スマホに夢中な子供、増えていませんか?
電車の中やスーパーでカートに乗っているとき、病院の待合室、自転車の後ろに乗っているとき等、あらゆる場面でスマホを持って凝視している姿をよく目にします。
私は、はっきり言ってあまり好きな光景ではありません。
でも、あると便利なのは確かです。
私が長女を出産した時、スマホがまだ世の中に出回っていませんでした。
今で言うガラケーを持っていましたから、携帯で動画を見ることは考えもしませんでした。
確かに、子供と長時間車に乗る時、退屈し始めたら泣いてしまうことが多いです。手遊びしたり、歌を歌ったりするけどそれも長くは持たず。
車でテレビのような動画を見ることができれば退屈しないのに、と何度も思いました。
そう、スマホはあると便利なのです。
子供の好きなものを見せることができるし、泣かずにいてくれる、静かにいてくれる便利なアイテムなのです。
現在のようにスマホがあれば、私も冷や汗をかきながら、子供をあやさずに済んだかもしれません。
私は、DVDに任せて子供を静かにさせておくのも嫌いでした。
お料理をしている時、DVDを見てくれていたら静かだろうな、とは思うのですが本当にDVDに任せていいのだろうか?と疑問も生まれてくるのです。
人とのコミュニケーションを取れず、画面の中の世界だけを見続けるのはどうだろう。
ゲームもそうですし、スマホものめり込んだら抜け出せないんです。
ではそのスマホとどのように付き合っていくか?
私の取り組んでいる事についてお話します。
幼児に増えているスマホ中毒!?
私は、中毒性があるところが好きではありません。
もしあの頃、スマホを使っていたらって考えたりもしますが、多分渡さなかったでしょう。
スマホの他に遊べるものはたくさんあります。まず、それに気付いて欲しいです。
子供は、両親や友達との話や遊びの中から「学び」をします。
スマホばかりをしていたらその「学び」がなくなってしまうのです。
ママやパパとの会話も、もちろんできません。
それは子供のためにならないと思います。スマホが親の代わりはしてくれません。
スマホがあれば、夕飯のおかずをもう一品増やすことができたかもしれない。
スマホがあれば、もっとゆっくりと買い物できたかもしれない。
スマホがあれば、電車の中で静かにしてくれたかもしれない。
スマホがあれば、育児がもっと楽だったかもしれない。
そう思うことが多々あります。
でも、スマホがなかったから、子供と一緒にご飯を作ることができました。
作業はゆっくりだったけど、話をしながら楽しくできました。
一緒に何かをすることは、子供の自信へと繋がるのもわかりました。
スマホがなかったから、スーパーにある野菜の名前を覚えることができました。かごに入れながら品物の名前を言うので、よく覚えてくれました。
スマホがなかったから、車に乗って窓の外を見て景色を楽しめました。
スマホがなかったから、切磋琢磨して子育てをしました。
もし、スマホに子守を任せっきりにしていたら、子供と関わることもあまりなかったでしょう。
怒ることも、そして笑うこともなかったと思います。
スマホがなかった分、たくさん怒ってたくさん一緒に笑いました。
スマホに頼っていたら、学ぶことができないことばかりです。
もちろん、スマホから学べることもあるでしょう。
でも、それはほんの少しです。心に残る学びとは言えないのではないでしょうか。
しかし、スマホは便利な部分もあるのです。そこは否定できません。
現代に生きていて、やはり欠かせることができないなと思います。
スマホが便利だと思う場面はどんなときでしょうか。
私は、乗車中です。
先ほど、景色を楽しめたとお話しましたが、ギャン泣きが始まると景色どころではありません。
1人で運転している時は、途中で止まってあやして、ということをしているとなかなか前に進めないのです。そんな時は、大好きな動画があるととても助かります。
スマホの全てを否定できません。必要な時に活用するのは大賛成です。
ただ、中毒レベルになると話は別です。
では、どうすればいいか分からない方、子供とルールを決めてはいかがでしょうか?
幼児とスマホは時間を決めて上手に付き合おう!
幼児がスマホを使う時、正しい使い方をすればとても便利です。
現代では、スマホなくしては生活できない部分もあります。
先ほどもお話しました、車や電車、飛行機の移動時に子供を飽きさせない為にはとても役に立つと思います。
テレビゲームを楽しむ感覚でスマホをしている子供さんもいるでしょう。
そんな時は、ルールを決めて使うようにしましょう。
時間を決める
長時間、スマホを触らないように時間を決めましょう。
20分や30分と時間を決めておくといいですよ。
うちでは、約束の時間を破ったら次の日は、スマホ禁止にしています。
これは、幼児期だけじゃなく学童期に入っても同じ約束をしています。
たまに「後5分だけ〜」と延長をせがむ時があります。
その時は、5分だけ待つようにしています。5分間は、何も言いません。
毎回5分延長をせがまれたら?
まずは、しっかりと時間を守れるようになってから、時々延長も許すようにしています。
1人では触らせない
自分の部屋にはスマホを持ち込まないようにしています。
みんなのいるリビングでの使用という約束です。
まだまだ何をやらかすかわからない年齢なので、安心はできません。
まとめ
いかがでしたか?
スマホは、使い方次第でとても便利です。
どうスマホと付き合ったらいいのかを子供さんと話し合ってみてください。
スマホ以外の楽しみを他に見つけてみるのもいいですね。
子供だから、外で思いっきり走り回るのも楽しいものです。
これからスマホはさらに進化します。関わらないわけにはいかないと思います。
間違いなく便利なものなので、上手に付き合っていきたいものですね。
コメント