錆に強く見た目もキラキラして、とってもおしゃれなステンレスフライパン。
私も実家に住んでいた時にはステンレスフライパンを使っていたので、とても馴染みがあります。
使ってすぐ水をかけられるのって、ステンレスと鉄だけですよね。
簡単に汚れが落ちるのも好きでした。
デメリットは重さ!
鉄ほどではないですが、とにかく重い。
他にも、食品がくっつきやすい、なかなか温まらないなどのデメリットもあります。
でも、使い方次第では一生使い続けることができるんですよ!!
ステンレスフライパンについて、詳しくみていきましょう。
ステンレスフライパンは鉄フライパンやテフロンより悪いのか!?
ステンレスのフライパンって見た目が綺麗なので、キッチンに置いておくだけで華やかになりますよね。
私の実家でも20年ぐらいステンレスのフライパンを使い続けていました。
熱いうちに水につけて「ジューッ」と言わせながら、汚れが浮き上がる。
焦げた部分はタワシで磨くとツルツル、ピカピカ!!
このやり方に慣れていたので、社会人になって買ったテフロン加工のも同じようにしたら、1か月で使えなくなりました(@_@)
表面がボロボロ、ズタズタ…タワシのあとが…。
今じゃテフロン加工のフライパンが主流ですもんね。
私のも2,000円が一瞬でパーでしたよ(T_T)
では、なぜステンレスや鉄よりもテフロン加工のフライパンが主流になったのでしょうか?
それは、ステンレスや鉄のデメリットが関係しています。
ステンレスのフライパンのデメリットは3つ!
- 重い
- 食品がくっつきやすい
- 温まるのが遅い
1.重い
テフロン加工のフライパンを持った時、思わず「軽っ!!」と驚いたことがあります。
重いのは、鉄>ステンレス>テフロン加工と言われています。
確かにテフロンは軽い…。
鉄もステンレスも重い…。
ステンレスを使っていた実家の親も、高齢になって手首が痛いからとテフロン加工に買い替えていました。
軽くて手首も痛くなくなったと喜んでいました。
しかし、ネットに売られているフライパンを見てみると、あまりグラムに差はなかったです。
鉄で1000~2000g、ステンレスで900~1500g、テフロンで800~1200gのものが多かったです。
28センチなど、本体が大きいものほど重くなります。
大きいものはテフロン加工、小さいものはステンレスにするなど、使い分けをするといいかもしれませんね。
2.食品がくっつきやすい
ステンレスは油をひいて、全体に広げてなじませないとひっつきやすくなります。
これは、フライパンの中で温まってない部分があると、そこにある食品がひっつきやすく、焦げやすくなるためです。
油の馴染み方は、ステンレスより鉄の方がいいです。
鉄は使うたびに油が馴染んでいきます。
ただし、油を馴染ませるための空焚きなど、お手入れが大変です。
その点、ステンレスは丈夫で面倒なお手入れも必要ありません。
ちなみにテフロン加工は、油をはじき馴染みません。
使い始めはくっつかないのでびっくりしますよね。
食品のくっつかなさは、テフロン加工が1番優秀です。
でも、テフロン加工は剥げやすく、剥げると食品の貼りつきは尋常じゃないです。
テフロン加工の買い替えって、食品が貼りついて酷い料理になった時に決意しませんか(@_@)!?
食品がくっつきやすいのは、ステンレス>鉄>テフロン加工です。
しかし、ステンレスは上手に使えばお手入れも必要なく、長く使えると考えていいでしょう。
3.温まるのが遅い
ステンレスは温まるのに時間がかかるので、必ず予熱が必要になります。
しっかり温めないと焼きムラが出来たり、焦げ付きの原因にもなってしまいます。
その点、鉄とテフロン加工はすぐに温まります。
全体が温まるので、焼きムラも少ないです。
ただし、鉄は熱の伝導が良すぎるため、ほっておくと焦げてしまうので注意が必要です。
デメリットも多いステンレス。
でも注意しながら使えば、一生使い続けることもできちゃうんですよ!
上手に使い続けるコツについて、見ていきましょう。
ステンレスフライパンは一生ものという由縁は使い方にコツがある!?
ステンレスフライパンを上手に使い続けるコツは3つ!
- まずは予熱をする
- 油は全体に行き渡せる
- タワシで擦りすぎない
調理をする時は、まず予熱をしましょう。
空のフライパンを3~4分加熱します。
水を垂らして、まあるい水滴ができるようになったら十分に温まっています。
水滴を拭きとり、油を全体に行き渡るようにしましょう。
油を引いて1~2分したら、調理をしても大丈夫です。
これで焼きムラもなく、焦げ付きもなくなります。
調理が済んだら、熱いうちに水に浸けて汚れを浮かしましょう。
普段の汚れは柔らかいスポンジでこすればとれます。
頑固な焦げ付きは一気にタワシで擦りたいとこですよね。
丈夫なのでやってもOKですが、表面にちょっとだけ傷はついちゃいます。
細かくて小さな傷でも、やっぱりくすみが目立ってしまいます。
取れないからすぐタワシ!!
じゃなくて、重曹を溶かした水で煮沸してみてください。
これだけでもかなりの焦げがとれますよ。
それでもダメならタワシを、力弱めですってくださいね。
まとめ
ステンレスのフライパンはサビに強く、見た目も綺麗ですがデメリットも多いです。
重い、食品がくっつきやすい、温まるのが遅い。
しかし、予熱をしっかり行い、油を全体に行き渡せれば上手に調理できますよ。
丈夫な素材ですが、表面に傷がつくとどうしてもくすんでしまいます。
焦げがついたらすぐにタワシでこするのではなく、重曹を使って綺麗にしてみてくださいね。
コメント