ジーンズのメンズとレディースの違いを見分けるポイントは骨盤とその周辺を見ればすぐわかります。
身長や体重が同じ、似たような体型であったとしても、男性の体と女性の体で顕著に違う部分。
胴体から腿にかけての部分を比べてみるとわかりやすいのですが、男性はほぼストレートに近いラインになるのと比べると、女性はそれに対して腰のくびれとヒップラインの張り出しが大きいことが多いのです。
そうした本来の体型に違いが大きい部分だから、ジーンズもまた、メンズとレディースで違いというものがあるのです。
ジーンズのメンズとレディースの見分け方は比較する所が判れば簡単!
先ほど書いた通り、ジーンズのメンズとレディースには違いがあります。
理由も簡単に書きましたが、実際に見分けるとなってもそんなに難しいことはありません。
レディースの方が、同じウエストサイズのメンズと比べると
- ヒップ側に大きめの余裕をもたせてあり、
- ヒップのカーブも弓なりになる部分に丸みが強く
- さらに腿の部分にもやや余裕がある場合が多い
というあたり。
つまりはウエストとヒップのサイズを比較して、差が大きい方が女性向けということが多いのです。
店舗で実際に見て購入する場合、吊るされて展示されている場合でも、畳まれて展示されている場合でも、どちらであっても比較はしやすいので見分けやすいですね。
そもそも、メンズとレディースで完全に棚を分けていることも多いですし、それでもわかりにくい場合は店員さんに相談してみるのも正しい方法ですよ。
そういえば、よくある男女の衣類の違いとしてもうひとつ、シャツなどを見るとボタンの掛け合わせが男女で違うというのがありますね。
こちらも気になったためにちょっと調べて見てみましたが、ジーンズの場合はホックやボタンの掛け合わせに左右の違いはない場合が大半のようです。
ですからこの点では、メンズとレディースを見分けることはできないようでした。
ジーンズのサイズの見方でインチの換算はセンチを簡単に考える!
ジーンズを購入しようとしてお店に行き、いざサイズを確認しようとすると、30とかいう謎の数字があって…
いったいこれは何の数字なの!? と思ってしまいますよね。
実はこれは「インチ」という単位。
ジーンズはこのインチを使ってサイズ表示されていることも多いのです。
なぜならジーンズは元々、アメリカで生まれた作業着。
そしてアメリカは長さや重さに、現在世界でほぼ唯一と言ってもいい「United States customary units(米国慣用単位。日本語で『ヤードポンド法』)」を採用している国なのです。
さて、では実際にその数字を見慣れた『メートル法』に換算してみます。
1インチは25.4ミリメートル=2.54センチメートル。
つまりジーンズの30という数字表記は30インチ=76.2センチメートルのこと。
ウエストサイズとしてしっくりきやすい数字になりましたね。
細かすぎるところまで覚えようとすると換算しにくいものですが、1インチを約2.5センチメートル。つまり「4インチで10センチメートルくらい」と覚えておくと、いい感じの目安になりますよ。
まとめ
夫のジーンズにダメージが大きくなってきて、もうだめでしょ、となった時、とりあえずの応急処置ということで色柄の似た私の大きめのジーンズを穿かせてみたことがあります。
私は衣類にこだわりがなく、逆に夫は比較的自分の好みのものしか着ないという人なので、(だから衣類の買い置きなども種類や数が少なくて困ることがあります…)これまでにも夫が着ないセーターなどを私が着たりするような衣類シェアをしたりしていたため、ジーンズもいけるのかなと思ったのですね。
身長体重は夫の方が大きいものの、見た感じでは大丈夫かなと判断したつもりだったのですが、結果、やはり穿くのは無理でした。
正確には、穿くことができても外を歩くにはちょっと…という仕上がりになりました。
ふと思いついて私が夫のジーンズを試してみたところ、ヒップ部分はきつかったもののなんとか入り、しかしウエストがとてもゆるゆるという、これまた微妙な結果に。
そのときに、ジーンズの男女の違いというものを理解しました。
骨盤のサイズや開きかたが男女で違うのですから、考えてみれば当然のことですよね。
それに、ジーンズは元々アメリカの作業着。
頑丈な厚い布地からして伸張性が少なく、体型に比較的ぴたりと合っていることが求められる衣類ですから、なおさらです。
面白いことがわかったけれど、融通がきかなくて困るねえ。
そんなことを話しながら、ジーンズのシェアは諦めて、あらためて夫の新しいジーンズを買いに行くことになりました。
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