キャンプの予定って晴れた日を想定して立てる事が多くありませんか?
お子さんがいると特に自然と触れ合える川遊びや探検など、アウトドア中心の遊びがしたいですよね。
でも当日が雨だと、晴れの日用に考えたプランが台無し。
何にもすることがないキャンプになってしまったらガッカリしちゃいます。
大人にとってはまったりのんびり過ごすのも贅沢ですが、子どもにとっては動けないのは大変辛いこと。
「つまんなーい」
とこだまが聞こえてきそうです。
退屈しない雨の日用のプログラムを立てて、子どもたちに
「雨の日も楽しいね」
と言ってもらいましょう。
お父さんお母さんの腕の見せ所です。
キャンプが雨でも楽しい過ごし方は色々なアイデアで楽しめるか変わる?
雨が強い日はレインコートを着て外で遊ぶのは大変じゃないですか?
寒かったり足場が悪かったりで、風邪や転倒のリスクが高くなります。
小さいお子さんがいらっしゃると
「外で遊ぶのは怖いな」
という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
濡れなくてもタープやテント内で楽しく遊ぶことができますよ。
そんな濡れないプログラムをご紹介いたします。
タープでの過ごし方
おやつ作り
防火性のタープならばタープの下で火を起こしても大丈夫です。
お子さんと一緒におやつを手作りしてみてはいかがでしょうか。
~バームクーヘン~
太めで長い枝の真ん中にアルミホイルを巻き付け、そこにホットケーキミックスで作った生地(さらさらな生地にしておく)をお玉でたらします。
火の上で回して焼いては生地を足していきます。
ある程度の大きさになったら枝を切るか、回しながら枝から抜いて完成。
~焼きリンゴ~
芯をナイフでくり抜いたらバターと砂糖、お好みでシナモンを入れ、アルミホイルで包み火の中に入れます。
つついて柔らかくなっていたら完成です。
工作
自然のものを使用して工作を楽しむキャンパーさんも多くいらしゃいます。
写真フレームに石や枝を付けてみたり、葉っぱやお花をしおりにしてみたり、色んな工作が出来ますね。
私が実践して面白かったものを紹介します。
~紙に葉っぱや枝をくっつける~
拾って乾かしておいた葉っぱや木の実等をボンドで貼り付けて工作が出来ます。
なにかに見立てたり、自分だけの森を作ってみても素敵ですね。
~枝を組み合わせてオブジェをつくる~
拾ってきた細い枝を組み合わせて作ります。
しなりやすい枝が組み合わせやすいです。
組み方で結構個性がでます。
LEDのロウソクを間に入れてみたり、紐でくくって吊るせば、オシャレなインテリアにもなりますよ。
バラバラになる場合はボンドで固定してください。
両方とも少しの持ち物でできるので、是非実践してみてください。
キャンプする時の雨ならではの楽しみ方は日頃ない家族の絆を感じられる!
寝そべりながらお話する
皆でゴロゴロしながら話してみるのも、普段あまりない時間ではないでしょうか?
お父さんお母さんの昔話
お子さんたちがもっと小さかった時の話
子どもたちが最近面白かったと思う話
学校の話
絵本の読み聞かせ
色々なお話がゆっくりできますよ。
雨音がBGMになって、いいリラックスタイムに。
カードゲーム
トランプやUNOなど有名なゲームは盛り上がること間違いなしですよね。
3人以上いると盛り上がる、ちょっとマイナーなだけど楽しいカードゲームを紹介します。
そっとおやすみ
ドイツが発祥のカードゲームです。
簡単に説明すると、手持ちのカードの柄を揃えるためいらないカードを渡していき、揃った人がカードを手元に伏せます。
それに気が付いた人から次々伏せ、最後まで伏せずに残ってしまった人が負けのゲームです。
プレイ人数 3~7人まで
対象年齢 5歳~
↓もうちょっと詳しく知りたい方はルールをご覧ください↓
<ルール>
- “おやすみ帽子”というカードをよく混ぜ一人5枚ずつになるよう伏せて配ります。
- 手札からいらない帽子カードを次の人に渡していきます。
- ②を繰り返し、手札の帽子中4枚が全て同じ形の帽子に揃ったら「そっと」他の人に気が付かれないように手札を伏せます。
- 誰かがカードを伏せたことに気が付いた人から自分の手札を「そっと」かつ、他の人よりも早く伏せていきます。(2人目以降に伏せる人は自分の手札の帽子が揃っていなくて構いません)
- 最後までカードを手に持ち続けていた人がこの回の負けです。
- 負けた人は“おねむちゃん帽子”と言うカードを受け取ります。
- 最終的に“おねむちゃん帽子“を一番多く保有していた人が負けです。
大人数の方が面白いゲームです。
喋りながらプレイしていると意外とカードが伏せられても気が付かないものです。
最後の一人になり気が付いた時には、皆ニタニタしてこっちを見てきます。
まさに
「やられたーーーー」
という気分(笑)。
最終的に負けた人には「皿洗い」「水汲み」など罰ゲームがあっても面白いです。
ペンギンパーティー
ペンギンの絵柄をルールに従いピラミットの形に下から並べていきます。
手札のペンギンがピラミッドに乗らなくなってしまったら、そのペンギンはシャチのいる海に落ちてしまいます。
ちょっとかわいそう( ノД`)
プレイ人数 2~6人まで
対象年齢 6歳以上
↓もうちょっと詳しく知りたい方はルールをご覧ください↓
<ルール>
- 5種類の絵柄の“ペンギンカード”をよく混ぜ、全員に同じ枚数ずつ伏せて配ります。
- 時計回りで1枚ずつ場に手札を置いていきます。最初は下段からスタート。
- 2段目以降に置いていけるのはそのカードの真下に当たる2枚の絵柄のうちの1枚の絵柄のみ。
- 下段は8枚置け、1枚ずつピラミッド状に減らしながら積み重ねていきます。(最終的に8段になります)
- 下の段が何枚か出ていればその真上の段も置けますので、下から1段ずつ完成しなくても大丈夫です。
- 置けそうな手持ちのカードがなくなってしまったら脱落です。(海におっこちちゃう)
- 残った“ペンギンカード”の枚数分“シャチチップ”を受け取ります。
- 逆に最後まで手札がピラミットに乗っかったら自分が保有している“シャチチップ”(あれば)を2枚返還できます。
- 何回か繰り返しゲームをし、“シャチチップ”が少ない人が勝ちです。
ちょっと頭を使うゲームですが、小学生くらいになれば簡単にできます。
未就学児は理解が出来ないかなと思いつつ、5歳の娘を入れてやってみたのですが、あまり考えずにカードを置きに来るので、いい意味でダークホースに!
難易度が上がり、より楽しくなりました。
まとめ
どうでしょうか。
楽しく過ごせそうなプログラムはみつかりましたか?
雨も自然の一部。
晴れの日と同様、楽しめたらいいですよね。
楽しむ事は大切ですが、雨や風の強さ、川の様子、天気予報などをよく見て、危ないと思ったらすぐに避難してくださいね。
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