お客様だからと言って下から、下から行っていると、気づいたときには、取引相手はとても横暴で、高圧的になってしまっていた、ということがあると思います。
ただ、取引先とはいえ高圧的な態度で接してきた場合は「理不尽な要求には答えない」「取引先とは言え、パワハラだと思われることは声をあげる」ということです。
「明日もまたアポイントが入っている」「この先もこのストレスに耐え続けないといけないの?」と胃を痛めいているあなた、もうそのストレス抱える必要はありません。
この2点について、私の営業経験に基づき詳しく書いていきます。
取引先であっても「理不尽な要求には答えない」って関係的に大丈夫!?
冒頭でお伝えした通り、まず一番に大切なのは取引先であっても理不尽な要求には答えないということです。
どんなときもこのスタンスを大切にして下さい。
少し言い方が雑かもしれませんが、取引先を「躾ける」のもあなたの役目です。
赤ちゃんや犬を想像してみて下さい。
躾をするときに、我儘ばかり聞いていてはいつまでも我儘なままですよね?
食べ物の好き嫌いは治らないし、言ったことも聞かなくなってしまいます。
取引先も全くとは言いませんが、同じようなものなのです。
あなたが最初から全て相手の要求に応えていると「この人は何でもやってくれる人なのだな」と思われてしまいます。
それがあなたと相手の立場に上下関係を作ってしまう原因となってしまうのです。
ですから、あくまでもビジネスシーンでは対等な立場を目指すこと、両者にとってメリットのある取引をすることが大切なのです。
「そんなことできない」と思った方へ、これは少し厳しい言い方かもしれませんが、あなたの技術を高めるしかありません。
この記事を読んでいるのは色々な業種の方だと思いますが、あなたの会社のこと、あなたが販売している商品、サービスに対して誰よりも知識を持っていると自負出来るくらいのレベルまで到達して下さい。
そして、その商品やサービスのことを好きになってください。
そうすれば、取引先の我儘な要求や高圧的な態度に応じる必要がなくなります。
あなたが今販売しているモノを、そんな理不尽な方に提供してあげなくても、待っている方は五万といると思えるようになります。
そうすれば、自然と高圧的な態度を取ってくる取引先も減ってくるかと思います。
少し厳しいことを言ったかもしれませんが、取引先は変えることはできません。
しかし、あなたの営業スタイルは変えることはできますよね?
少しの努力であなたの営業成績も、あなたのストレスも改善できると思います。
ここまでは、まずは自分にベクトルを向けてみる方法をご提案してきました。
ただし、この世の中にはこちらがどんなに努力をしても傲慢な態度をとる方、高圧的な方は存在します。
そんな方のすることを「ハラスメント」と言います。
結論からいうと「ハラスメント」には真摯に対応する必要はありません。
ここからは、その詳細を書いていきます。
取引先でのハラスメントには自分だけで正面からぶつからないで!
この世の中には一定数、少し常識からかけ離れている方がいらっしゃいますよね。
特に、取引先でのハラスメント・・・
それが取引先だった場合、あなたはとんでもないストレスを抱えることでしょう。
これまでは、自分自身で努力して改善をする方法を書いてきましたが、これはあくまでも一般論です。
この一般論は通用しない相手は少数ですが一定数いるのは事実です。
私もそんな取引相手に直面したことがあります。
こんな相手には何を言っても通用しません。
きっぱりと取引をやめてしまいましょう。
あなたは何も悪くありません。
「ハラスメント」から守られるのが現代社会です。
「取引先からハラスメントを受けている」ということをいち早く会社の上司に報告してください。
その報告であなたを責めるような上司であれば、それもまたハラスメントです。
会社の然るべき部署に報告しましょう。
そのストレスを抱えているとあなたが壊れてしまします。
あなたの我慢が足りないなんてことはありません。
ハラスメントを受けている時点であなたは守られる存在なのです。
これくらい我慢した方がいいのかな?と思う方もいるでしょう。
そう迷っている時点でもうあなたのストレスは限界近くまで来ています。
過去の私もそうでした。
突っ走っているときはそのストレスにも気づかず、ある時ふと自分の抱えているストレスに気づくのです。
そのストレス、我慢していると間もなく爆発します。
爆発をしてしまうと自分でも思ってもみないようなことをしてしまい兼ねません。
そうなる前にスマートにその取引先と離れることをお勧めします。
まとめ
いかがでしょうか。
取引先に高圧的な態度を取られない方法、相手からハラスメントを受けている場合は逃げて良いということをお伝えしました。
あなたの心の負担が少しでも取り除かれると幸いです。
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