副業の確定申告で必要書類に記載する経費の金額はどこまで含めるの?

お仕事や資格

「副業の確定申告ってどうやるの?」と思っていませんか?

 

主婦でアルバイトをしているけれど、空き時間はネットの副業で稼ぐ!なんて働き方がふえてきましたが、申告のやり方がわからない人もいますよね。

 

必要な書類を知っておいて、早めに準備しておきましょう。

そこで、副業で確定申告が必要な所得金額、必要書類、やり方についてお話していきます

 

また、税金で損しないためにどこまでが経費になるかと、扶養家族がいる方が知っておきたい基礎知識も解説しますね。

 

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副業の確定申告をする金額で所得と経費の具体的な申請の仕方とは!?

1年間の副業利益が、所得が「20万円を超える場合に申告が必要です。

必要諸経費を引いた金額です。

 

で、気になる事って「どこまで経費に入れるの?」

ですよね。

 

確定申告するときに悩むのが「経費」です。

経費で使った分は収入から引いて、所得税を少なくできますが、どこまでが経費になるのかわからない!という人もいますよね。

 

経費の基準は「仕事に関係しているかどうか」です。

 

例えば、自分でハンドメイドした作品をネットで販売している人なら、商品の材料代や送料は経費として扱うことができます。

さらに、在宅ワークなら家賃や光熱費の一部、自分のスマホで取引先と連絡を取っているなら通信費の一部も経費になりますよ。

 

私の場合は、家賃、電気代、暖房費、通信費の一部を経費にしました。

「一部」と言ってもどれくらいなのか、疑問に思いますよね。

 

  • 例えば家賃なら

私はリビングで仕事をしていたのですが、面積にすると約50㎡のうちの10㎡ほどだったので

10㎡÷50㎡=家賃の20%分

  • 例えば電気代、暖房費、通信費なら

週に8時間の作業で、プライベートも含めた全体の使用時間を70時間ほどと考えると

70時間÷8時間=だいたい料金の10%分

 

上記のように計算していました。

この割合は自分で決めて良いのですが、大事なのは「どうしてその割合なのか」説明ができることです。

 

理由がただなんとなくだとか、夫婦で暮らしているのに家賃の50%を経費にするだとかは、税務署に疑われてしまうので、ざっくりとでも面積や時間で割り出すようにしましょう。

 

ちなみに、すべて旦那さんの口座から支払っていたのですが、経費で上げて大丈夫ですし、クレジットカードの明細や領収書があれば十分でした。

 

経費を無理やり上乗せしてしまうと脱税にあたりますので、あくまでも仕事に関係あるものだけにしましょうね。

 

さて、結婚している方は家族の扶養範囲も気になりますし、副業をしている主婦の方は、旦那さんの扶養から外れないように稼ぎたいですよね。

 

扶養によって、所得税と社会保険の控除が受けられます。

配偶者の扶養から外れてしまうのは、経費や控除を引いた後の「課税所得が150万円」を超えてしまった場合です。

 

「103万円ではないの?」と疑問に思う方もいるかもしれませんが、それは配偶者以外の家族の場合なんです。

 

ただ、奥さんも課税所得が103万円を超えると所得税がかかって支払わなくてはいけないので、収入の大きさによってはその枠内に収めた方がお得ですね。

 

さらに、会社に勤めている人は会社にもよりますが、130万円を超えると社会保険に加入しなくてはいけなくなり、将来の年金は増えるとはいえ、大きな出費です。

 

家計にプラスするにはかなり収入を増やす必要があるので、バリバリ稼ぐぞ!というのでなければ、旦那さんの扶養内で稼いだ方が良さそうですよね。

 

経費にできるもの、利用できる控除を知っているだけでお得になりますし、申告すること自体は難しくはないので、参考にしてみてくださいね。

 

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副業の確定申告のやり方を簡単に作成する方法を図解で徹底解説!

書類整理をまめにやっておけば、副業者の確定申告はそれほど難しいものではありません。

「所得がわかる書類」と「控除の証明書」をもとに申告書を作成、税務署に提出して完了です。

 

国税庁の公式サイトにある「確定申告書等作成コーナー」で作るのが、いちばん簡単ですよ。

申告書の入力画面の指示にしたがって、打ち込みして印刷をすれば、あとは窓口に持っていくか郵送します。

 

作成コーナーを利用した手順

  1. 「作成はこちら」をクリックして作成を始める
  2. 「新規作成」をクリックして、利用規約を読んでから「同意」をクリック
  3. 給与以外の収入がある人は赤枠の「作業開始」をクリック
  4. 生年月日を入力したら、所得金額を入力していく

*「入力」をクリックすると、項目ごとの入力画面に移ります。

  1. 所得と同じ手順で控除金額を入力していく
  2. 「計算結果画面」が表示されて所得税額が自動計算される
  3. 住民税の情報を入力する
  4. 納付方法を選択する
  5. 住所などの個人情報を入力する
  6. 内容を確認、印刷して完了


給与所得は「源泉徴収票」の内容を、指示どおりに入力していくだけです。

その他の収入の入力画面では、経費の金額を打ち込みます。

 

申告書の作成は難しそうなイメージを持っていたので、最初は「きちんとできるかな?」と不安でした。

でも、わからない言葉が出てきても説明書きや詳しい解説ページのリンクが必ずあるので、画面の指示に沿って手順どおり進めていけば、案外簡単に作成することができました

 

電話で税務署に相談することもできるので安心です。

 

 

まとめ

 

副業の収入が少ない人でも、住宅ローンや医療費の控除でお金が返ってくることもあるので、申告しておきましょう。

 

申告するときになって苦労しないために、日常的に帳簿づけや領収書の整理はやっておくと良いですね。

国税庁のサイトを利用して申告書を作成すれば、簡単にできるのでオススメです。

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