暑い夏でも寒い冬も、それぞれの季節を乗り切るためには欠かせないのがエアコンです。
快適な生活を維持するためにも必需品ともいえるエアコンですが、暖房が効かなくなってしまったことはありませんか?
一刻も早く直したくて修理や買い替えを検討する人もいるかもしれません。
しかし、そこですぐ故障だと決めつけるのではなく、ほかに原因がないかを探してみると対処法が見つかるかもしれません。
今回はエアコンの暖房が効かず困っているあなたに向けて、
- 故障ではない場合
- 修理や買い替えが必要な場合
それぞれの原因や対処法についてお伝えしていきます。
エアコンの暖房だけ効かないときに試してほしい4つのこと
エアコンの冷房は効いているのに暖房だけ効かないとき、故障ではない場合も多いのです。
その原因によって対処法が変わってくるので、今回は4つのケースを紹介します。
1.エアコンの設定やリモコンに問題がある
エアコンの運転切り替えやリモコンの操作が原因となることがあります。
これは私もよくやってしまうのですが、リモコンをよく見ずに押したために送風モードや冷房になっていることは案外よくあります。
次に、リモコンの電池が切れかかっていて反応が遅くなっていないかを確認してみます。
その理由は、リモコンの反応が遅いとエアコン本体に操作が反映されず、温度を上げたつもりになっている場合があるためです。
リモコンの電池を入れ替えたら、運転モードの切り替えボタンや設定温度を押し直してみることが大事です。
これらは基本的なことですが、私もうっかりやってしまうので注意してみてください。
2.エアコンの汚れが原因
エアコンは部屋の空気を取り込みながら稼働しています。
そのため、空気を取り込む際に部屋に舞っているホコリも一緒に取り込んでしまい、どうしてもエアコン内部は汚れやすくなります。
ホコリがエアコンの中に溜まっていることで、空気の取り込みや吹き出す力が低下します。
そこで、パネルを開けてみてホコリが溜まっているようでしたら掃除機で除去したり雑巾で拭きましょう。
ちなみに我が家の掃除方法は、月に1度はハンディ掃除機などでホコリを吸い、年に1度取り外してとことん洗うというものです。
自分で掃除するのが面倒なときは、業者にクリーニングを頼むと驚くほどキレイにしてくれるのでおすすめです。
定期的にエアコンを掃除しておくことが暖房機能を効率よく使うためのコツです。
3.エアコンの設置場所に問題がある
エアコンが設置されている環境が適切でないことも、暖房が効かない原因となります。
エアコンのすぐ下に棚やタンスなどの物を置いている場合、暖かい空気が上に溜まってしまいます。
部屋の上部だけ暖まると、室温が設定温度に達したとみなして暖かい風を止めてしまうことがあります。
我が家も以前はエアコンの真下に本棚を置いていたことで、暖房の効きが悪いことが度々ありました。
そこで本棚を移動させて暖かい空気の通り道を作ったことで、大幅に改善されました。
また、エアコンの吹き出し口をカーテンなどで塞いでしまっている場合、空気がうまく取り込まれず暖房の運転効率が下がってしまいます。
そのため、エアコンの周りはできるだけスッキリさせておくことをおすすめします。
4.室外機の状態に問題がある
室外機は外に置いてあるので確認を怠ってしまいがちですが、暖房が効かない原因となるので注意しましょう。
室外機のそばに物を置いてしまうと空気の流れが鈍くなり、暖房機能が低下してしまいます。
また、室外機の裏の汚れも暖房の効きが弱くなる原因です。
そのため、掃除機でホコリを除去したり拭き掃除をするなどして、定期的にお手入れを行いましょう。
あと一つ確認してほしいのが、室外機を設置された場所から動かしていないかという点です。
室外機のホースの設置はとても繊細な調整が必要なのですが、それをずらしたことで暖房の効きに必要なガスが漏れてしまうことがあるのです。
そのときは自力で直すことが難しいため、設置してくれた業者に依頼して直してもらいましょう。
エアコンの暖房が効かない・・・修理や買い替えが必要な場合とは!?
エアコンの暖房が効かない時に原因が分からず自分で対処できない場合は、故障である可能性が高いです。
故障の主な原因として、
- 設置工事のミスによりガスが漏れている
- 部品の劣化による機能低下
などが考えられます。
エアコンの修理はかなり繊細な作業になるので、業者やメーカーに依頼をして修理してもらうことをおすすめします。
私は現在住んでいる家に引っ越してきてまもなく、エアコン内部から水が漏れてきてしまいました。
その時は迷わず設置してもらった業者に連絡をし、すぐに修理をしてもらったため、その後は快適に過ごすことができています。
また、プロの修理でも対応しきれない場合は買い替えを検討しましょう。
エアコンの標準的な使用期限は10年程度となっていて、修理するにも部品の生産が終了していることもあります。
そんな状況で修理を依頼するとかえって費用が高くついてしまうので、いっそのこと買い替えることをおすすめします。
まとめ
エアコンの暖房が効かない原因は、自分で解決できるものから故障まで様々です。
そのため、まずは落ちついて原因を探りましょう。
その原因によって、
- 故障ではなく、自分で直せる場合
- 修理が必要な場合
- 買い替えたほうがいい場合
など対処法が変わります。
私は寒いのがとても苦手なので、エアコンの状態をすぐ確認し、早めに対処するようにしています。
ぜひ紹介した方法を試して、快適な生活を取り戻してくださいね。
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