お盆の季節が近づくと実家や義実家から
「帰っておいでー」
と軽い感じで帰省要求コール入りませんか?
でも、招かれた嫁としては
「じゃあ行きますねー」
なんて普通に思えないのが結婚というもの。
特に、結婚して初めて伺うお盆、失敗したくないですよね。
「こんな常識も知らないなんて、今までどんな教育を受けてきたのかしら」
なんて思われたら…おお、怖。
軽く2~3日寝込める恐ろしさです。
そんなことはそうないと思いますが、ドラマの見すぎかもしれませんね。
結論からいうと「お盆には何かしらのお供えを持参するべき」だそうです。
ちなみに私はこれを調べるまで、お盆に行くことがあまりなかったこともあり、何も考えずに結婚10年間目を迎えました。
たまーに行ったときにお酒をお供えしている程度です。
義実家のご両親が優しいのか、もう諦められているのかは神のみぞ知るです。
今後は、いいお嫁さんを目指す予定です!
さて、本題のお供え物のお金の事や、食べ物について何がいいのか悪いのかを調べました。
これを見たあなたは私の代わりに頑張って任務を遂行してください。
「出来たお嫁さん」の称号がもらえますように。
グッドラック!
お盆のお供えする金額はただ入れればいいわけではない!?
まずはお金の話。
お供えは品物とお金どっちの方がいいのか考えてしまいますよね。
地域によって違うかもしれませんが、どちらでも、またはどちらとも、お供えしても問題はないそうです。
ただ、相手に気を遣わせすぎる金額はやめた方がよいとされています。
お金を包む際の金額は2~5千円くらい(3千円を入れておけば、とりあえず間違いはない)です。
その際に気を付けたいことは、出来れば新札を入れない事(新札なら折り目を付けておきましょう)と、4や9などの不吉な数字を入れないことです。
死(4)とか苦(9)などに思えるため避けましょう。
お盆ではないのですが、以前主人に
「お札に折り目つけといてー」
とお願いしたら、すごく小さくなるまで折ったままのお札がテーブルに置いてありました。広げたら使えないレベルにくしゃくしゃに。
何事も節度が大事ですし、夫婦のコミュニケーション不足を感じた瞬間でした(;^_^A
そして、水引が結び切りの香典袋に入れ、黒墨で上に「御供物」(宗教によって違う場合も)、下に自分の名前をフルネームで書き、袱紗(ふくさ)に入れ持って行きます。
以前に、どこかで香典袋に自分の名前ではなく故人の名前が書かれていたものをみてギョッとした覚えがあります。
我ながら女優のような二度見でした。
ビックリするのできちんと自分の名前を書きましょう。
新盆以外は、お金ではなく品物のお供え物をという説もありますが、お供え物は被る場合や住んでいる人数的に食べきれないなどもありますので
「お金じゃだめかも」
と考える必要はないでしょう。
お盆のお供えの食べ物はどういう物が無難!?
お盆のお供えの定番といえばやっぱり食べ物。
その中でも王道な食べ物のお供えについて触れていきます。
品物を供える際も2~5千円くらいの品(金額の相場はお金と同等と考えましょう)にします。
やはり、お盆と聞くと思いつくのは「落雁」ではないでしょうか。
なぜ落雁なのか調べた所、昔は砂糖菓子が高級品とされていたからだそうです。
でも、落雁食べます?
いや、落雁は美味しいですけど皆のお供えが落雁だったら、義実家の糖質摂取量が心配ですよね(笑)
では、どんな食べ物が喜ばれるのか。
海苔や果物などお盆の定番のものは安定感がありますが、夏場なので清涼感がありするっと食べられるゼリーや水ようかんなどは喜ばれる品でしょう。
食べる時まで常温で済むものなら、送り先の冷蔵庫事情も考慮できますよ。
そしてお孫さんが多いようなら、個包装のクッキーやおせんべいなどですと、日持ちしますし、お裾分けしやすいので貰ったお孫さんに喜ばれます(笑)。
それを見越して可愛いものにするのもいいでしょうね。
故人のことももちろんですが、義実家に集まる状況や人数、人柄によってお供えを変えると、お供え物のお下がりをもらう人が困りません。
では集まる人やあまり食べ物を喜ばないようなら、どんなお供え物が喜んでもらえるでしょうか。
ちょっと変わった物があったのでご紹介させていただきます。
まずは、ロウソク。
普通仏壇に飾るのは白い物が一般的ですが、飾りのついたロウソクもオシャレで可愛いです。
蓮の形や精霊場の形、ロウソクの側面に絵が描いてあったりするものなど様々あり、変わった物が好きな方には話のネタにもなります。
お買い物時に見ているだけでも楽しくなってきますよ。
以前、側面に花の絵が描いてある飾りロウソクを持って行ったことがありますが、義実家のお義母さんはお花が好きなので
「キレイだし、仏壇か華やかになっていいね」
と喜んでもらえました。
ロウソクなどは仏壇があるといつも使用する事が多いため、自分ではあまり高価なものを買わない家庭が多いです。
贈り物として年に一度可愛いロウソクで故人を偲ぶのもよいものです。
「ペットがいて火がつけられない」
などで悩んでいるようなら、LEDのものもあるので検討してみてはいかがでしょうか。
仏壇用の物もありキレイですし、作りも精巧につくられているものもあります。
ずっと付けていても安心です。
ただ、形式的な伝統を重んじている方に贈る際は、あまり個性的にならないように注意した方がよいでしょう。
どんな品物でも持って行く際は、のしを付けて持参しましょう。
紙袋のまま渡さず必ず出してから相手向きにしてから渡すのが大人の常識です。
常識とか言っていますが、私はそこまで気にしていなかったので、いつも主人に
「はい、渡しといてー」
と丸投げでした。
今から大人の階段昇ります!知らなかった方はご一緒に(笑)
お盆は故人への気持ちです。
いくら適したものをお供えしても気持ちが伴っていなければ何にもなりませんので、祖先を慈しむ気持ちが一番大事ですよね。
そうです、自分へのフォローです( ノД`)シクシク…
まとめ
お盆の金額やお供え物を記載しましたが、風習が決まっている地域もあるため、義実家に聞いてみるのが一番確実ですし、気にしてくれていることを嬉しく思ってもらえるのではないでしょうか。
忙しくて中々買い物に行けない場合でも、ネットで注文することが出来るので売り場には中々ないような面白い物も見つかるかもしれませんよ。
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