エアコンからぬるい風しか出ない時リセット前に確認する事とは!?

生活

夏にひんやりとした涼感を求めてかける冷房。

さあ暑くなってきた! ここでスイッチオン! とばかりに電源ONにしたときに、なぜかいつまで経っても出てくるのはぬるい風ばかり…

 

このときの絶望感はなかなか言い知れないものですね。

 

エアコンが故障してしまったのか。

暑い中で原因を探って、手入れしたり修理したりが必要なのかと思うと、もうそれだけで目の前も真っ暗になってしまいます。

 

でもエアコンからぬるい風しか出ない時に、たったひとつの行動「リセット」で直る可能性はあるのです。

 

しかし、その時にまずするべきことは、エアコンのリモコンの液晶窓に出ている表示を確認してみること。

 

うっかりボタンの押し間違いで冷房のつもりが暖房や送風モードになっていたとか、省エネタイプの運転モードになっていたとか、そういったことを見落としていただけということも案外ありがちなものですからね。

 

そしてその表示に問題が見つからなかった場合には、次にエアコンに付随している取扱説明書をチェックしてみることです。

 

冷房が効かないトラブルに対してのトラブルシューティング。原因と対処方法、そしてリセットの場合のそのやり方も、そこにちゃんと書かれていることが大半です。

 

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エアコンが効かない時に試みるリセットする3つの手段とは!?

冷房をかけてみて、どうしてもぬるい風しか出ない…

 

となったときに疑うのは本体(室内機や室外機)のような機械の故障ですよね。

でもそうなると、原因究明のための点検を頼んだり、その流れで見積もりを出してもらったり、さらに修理を頼んだりと、色々と手間も時間もかかります。

 

でも、もしも原因が故障ではなく、ただ設定がおかしくなっていただけだとしたら。

 

調査のための点検すら必要なく、その場であなたがただ「リセット」を試すだけで、順調に運転してくれるようになるかもしれません。

 

だから「故障かな…」と思ったときに、まず一度は試してみるのもアリですよ。

 

さて、そのエアコンのリセットの方法ですが、家電メーカーによって色々と違いがあります。

 

よく見かける手段としては、

 

1.エアコン本体のリセットをする

本体(室内機)のコンセントを抜き、所定の時間(数分~十数分)をおいたあとでコンセントを差し込みなおす。室外機は室内機の電源コードから電気が供給されているため、室内機のリセットはすなわち室外機のリセットにもなります。

 

2.リモコンのリセットボタンを押す

リモコンの小さなボタン、あるいは小さなへこみになっているところを、ボールペンなど先の細いもので所定の時間(十数秒~)だけ押し続ける。

 

3.リモコンの電池を抜く

電池を抜いただけでリセットされる場合もあるようですが、電池を抜いた状態で任意のボタンを所定の時間(十数秒~)だけ押し続けるというパターンもあります。

 

また、単に電池が切れていてうまくリモコンが作動していなかった、という場合もありますので、新しい電池を用意してテストする方が望ましいですね。

 

このようなものがあります。

 

もちろんリセットの方法はメーカーだけではなく機種によっても違いがありますので、取扱説明書、あるいはメーカーのサイトで確認する必要があります。

 

これで順調に再始動、冷房がきちんと効くようになれば万々歳ですね。

 

でも、もしもこれでも直らなかった場合。

そのときには、次の手段として点検と修理を頼むことにすれば無駄もなくて済みます。

 

私は機械の専門家でもメーカー側の人間でもありませんので断言はしませんが、家電にはありがちなこととして、実は機械の故障の場合でも、「リセット」で一時的にはちゃんと動いて、その場だけはしのげたりする場合もあったりするのです。

 

もちろんオススメはしませんし、一時的に機能を行使する能力を取り戻したというだけでその後すぐに修理も必要になりますが、とにかくその場だけは機械を騙し騙し使えた、という経験があったりします。

 

エアコンに限らず、案外家電って気まぐれなところがありますよね…

 

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エアコンのクーラーが冷えない原因でガス漏れの場合は素人じゃ無理!?

リセットをしてもやはり冷えない場合は、点検と修理が必要。

先ほどそのように書きましたが、その場合に一番よくある故障は「冷媒ガス漏れ」です。

 

室内機と室外機の間を液体になったり気体になったりしながら循環する冷媒ガスが、その途中のどこかで抜けてしまっていて、冷やす能力が落ちた、あるいは無くなってしまっているという状態です。

 

その場合は、素人では完全に手が出ません。

 

ガスが抜けてしまっている箇所の特定や修繕、新たに冷媒ガスを入れるという必要が出てきますので、その時には修理を受けることにするほうが良いですね。

 

もしも古い型のエアコンの場合なら、買い替えを考えた方が後々もお安く済む場合もありますので、そのことをご検討してみるのもまた正しい対処法です。

 

まとめ

せっかく冷房をつけたのに冷えないときの絶望感は、普段なかなか味わえない体験ですよね…

 

私が経験したのは、古いエアコンの冷媒ガス漏れが一回。

そのときは修理ではなく、新しいものに買い替えるという手段を取りました。

 

その方が費用対効果としても高かったためです。

 

もう一回は、実は自分でもはっきりと原因がわかったわけではありませんが、子供がエアコンのリモコンを触ってしまっていて設定がおかしくなったらしき時の一回です。

 

そのときに試してみたのが、今回お話した「リセット」でした。

 

試した後にはすんなりと状態もよくなり、そのまま普通に使用できるようになったため、そのまま深く考えることもありませんでしたが、今回この記事を書くにあたって、ちょっと色々と調べてみたところ「ああ、そういうことだったのだな」と納得したり理解したり…

 

単純なことは意外に気づきにくいもの。

 

時間も手間もかからない、もちろん修理費用も必要ない、簡単な「リセット」という手段でなおるのならば、これほど良いことはありませんね。

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