新入社員研修で気を付ける事!育て方は教えるではないという事!

お仕事や資格

春になるとフレッシュな新人さんが会社に入ってきますね。

そんな新入社員を見ていると、自分が新人だった頃を思い出したりしませんか?

そして自分も初心に返る、良いチャンスになったりすることはありませんか?

 

私は入社して10年以上経っても、4月に新入社員が入ってくると、あの時の自分に戻ります。

 

さて、新入社員研修って、受けてる立場と指導する立場って難しいもので、新人さんがだるそうにしていたり、辛そうにしている姿を見ることはないでしょうか?

そんな時、あなたはどんなアドバイスをしますか?

 

私が新人の時は怒られましたが、今はそういう時代ではないですよね?

そこで、良いアドバイスの仕方を紹介していきたいと思います。

 

 

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新入社員研修で大切な事はアドバイスをするは間違え!?

まず1つ言えること。

どんなことだと思いますか?

それは、研修とは楽しいことではないということです。

社会人としてのマナーなどを学ぶのが研修ですよね?

 

学校の勉強とは違いますが、社会人としての勉強の場です。

だから、辛いこともあるでしょう。

だるいこともあるかもしれません。

 

だって、すぐに仕事をする立場の人なんですから。

だから、あまり甘やかすことはありません。

 

私にも経験があります。

新入社員が入ってきて、研修の担当になったことがあります。

 

私が当時勤めていた会社は、入社式を終えると新入社員全員が一斉に研修を受けるスタイルでした。

人事部の人がリーダーとなり、各部署の代表が研修を行います。

1週間から10日間で会社組織やビジネスマナーなどを学んで各部署へ配属となります。

 

配属された先で、更に細かい研修を受けます。

私は、配属された新入社員の研修担当に何回かなりました。

 

ものすごく熱心に仕事を学ぼうとする人もいます。

だるそうにする人もいます。

口では熱心そうにしているものの、態度はだるそうにしている人もいます。

 

それぞれ性格もありますしね。

それぞれの反応があっていいです。

そう私は思っていました。

 

あなたはどうですか?

新人なのに怠そうとか、態度が悪いと思いますか?

 

では質問を変えますね。

 

あなた自身が新入社員の時、研修は辛くなかったですか?

だるいと思いませんでしたか?

 

誰でも多かれ少なかれ、辛いとかだるいとか思ったことがあるのではないでしょうか?

もちろん私もありますよ。

 

私は、高卒で就職しました。

高校なので、午後の授業は3時半とか4時前には終わっていて、その後は部活かアルバイトの毎日です。

つまり楽しい時間でした。

 

それがどうでしょう?

就職したら夕方5時過ぎまで、仕事のために拘束されるではありませんか!

慣れるまで本当に毎日が苦痛でした。

 

窓の外は高速道路という環境でした。

小・中学校のころは窓から富士山が見えて、高校も緑に囲まれた環境でしたが、就職先は都会で緑もないし、富士山も見えない。

見えるものは高速道路の車でした。

息抜きもできなくて、辛い毎日でしたね。

 

あなたはどうですか?

日々充実していましたか?

今時で言う『リア充』していたでしょうか?

 

もちろん、態度に表すのはよろしくはありませんね。

そこで自分の時のことも思い出しながら、アドバイスをしてみませんか?

 

 

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新入社員研修で何をする?実際やる気を出させた育て方!

では、具体的に紹介していきますね。

 

1つ目

新入社員に、どうして研修が必要なのか?具体的に伝えましょう。

いきなり仕事をするのではなく、どうしてビジネスマナーを学んだり、会社組織を学ぶのか?それが新入社員にとって、どんなメリットがあるのかを伝えください。

 

それが理解できると、やる気アップにつながり、態度も激変すること間違いナシですよ。

 

私も自分の部署のことを教えていたものの、新人さんがだるそうにしているので、試しに!と、仕事を振ってみました。

結果は・・・?

どう思いますか?

できませんでした。

そこで、この部署についてを知っておかないと仕事もできないことを新人さんは痛感し、その後からは、だるそうにせず一生懸命研修を受けてくれるようになりました。

 

2つ目

一方的な講義ではなく、ロールプレイにしましょう。

 

教える側が一方的に話していても(学校の一般的な授業のように)つまらないですよね?

そうではなく、新人さんにも動いてもらうロールプレイ式に変えてみてください。

その方が眠くもならないし!?楽しめる場面もあったりして、新入社員の気持ちをグッと引き寄せられます。

 

3つ目

認めて、褒めてあげましょう。

 

緊張していて、うまくできないこともたくさんあります。

でもそんな時も、まずは認めて、褒めてあげてください。

 

電話対応が緊張して声が震えていた時・・・

『誰でも緊張するものです。

でも、それはあなたが真剣にきちんと対応しているからこそですよ。』

こんな風に声をかけてあげると、やはりやる気アップにつながります。

 

私も文字を書くのがゆっくりすぎる新人さんに、本心では『スピードアップ』と言いたかったですが、そうするとプレッシャーになるし、雑になっても困ります。

 

あなたなら、どんな風に声掛けをしますか?

私は、こう言いました。

『丁寧にできていますね。でも、配属前の研修で、時は金なりって教わったよね?(効率よく仕事をすることを学びます)丁寧なのは良いことだけれど、時間も少し意識して進めてみてね。』

こう言ってみました。

 

慣れるまで、とにかく与えられたものは、そこ一点に集中しすぎてしまうことがある人の場合、こう言うだけで時間と丁寧さと両方を意識できるようになりました。

 

遅い!早くして!

 

こう言ったら、やる気ダウンですよね?

丁寧なことを認めて、でも速さも求めることを伝える。

難しいですが、こちらも丁寧に伝えてみましょう。

 

 

最後に

いかがですか?

 

辛そうとか、だるそうとか、人間誰でもあるものです。

そこをやる気にさせるのか、やる気ダウンさせてしまうのか、それはあなたの次第ですよ。

 

仕事なので辛いこともあるし、嫌なこともあるけれど、そういうことも含めて研修で学べるように指導できるといいですね。

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