おはぎってお彼岸の時期になると和菓子屋さんやスーパーに色んな味がずらーっと並んでいて、むしょうに食べたくなりますよね。
あなたが好きなおはぎの味はなんでしょうか?
私は緑がきれいなずんだが大好きなのですが、中々好きな味のずんだのおはぎって売っていないんですよね。
しかも売っているものは大きいものが多いので、色んな種類が食べたくてもすぐにお腹いっぱいになってしまいませんか?
でも欲張って食べて、お腹パンパンになってしまうんですけどね(〃ノωノ)
もち米を使用したり、あんこを作るのが大変なので、今までは買っていたおはぎですが、意外とおうちで簡単に出来るみたいですよ。
しかも、もち米がなくてもおうちにあるご飯だけでも出来ちゃうんですって。
なんだかさっと作れそうな気がしてきますよね。
それでは、人気のおはぎをお米で作れるレシピをご紹介します。
おはぎの作り方を簡単に白米をもち米のようにモチモチにする方法
まずはもち米を使わず、普段食べている白米をモチモチの食感にする手順です。
白米のみで作るおはぎの「モチモチ白米」
<材料> 6個くらい
・ご飯 450g
・片栗粉 40g
・水 40㏄
・塩 少々
<作り方>
- 炊いたお米に片栗粉、水、塩をまんべんなく振り入れ、ご飯がぺとっとするくらい混ぜる。
- 電子レンジで温める(いつものご飯の温め時間で大丈夫)。
- 炊いたご飯なら元が温かいので、食べるには熱いかな?くらいの温度にします
- 粒が少ないほうがよければスリコギで米粒を半分ほど潰す(潰すほど粘り気は増します)。
これだけでお米がモチモチの食感に変わります。
もち米が入っているようなむっちりした感じにはなりませんが、五平餅のようなモチっとしてるけど歯切れのよい食感に近いです。
この作り方なら普段から簡単に出来立てのおはぎが食べられちゃいますね。
片栗粉の代わりに米粉や切り餅を使用するおうちもあるようです。
切り餅を使えばもち米のようなむっちり感がでそうです。
ではおはぎの王道、あんこときな粉のおはぎの作り方です。
市販のあんこで粒あんおはぎ
<材料>
・市販の粒あん(硬めの物)
・先ほどの「モチモチ白米」
<作り方>
- 「モチモチ白米」を丸めます。
- ラップにあんこをご飯より一回り大きく広げます。
- あんこの真ん中にご飯を置き、そのまま包みます(包めなかったら上からあんこを足しても)。
- 形を整えお皿に出せば
完成!
あんこは作らないの?と言われそうですが、少量だったらこちらのやり方がおすすめですよ。
手間が10分の1程度にもなりません。
小豆から作るととても美味しいですが、失敗すると皮が硬かったり、焦がしたり。
手間がかかる上に結構な量が出来ます。
何個か程度なら市販のあんこがおススメです。
缶詰の粒あんは緩いものが多いので、硬めのあんこ(袋に入っているものは比較的硬め)がおはぎには向いていますよ。
きなこのおはぎ
<材料>
・きな粉 好きな量
・砂糖 好きな量
・塩 少々
・「モチモチ白米」
<作り方>
- きな粉に少しずつ砂糖を入れ混ぜます(砂糖は下に沈殿しやすいので下からすくうようにすると混ぜやすいです)。
- 好きな味になったら塩をちょっぴりだけ入れ混ぜます(ほんとにちょっぴりでok)。
- 深めのお皿にきな粉を全量入れます(全量入れておくとモチモチ白米がボウルにくっつきづらい)。
- 丸めた「モチモチ白米」を入れてお箸で転がし全面に付けます
出来上がりー。
香ばしいきな粉の香りが食欲をそそります。
お米なので、あまりしつこくない感じで食べられます。
味見しながらできるので、自分の好きな甘さにできますよ。
これも10分あればできますし、きな粉は美肌効果やダイエット効果があるそうです。
食べなきゃ!!
こんな簡単におはぎってできるのですね。
白米では簡単におはぎが出来ましたが、流行りの雑穀米などでも作れるのでしょうか?
答えはイエスです!雑穀米のモチモチプチプチした食感に合う具材をご紹介します。
おはぎの作り方で人気の雑穀米で作る変わり種とは!?
色んな食感が楽しめる雑穀米は、定番のおはぎにも香ばしさと歯ごたえを与えてくれて、想像しただけで美味しそうですね。
せっかく変わったお米を使うんだったら、合わせる具材も変わった物を使ったら面白いと思いませんか?
雑穀米の場合も炊き方、中身の作り方はさっきと一緒です。
かぼちゃの雑穀おはぎ
<材料>
・かぼちゃ 半分くらい
・砂糖 かぼちゃの甘さに応じて(少し甘めの方が美味しいです)
・塩 少々
・雑穀米の「モチモチ白米」
<レシピ>
- かぼちゃを一口大に切り、平皿に重ならないように載せる。
- 軽くラップをし、レンジで柔らかくなるまで温める(途中で裏返してあげるとよいです)。※我が家のレンジでは「根菜モード」で温めているため正確な時間は分かりませんが3分して裏返し竹串をさし、後どのくらい温めが必要か判断した方がよいと思います。
- 温めすぎると乾燥します。
- 様子を見ながら温めてください。
- かぼちゃの皮をむく(スプーンでくり抜くのが楽ですが、やけどに注意)。
- ボウルに熱いままのかぼちゃをいれ砂糖(少しずつ)をいれ、マッシャーで潰す。
- 味見をしながらもういいかなと思ったら塩も少々加え混ぜる。
- 味が整ったら「モチモチ白米」を丸める。
- かぼちゃ餡をラップに「モチモチ白米」より一回り大きめに広げる。
- 餡の中心に「モチモチ白米」をのせ包む。
ふわふわのかぼちゃに雑穀のプチプチした食感がいいアクセントとなり何個でも食べられます。
雑穀をいれたときの方がご飯に風味がついている感じがします。
かぼちゃによって水分量がかなり違うので、パサついている場合はマッシュするときに牛乳を少量ずついれてみてください。
逆にベタベタしている場合は、鍋にいれ弱火で水分を蒸発させるとよいですよ。
焦げやすいので何度もかき混ぜながら注意しましょう。
餡の粒もマッシャーで調節できますし、更に滑らかにしたいのであれば、裏漉しします。
レーズンを加えると甘酸っぱくなり、ちょっと洋風になります。
材料をかえれば、さつまいも餡もできますよ。
みたらしおはぎ
<材料>
- 醤油 砂糖と同量
- 片栗粉 醤油の半量程度
- 砂糖 醤油と同量
- 水 醤油大さじ1に対し50ml
- 雑穀の「モチモチ白米」
<レシピ>
- 雑穀の「モチモチ白米」以外の材料を鍋に入れ混ぜる
- 混ざったら火をかけとろみがついたら完成(お好きな硬さでいいと思いますが硬めだとこんもりと乗せられ見た目が可愛いです)。
- 「モチモチ白米」を丸め油は入れずテフロンのフライパンでカリッとさせる(触ってみて表面が硬くなったらok)。
- オーブントースターにアルミを敷き「モチモチ白米」をいれ軽く焦げ目がついたら取り出す(反対側にも焦げをつけたい場合は裏返し繰り返す)。
- お皿に「モチモチ白米」をいれてからみたらしをかける。
お焦げをつけたからなのかお菓子とおにぎりの中間のような味です。
カリッとしているのが好きな方は、表面をよく焼いたほうが焼きおにぎりのような食感になります。
香ばしくしなくていいのであれば4の過程は省いても大丈夫ですが、フライパンで焼かないと「モチモチ白米」の下の部分がお皿にペタっとついてしまいます。
モチモチを優先にするのであればどちらも省いて大丈夫!
まとめ
お米でおはぎを作ることでモチモチ感は減りますが、もち米を使用するよりヘルシーにおはぎを作ることができます。
雑穀米以外にも、もち麦や赤米でも美味しく作ることができます。
色々なお米で試してみるのも楽しそうですね。
私も「モチモチ白米」で新たなおはぎを作ってみようかな…。
今年のお彼岸はご先祖様にも変わったおはぎのお供えはいかがでしょうか。
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