あなたは、漢検を受けたことがありますか?
漢検とは、日本漢字能力検定の略称です。
資格を持っていると、人生なにかと有利になりそうな?
そんな感じがしませんか?
しかも漢検1級です。
漢検1級って…聞いただけで難しそう。。。
そう思いますか?
そこで漢検1級のメリットはどのような事があるのか、またその難易度から合格率などを紹介していきます。
漢検1級の合格率を踏まえてメリットはどんな価値がある!?
資格というと、どんなイメージがあるでしょう?
仕事に直結する技術というイメージがありますか?
そうですね。
私は簿記や珠算、ワープロや情報処理、販売士やホームヘルパーの資格を持っています。
簿記や珠算、情報処理は事務系の仕事に、販売士は販売員など、ホームヘルパーは介護職に就く時に優遇されます。
では漢字検定は・・・?
これと言ってパッと、この仕事!というものはありません。
でもそれだけの知識を持っているというアピールにはなりますよね。
なんと言っても合格率5パーセント前後の漢検一級を持っているって、本当にすごく誇りに思えることです。
でも具体的なメリットがないと、頑張れない。
何かに役立つならば頑張ろうと思える。
そう思いますよね?
漢検1級に限ったことではありませんが、漢検を取得していると高校や大学、短大などに進学する際に評価される学校が増えています。
高校受験には、3級以上を取得していると評価対象とされる学校が増えてきています。
短大や大学に進学する際に有利になるのは、2級以上です。
学校により級設定なしというところもありますし、3級以上という条件のところも実際にあります。
でも、多くは2級以上や準1級以上となっています。
そんな中で1級を所持していたら・・・これは評価が高くなると思いませんか?
それに入試に有利になるだけではありませんよ。
漢検1級を所持しているということは、それだけ自分に自信が持てると思いませんか?
うちには小学生の子供がいます。
夏休み明けや冬休み明けには、漢字テストが行われます。
80点以上とらないと追試です。
でも、この問題が出ますという問題用紙が、夏休みや冬休みの宿題に出るんです。
100文字、問題が予めわかっているので、それならば合格できると思いませんか?
もちろん勉強しないと簡単には合格できません。
でも難易度としては、かなり低いです。
その点、漢検はどうでしょう?
過去問はあるものの、本番になるまで何の文字が出るかわからない。
慣れない場所で、周りも知らない人だらけ。
その環境でいつもの力を発揮するって、とても大変なことです。
そんななか、合格できたら・・・?
それは自分の大きな自信につながると思いませんか?
これは大きなメリットです。
他にも漢検1級に合格できるということは、日常生活の漢字に困ることがなくなります。
ゼロになるかはわかりませんが、新聞の漢字や難しい本もスラスラ読めるようになると聞きますよ。
これも大きなメリットですね。
大学や短大の入試に評価されるという話を先ほどしましたが、企業でも評価するところがあります。
やはり漢検を所持していて有利になることはあっても、不利になることはありません。
漢検1級の難易度から合格率はどれくらい難関なのか!?
まず漢検全体の難易度から紹介します。
- 10級→小学1年生修了程度
- 9級→小学2年生修了程度
- 8級→小学3年修了程度
- 7級→小学4年修了程度
- 6級→小学5年修了程度
- 5級→小学6年修了程度
- 4級→中学在学程度
- 3級→中学卒業程度
- 準2級→高校在学程度
- 2級→高校卒業・大学・一般程度
- 準1級→大学・一般程度
- 1級→大学・一般程度
このように、10級から1級まであります。
小学1年生修了から大学・一般程度までとなっています。
漢検1級は・・・最高峰ですね(@_@。
一言で言うと、やっぱり難しい・・・。
ちなみに、全体の合格率も紹介します。
- 10級→95パーセント前後
- 9級→90パーセント前後
- 8級→85パーセント前後
- 7級→85パーセント前後
- 6級→80パーセント前後
- 5級75パーセント前後
- 4級50パーセント前後
- 3級→45パーセント前後
- 準2級→30パーセント前後
- 2級→20パーセント前後
- 準1級→15パーセント前後
- 1級→5パーセント前後
このようになっています。
これは、だいたいです。
でも、毎回このくらいの合格率です。
さて、1級は・・・5パーセント前後となっています。
5パーセント!?
ということは、100人受験したら5人合格するかどうか、ということになりますね?
もちろん高校受験や大学受験と違い、倍率などはないので、基準点を取れれば全員合格するわけですが・・・漢検1級を受験するということは、それだけ勉強して、それだけ知識と教養を身に着けて挑むのだと思いますが・・・。
それなのに5パーセント前後って(@_@。
これで難易度は一目瞭然ではないでしょうか?
とにかく難しい。
実は先日、私の子供が5級を受験しました。
近くの大学が会場でした。
受験する級ごとに部屋が分かれているのですが、子供は漢検5級を受験して、同じ部屋に漢検一級受験者もいました。
10人くらいでした。
この合格率から、10人の受験者のうち0.5人が合格となりますよね。
ということは、1人も合格できないかもしれないということ?に、なりますね。
もちろん、そこで受験した全員が合格する可能性もありますが、どうだったのか、皆さん合格できている事をお祈りします。
最後に
いかがでしたか?
漢検1級の難易度とメリットについてお話しました。
合格するのは、とても難しい級です。
でももし残念な結果になったとしても、その知識は役立ちますし、何回でもチャレンジできます。
興味のある方、ぜひ取り組んでみませんか?
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