長女の大学卒業式、袴を用意しなければならないけれど、いったいどれくらいお金がかかるんだろう・・・?
レンタルするも購入するも、安いものではありません。
袴として一式揃えるには何が必要なのか、だいたいの相場をご紹介していきます。
卒業式で袴を着る時に用意するもの・必要なものは何?
袴を着るとなると必要なものはなんでしょうか?
袴といえども着物なので、必要なものは多くありそうです。
レンタル店などでは着付けや写真撮影がついた一式セットもあるので、それを利用するのもありです。
- 肌着
- 小振り袖 or 着物
- 重ね衿
- 長襦袢(肌着の上に着る白い着物のようなもの)
- 袴
- 袴帯
- 着付け用小物(体型に合わせて準備)
- 腰紐4〜5本
- コーリンベルト(襟元の着崩れを防ぐ)
- 衿しん
- 伊達締め2本
- 裾よけ(袴の下に着る下着)
- 肌襦袢(着物の下に着る下着)
- 補正用タオル2枚ほど など
- 巾着 or バッグ
- 髪飾り
- 草履(+足袋)or ブーツ(+ストッキング)
ザッとあげただけで、これほどのものが必要になります。
こんなもの全部一式揃えるの・・・?
気が遠くなりますよね。
どうやって揃えるのが一番手っ取り早いのか、相場はどれくらいなのかを次にご紹介していきます。
卒業式に掛かる袴一式の料金は、どれぐらい?
袴一式を揃えるならば、やはり購入よりもレンタルがおすすめです。
レンタルとなると一式セットの価格提示があるだけではなく、ヘアセットやメイク、撮影までついてくるお店もあるので、気軽に揃えることができます。
レンタル一式の平均的な値段は5〜6万円。
上記で記した必要なものにプラスして、お支度がついてくるレンタル店がほとんどです。
店によっては、ヘアメイクや撮影がついてきます。
また、学割などの割引もあるお店もあります。
できるだけ価格を抑えて、満足のいく袴や着物、サービスを受け取るにはどうすればいいのでしょうか?
実際に試着ができるレンタル店へ行こう!
着物や袴は、一度見て“ほしい!”と思ったとしても、それが本当に似合うのかどうかわかりません。
また生地の質感なども実際に触ってみないとわかりません。
卒業式ではたくさんの友達や先生と写真を撮ったり、その後の謝恩会で飲食をしたりするので、着心地がよくないと困ります。
実際に試着して、触れることが大事でしょう。
でも、良い着物や袴を見つけても値段が高かったり、サービスが整っていなかったらしょうがないですよね。
レンタル店で確認しておくべきことはこちらです。
- 自身でクリーニングする必要があるのかどうか
- キャンセルできる期間、キャンセル料の有無
(他店でより良いものを見つけた時のため)
- 気に入った着物や袴が極端に安い時、その理由
- お支度、ヘアメイク、撮影などのサービスの有無
こちらは絶対に確認しておくべきと言えます。
実物はレンタル店に行かないと確認できませんが、プランやセット内容はネットやカタログで確認できるので、自分の望む内容プランがあるレンタル店をピックアップして、実際にたずねてみましょう。
着物や袴を吟味する上で気をつけるべきことは?
普段着物や袴を着ない私たちにとって、どんなものが良質なのか見分けることはかなり難しいことですよね(~_~)
では、一般的に良質な着物や袴とはどういったものなのでしょうか?
まず、良質なものは100%絹でできています。
これは「正絹(しょうけん)」と呼ばれます。
また糸の本数が多いので着崩れがしにくく、艶やかです(^^)
対して安価なものはポリエステルでできており、少し着崩れしやすいことがあります。
また安価なものには、訪問着などのシンプルなデザインのものが多いです。
しかし近年、ポリエステルと正絹の差は縮まってきており、グラデーション柄となるとポリエステルの方が綺麗に見えたりします。
安価でも満足のいくものを受け取ることができることもあります。
実際に触ってみた感じと、店員さんから聞く生地の情報をバランスよく受け取って吟味することが大切です。
着物と袴、どのラインが妥当?
まず着物の値段は安いもので7千円から、高いもので5万円ほどです。
この差は、
- デザイン
- 生地の質
- 豪華さ
によるものです。
だいたいの人が2〜4万円で落ち着くケースがほとんどです。
袴には着物ほども大きな差はなく、8千〜1万6千円ほどの差があります。
着物は安価すぎると満足できるデザインが選べないことがほとんどですが、袴に関しては8千円でもデザインが良いものはあります(^o^)
袴で、できるだけ安価なものを選びたいところですね。
まとめ
大学の卒業式は大切な思い出です(^^)
レンタルがやはりおすすめですが、ものとして思い出を残したい場合は奮発して購入するのもありでしょう。
その後の娘や孫の世代まで引き継ぎたい場合も、購入がおすすめです。
しかし一式購入となると数十万、時には数百万になりかねません。
予算を抑えて満足のいくものを着て、いい思い出を作ることがベストですね(^O^)
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