引っ越し作業と言えば、ダンボールに荷物を詰めたり、家電を梱包して引っ越し業者に運んでもらう作業を想像するでしょう。
冷蔵庫も梱包して運んでもらうのですが、ちょっと待ってください。
冷蔵庫は毎日使うので、食品に関してはどう消費するかを考えるのですが、冷蔵庫の霜取りのことを忘れてませんか?
また、そのまま引っ越し当日を迎えてしまうと大変です!
現場に到着するころには、冷蔵庫が水浸しになってしまいます・・・
これは買い替えのときも同じ。
私も電気屋さんに言われるまで、すっかり忘れてしまってました。
冷蔵庫の霜取りは、どうして必要なの?
空気中には、目には見えない水分が含まれています。
当然、冷蔵庫内の空気にも水分が入っています。
中学校で習ったことを思い出してください。
空気を冷やすと、水分を含むことができなくなります。
空気中に入れなくなった余分な水分が霜となり、冷蔵庫に付着してしまうんです。
この状態で電源を切ると・・・ああ、大変。
付着していた水分が溶け出して、冷蔵庫が水浸し・・・なんてことになるんです。
悲しい・・。
だから事前に冷蔵庫のコンセントを抜いて、中の霜を溶かしてやらなければならないんです。
そのため、霜取りが必要になるんですね。
冷蔵庫の霜取りのやり方は、別に面倒ではなかった。
で、肝心な霜取りのやり方なんですが・・
要は冷蔵庫の電源を抜いて、丸一日放置するだけ。
引っ越し前日に電源抜いておけばいいんですね。
ついでに冷蔵庫の中の掃除なんかもしちゃいたい場合は、2日前に抜いておきましょう。
そうすると冷蔵庫内の温度が上がって、霜が溶けて排出されます。
夏なら10時間程度、冬なら15時間程度置いておけば霜取りできるそうです。
あとは蒸発皿にたまった水を棄ててしまえばOK。
氷と給水器の水を棄てるのも忘れないでくださいね。
あ、そうそう、冷蔵庫の電源を抜いちゃうので、冷凍庫の中は空にしてくださいね。
溶けちゃいますからね。
楽しみに取っておいたアイスやスィーツは、さっさと食べてしまってください。
また生鮮食品が中に入っている場合も、避難させてあげてください。
うちの場合、クーラーボックスに保冷剤をいれて、そこに避難させました。
冬場ならクーラーボックスに入れて、外に置いておくだけでもいいかも知れません。
もちろん引っ越し前なので、消費しちゃってくださいね。
飲みかけのジュースなどは、常温で保存すると細菌が繁殖して、お腹を壊す原因になってしまいます。
引っ越し前にお腹を壊しては大変です。
で、溶けた霜達はどこに行くかと言うと、冷蔵庫には「蒸発皿」なるものが備わっていて、そこに溜まっています。
蒸発皿に貯まった水を棄てれば完了。
私も以前、冷蔵庫の入れ替えするとき、排水しなかったな~。
そのまま電気屋さんに引き取ってもらいました。
大丈夫だったかな?
蒸発皿は冷蔵庫の後ろや下などにあります。
また蒸発皿には貯めないで排水口から排出するタイプもあるので、詳しくは冷蔵庫の説明書で確認してください。
説明書を失くしちゃったって方!大丈夫。
今やインターネットで検索すれば、出てきますよ。
これをダウンロードしてください。
でも、これがなかなかメンドくさいんですよね。
まずヤフーで検索するんですが、メーカーサイトじゃないものがトップに出てくるし・・。
メーカーサイトにたどり着いたら、各メーカー様々な冷蔵庫を販売しているので、自分の家の冷蔵庫の型番を調べて探さないといけません。
さて、私もいい機会なので、冷蔵庫の蒸発皿の位置を確認してみました。
パナソニック製の冷蔵庫なんですが、排水口タイプらしく、後ろの下の方に付いています。
霜取り後は冷蔵庫を倒して、傾けて水を排出するようです。
「必ず大人二人でやってください」と書いてあります。
冷蔵庫を傾けるなんて、よっぽどの大男でもないと一人じゃ無理ですね。
ここは引っ越し業者の方に任せることにします。
まとめ
いかがだったでしょうか?
冷蔵庫の霜取りは、引っ越しや入れ替えのときだけでなく、普段からやっておいた方が良いそうです。
それは、冷蔵庫に付着した霜が冷却効率を下げてしまうからです。
冷凍庫の霜を放置してしまうと、そもそも保管できるスペースが狭くなります。
また霜が原因で開かなくなった冷凍庫を無理やり開けようとして、故障してしまったケースもあるとか・・
ただ最近の冷蔵庫には霜取りボタンがあったり、オート霜取り機能が付いているものもあるので、勝手に霜取りしてくれるそうですよ。
すごいぞ文明の利器!
私の自慢のパナソニック製冷蔵庫(高かった)にも、霜付き防止ヒーターが備わっています。
頼りにしてるぜ、パナソニック!
年に一度、年末の大掃除のときに霜取りするのはいかがですか?
冬なら外に食品を置いておけば傷むことも少ないでしょう。
古い冷蔵庫に長く働いて欲しければ、レッツ・霜取り!
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