会社員として働いていると、何回か、このようなことで悩んだことはないでしょうか?
ない方がいいけれど、やはり職場の人の不幸は、会社員をしていると、何回も訪れる出来事です。
私もOL生活を10年ちょっとしていましたが、何回もありました。
その時いつも悩むのが、香典はいくらくらい包むか?ということでした。
お付き合いがあったかどうか?といったことも関係してきますが、いくらくらい包むものなのか、一般的にはどうなのかなども知りたいですよね?
今回は、職場の人に不幸があったときの香典はどこまで出すものか、また包む場合の相場などについてお話をしていきます。
同僚の香典の相場は目安などある?
私も、何回も経験してきました。
先輩社員のお母さまが亡くなったり、社員本人が亡くなったこともありました。
上司のご両親が亡くなったこともありました。
その時に私が実際にどうしたのか?
また一般的にはどうするのか?
などをお話します。
まず一般的には、職場の人本人の場合、父親・母親の場合、祖父・祖母の場合は包みます。
しかし一般的と言いましたが、これが『絶対に正しい』わけではありません。
特に祖父母の場合は、同僚と同居だったか?とか、同僚にとって父方の祖父母なのか、母方の祖父母なのか、そして年齢などによっても違ってきます。
職場の人がまだ20代の場合、祖父母といってもまだまだお若い方も多く、その場合は包むことも多いですが、同僚が40代くらいの場合、祖父母は若くても80代以上になりますよね。
その場合、包まないケースが多い印象です。
これは私の体験談になります。
高齢で亡くなると、ご家族も密葬をすることが多く、弔電等もお断りしますという場合も結構多いです。
また会社によってですが、従業員の親の場合は包むけれど、それ以外の親族(祖父母や兄弟など)の場合は包まないという決まりがあるところもあります。
ですから絶対的な決まりはなくて、ケースバイケースといったところです。
私の場合ですが、まだ若いうちにお母様を亡くされた同僚が2人いました。
この時は包みましたし、お通夜にも参列しました。
上司の親御様が高齢でお亡くなりになった時は家族葬で、弔電等もお断りしますとのことでしたので、包みませんでした。
また私の母と祖母の場合は、私が20代の時に亡くなりましたが、母の時は包んで下さり、上司が代表でお通夜に参列してくださいました。
祖母の時は家族葬を行い、会社関係者の方は全てお断りしました。
このように、職場の人のご家族側の考えもありますので、必ず参列しないといけないとか、必ずやらなければいけないことというものはありません。
周りの方と相談して決めると間違いありません。
相場もあってないようなものですが、だいたいの目安をお話していきます。
同僚の香典の金額はいくらくらい?
では、金額についてです。
年齢と立場により変わってきます。
あなたが20代で一般職と想定してお話をしますね。
- 職場の人本人が亡くなった場合→5000円
- 同僚のご家族→3000円から5000円
これが相場と言われています。
いかがですか?
高いと思いますか?
安いと思いますか?
実は、こんな話を聞いたことがあります。
職場の人のお母さまが亡くなった人からの話です。
それまで職場の人のご家族が亡くなったときは、いつも3000円包んでいたそうです。
周りの人もそうしていたので何も考えずに、それが当たりまえのように、そうしてきたそうです。
ところが自分が親を亡くして葬儀をする立場になったとき、3000円だと返礼品を用意するとマイナスになってしまったというのです。
だから、それからは職場の人のご家族がお亡くなりになったとき、包むのなら5000円包むようにしているという話でした。
包む側はお返しをもらうつもりはありませんが、喪主側は返礼品を用意するので、3000円だと赤字になってしまうんですね。
だから、最低5000円というのも一般的ではありませんが、自分が経験してそうしているという人もいるという話でした。
その職場の人とのお付き合いの深さや年齢によっても金額は変わってくるので、あなた自身も必ず包むならば5000円で、と言っているわけではありません。
ただ返礼品をいただくことを考えると、あまり低い金額だとお線香代を包んだつもりでも、逆に相手が赤字になってしまうかもしれないという話でした。
ただ最近は香典を包んでも返礼品がない場合も結構あります。
相手の方が金額に応じて・・・ということなのかわかりませんが、職場の人ですと葬儀が終わって落ち着いて出社してきた時に、菓子折りを持ってきて『ありがとうございました』と、そのお菓子を職場のみんなで分けていただいて、それが返礼品ということも多々あります。
ですから、相場はありますが、やはりあなたの気持ち次第といったところです。
最後に
いかがですか?
相場や、一般的にはどうするのか?
どのくらいの金額がいいのか?
といったことをまとめました。
しかし、会社の決まりやあなた自身の気持ち、職場の人と合わせる方が良かったり、色々ありますよね?
ですから、ここでお話したことは、『目安』として捉えてください。
迷った時は『このくらいなのね』と思ってください。
ない方がいいけれど、どの家庭にも訪れることなので、いざという時に迷わないよう、知識として知っておくと、まどわずに対応できますよ。
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