのレトロな雰囲気漂うお店がたくさん並んでいて、天気の良い日はお散歩するだけで楽しそうです( ̄∇ ̄*)
ここで私が絶対行こうと心に決めているのが「フランスベーカリー」。
緑の屋根が特徴のお店は、まるでフランスの街はずれにあるような可愛らしい外観。
こちらのおススメは何と言っても“フランスパン”‼
著名人のファンも多いということで、その知名度は軽井沢でも随一!
その他、人気の“塩クロワッサン”や“チョコレートブレッド”、“くるみパン”など美味しそうな商品が‥♡
お土産に購入して朝食やおやつに自宅でも楽しみたいなぁ〜と夢が広がります(笑)
どうやらネット注文もできるようなのですが、焼き立てのパンの香りは格別‼
ぜひ一度はお店に足を運んでその雰囲気ともども味わいたいですね(*^o^*)
北陸新幹線のおすすめ停車駅「金沢(石川県)」の観光の見どころは?
続きましては、金沢。
「兼六園」に加賀料理、海の幸など観光名所もグルメも豊富でどこに行こうか迷ってしまいます( ̄∇ ̄)
そんな中、金沢で“茶屋散策”はいかがでしょうか?
金沢には「にし・ひがし・主計町」の3つの茶屋街があり、江戸時代の趣きを残しています。
“茶屋”と言えば、芸妓を呼んで飲食を行うお店。
ほとんどのお店が“一見さんお断り”とされているため、実際のお茶屋を体験することは難しいですが、ここ金沢の茶屋街は当時の風情は残しつつ、お茶屋を改装したカフェや雑貨屋などもあり観光にぴったり♪
お茶屋の雰囲気をもっと楽しみたい!という方は、ひがし茶屋街の「志摩」へ。
こちらではお店の中を内覧することができるようになっています(・∀・)
1820年、ひがし茶屋街ができた当初に建てられたという「志摩」は重要文化財。
当時の様子をそのまま残した建物に足を踏み入れれば、江戸時代にタイムスリップしたかのような気分を味わえそうです‥˚✧₊
また、にし茶屋街では芸妓さんの稽古場を見学できる機会も。
毎年7・8月の土曜日限定で開催される「金沢芸妓お稽古風景」では、各お茶屋が持ち回りで芸妓さんの練習風景を公開しているそうです。
しかも無料で見学できるとのことで、この時期に行くのであればぜひとも参加してみたいですね(^∇^)
まとめ
北陸新幹線が金沢まで開通した当時は、北陸地方への旅行もにぎわいを見せていましたが、今では少し落ち着きを取り戻しているように感じます(時期にもよるかと思いますが…)。
今回、北陸の旅について調べてみて思ったのは、各地域ゆっくりと散策しながら楽しめる場所が多いということ。
東京から約2時間半という距離でありながら、スローな時間を楽しむことができそうです( ̄∇ ̄*)
これからの時期、雪が多くなる北陸地方ですが、雪景色の茶屋街や雪見風呂なんかも風情がありますよね♪
皆さんも、再開通した北陸新幹線に乗って“北陸の旅”楽しんでみませんか?
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