あなたのお子さんは緊張しやすいタイプですか?
うちは、発表会の度に「ドキドキする~」と言っています。
幼稚園の時は、お遊戯会など発表する当日は朝から無表情になり、話しかけても聞こえなくなるほどドキドキしてしまっていました。
小学校低学年の時は『このドキドキが刺激的で好き』と言っていたのに、高学年になり、また『ドキドキする。無理~。』と言うようになりました。
どうにかしてあげたい!
あなたも、そうではないでしょうか?
対策やコツを紹介していきます。
発表する場で緊張しないための対策とは?
子供のドキドキ、なんとかしてあげたいですよね?
でも親である私たちの声掛け次第で、更にドキドキを高めてしまう可能性もあります。
言葉選びは慎重にしないといけませんね。
ただ、1つ言えること。
それは、親が緊張しないことです。
親が緊張すると、その気持ちが子供にも伝わってしまいます。
気を付けてください。
では、発表本番でドキドキしすぎないための対策を紹介していきます。
まず大切なこと。
それは、しっかり練習をしておくことです。
当たり前だと思いますか?
そうですよね。
準備しておかないと、やっぱり失敗するかもしれないって気持ちが強くなってしまうのではないでしょうか?
たくさん練習したけど失敗したらどうしよう?
と心配になりドキドキが高まるタイプのお子さんがいます。
反対に、練習していないのだから失敗しても当たり前。
こう思うお子さんもいます。
また、たくさん練習したから大丈夫。
と、思うお子さんもいます。
あんなに練習したのに失敗したら笑われる。
そんなお子さんもいますよね?
うちは、失敗したら笑われると恐れてしまうんですよね。
だから練習してもしなくても、とにかく失敗を恐れるんです。
だから私は子供に、こう言葉かけをしています。
これが正しいか?
もしかしたら間違えているのかも?しれませんが、これで私の子供はドキドキしなくなります。
どんな言葉だと思いますか?
『みんな自分の子供しか見てないから失敗しても気付かれないよ。』
こう子供には言います。
学校の音楽発表会で、失敗したら恥ずかしい・・・そう子供は思っています。
でも、130人くらいの子供が壇上で、一斉に合奏です。
保護者はみんな自分の子供の写真を撮ったり、ムービーを撮ったりすることに一生懸命です。
ソロパートもありますが、一瞬で注目を浴びることはまずありません。
それに失敗しても、1人の失敗ではまず周りに気付かれることもありません。
そのことを説明すると安心するようで、ドキドキがなくなっていきます。
こんな私の声掛けどうでしょう?
あまりよくないでしょうか?
他には、こんなことも言いますよ。
どんなことだと思いますか?
『自分が楽しむことが大事だよ!』
こう言うようにしています。
子供はダンスを習っていて、そこの先生が子供たちにいつも発表直前にこう言ってくださいます。
『ドキドキするよね~。
でもさ、いっぱい練習したんだし、失敗を怖がって小さな踊りになるより、間違えたっていいから、いつも通り大きなパフォーマンスをして楽しもうよ♪
その方が見ているお客さんも楽しい気持ちになれるよ!』
たしかにそうだなと、私は思います。
あなたはこの言葉、どう思いますか?
自分が見られていると思うからドキドキする。
でも、実際はそこまで自分が注目されているわけではないことがわかると、ドキドキが解けていきます。
またドキドキから縮こまるよりも、楽しんでいる姿を見せる方が大切ということで、子供も『なるほど!』と思うようで、笑顔になります。
発表会で緊張しないためのコツとは?
これも色々考え方とかありますが、1つ言えることは「場慣れ」でしょうか?
初めてのことは、きっと誰でも緊張しますよね?
そんな緊張する場面も経験を積み重ねていくと、だんだんと少しずつではあるものの、慣れていきませんか?
大人だってドキドキすることありますよね?
でも経験がある分、子供よりは落ち着いているのではないでしょうか?
小さいうちはドキドキとかなく楽しんで終わっていくのが、成長とともにドキドキする、どうしよう?と思うようになるのは、色々とわかってきている証拠です。
これも経験を積んでいるからです。
更に経験を積んでいくと、少しずつは落ち着いてきます。
それでも大きくなると、またプレッシャーも強く感じるようになってくるので、ドキドキは永遠です。
そんなドキドキに対する、落ち着くためのコツもあります。
普段から、成功した時のイメトレをする。
これ、結構子供にとって力になります。
上手にできた時をイメージさせるんです。
繰り返していると、失敗したらどうしよう?から、上手にできた時をいつもイメージできるようになりドキドキしなくなっていきます。
周りの人は、自分を温かく受け入れてくれていることを伝えましょう。
失敗したら笑われる、叱られる、注意される、これの繰り返しが子供を更にドキドキ悪化へと導いてしまいます。
そこで、反対のことを普段から伝えていきましょう。
失敗しても誰も笑わないよ。
一生懸命頑張っている事、みんな知っているよ。
楽しくできれば、それが一番だよ。
これを伝え続けることで、子供は無駄な緊張をしなくなっていきます。
そして、それでもやっぱり本番前はドキドキします。
そんな時は、深く呼吸をすることを教えてあげてください。
深く息を吐いて、その後に思いきり息を吸ってごらん。
そうすると気持ちが落ち着くよ。
暗示とも違いますが、これで子供は大分気持ちが落ち着いていきます。
最後に
いかがでしたか?
お母さんの言葉かけで、お子さんの本番前のドキドキが解けることって結構あります。
私も言葉かけは慎重にしつつ、でもあまり慎重に言葉選びをしすぎると、それが子供に伝わってしまうこともあるので気を付けています。
経験を積んで慣れていくこと。
でも、周りの温かい環境作りも対策には必要です。
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