漢字検定、略して漢検という資格が浸透していますね。
受験に有利、就職に有利などと言われています。
また資格は各種ありますが、漢字は小学生から習いますし、日本人にとっては毎日見たり書いたり触れたりしている身近な存在であり、気軽に受けてみようかな!という気持ちにもなるのではないでしょうか?
ところで漢字検定2級って、どのくらい難しいの?
中学生でも受験可能なの?
気になるけれど、どのくらいの壁なのか知りたいという方、ぜひ続きを読み進んでいただきたいと思います。
漢字検定の2級の難易度は何才ぐらいのレベル?
漢字検定を所持しておくと良い、という話を聞いたことがありますか?
中学生ですと、周りのクラスメイトが受けたとか、親御さんから受験を勧められたとか、新聞で見たけれど詳しくわからないという方も多いのではないでしょうか?
実は私の子どもも今、漢検を定期的に受験しています。
小学生です。
えっ?
小学生でも受験できるの?
何級?
色々と、疑問に思うかもしれませんね。
はい。
小学生でも受験可能です。
小学生より小さなお子さんも受験可能ですよ。
実際に漢検の試験会場には、小さいお子さんがたくさん来ています。
数か月前に、私の子供は9級を受験しました。
小2レベルです。
初めての受験でしたので、確実に合格できる級であること。
周りの受験者が小さいお子さんが多い方が、子供自身が落ち着いて無駄な緊張をしないで受験できるということから、現在の学年よりも下の級を受験しました。
そして落ち着いて受験して合格できることで自信をつけて、次へ進んでもらいたいという気持ちで、その級を受験しました。
実際どうだったか?
気になりますよね?
想像通り、周りは小さなお子さんが多かったです。
1年生か2年生くらいのお子さん、もっと小さいお子さんもいたように思います。
ただ試験中は付き添いの大人は会場に入れないので、試験官の話をひとりで聞けて行動できるお子さんではないと、受験は難しいですね。
説明などがわからない時は、自分で挙手をして質問できるお子さんでしたら、何才でも受験可能と考えて良いでしょう。
さて、2級の話に戻します。
どのくらい難しいのか?
2級は、高校卒業レベルの範囲と言われています。
つまり中学生のあなたは、まだ学校では習っていない範囲ということです。
高校3年生の卒業間近、もしくは高校を卒業してからでしたら、比較的無理なく受験が可能とも言い換えられますね。
でも中学生だからと言って、受験不可能というわけでもありません。
先ほどもお話しましたが、9級(小2修了程度)を2年生より小さいと思われるお子さんが受験しています。
中学生のあなたが高校卒業レベルを勉強することよりも、1年生が2年生の範囲を勉強することの方が簡単だと思いますか?
それは個人差があるのでなんとも言えませんが、やはり学年の壁を超えて学ぶということは難しいことです。
実際、私の子供は今6年生ですが、初めての受験の時には4級を受けさせようとしました。
漢字だからテキストで書き順も書かれているし、勉強できるでしょ、そう思っていました。
しかしいざテキストを開いてみたら・・・細かい漢字だったり、意味も書かれているのですが、それが難しい言葉で理解できなかったり・・・(*´Д`)
これは無理だなと即諦めて、自信をなくさないように簡単なものから・・・と考えを改めて9級を受験したのです。
無事に合格できたので、前回は6年生修了レベルの5級を受験しました。
次回は4級に受験する予定です。
話を戻しますね。
なので、やはり自分が今習っている学年より上の級を目指すことは難しいです。
でも不可能ではありません。
2級よりも遥かに難しい1級(漢検の最高峰)を10才で合格という最年少記録があります。
いかがですか?
不可能ではないことを、この少年が証明しています。
2級は高校卒業レベルということなので、あなたが今習っているものよりももっともっと多くの漢字、難しい漢字となりますが、テキストを使って勉強し合格を勝ち取ることは可能と言えます。
私の子供も今6年生ですが、中学生の予習も兼ねて4級を勉強中です。
漢字検定の2級のメリットって何なの?
冒頭でお話したように、漢検を所持していると進学や就職に有利と言われています。
ただ、全ての学校や企業で有利にしてくれるというわけでもありません。
それならば、頑張っても意味なくない?
と、思いますか?
そんなことはありません。
今、高校では3級以上、大学や短大では2級以上を持っていると評価してくれるという学校が増えてきています。
学校により、高校でも2級以上という学校もありますし、反対に大学・短大で3級以上で評価するとか、級は問わないという学校もあります。
あなたの目指す学校が評価してくれるか、もし今は対象ではなくても受験する時には評価対象になるかもしれません。
また私の子どもの体験でもお話しましたが、検定に合格するって、とても自信につながります。
慣れない場所で、周りの人も慣れなくて、先生も知らない人で、そんな緊張する場で試験を受けて、そこで合格するって、とてもすごいことです。
そういう場に慣れていくことも大切と思って受験しています。
そうしていくことで、受験などの場でも力を発揮できると思っているからです。
また、自分の知識も拡がります。
中学生ですでに高校までの漢字を知っていたら、高校受験で評価してもらえることもありますし、高校に進学してからも新出漢字をわかっている状態なので、国語の勉強で周りよりも一歩リードできているわけですよ。
お得だと思いませんか?
このように、あなたにとって漢字検定2級を学ぶことは、お得がいっぱいです。
まとめ
いかがですか?
難易度やメリットを紹介しました。
高校生卒業レベルと聞いて驚いたでしょうか?
楽ではないと思います。
でも無理でもないと思います。
先のことをひとりで勉強することは大変です。
でも、少しだけ先の知識を身につけて、また合格すると、これから先に良いことが待っています。
興味を持たれたら、まずはチャレンジしてみませんか?
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