家族そろって新幹線での帰省や旅行…道中のいろいろが心配でたまらない大人をよそに、子供たちはワクワクが止まらない!
でも、そんなときに限って、子供が急に発熱…
俗にいう、「張り切りすぎて熱が出ちゃった」状態ですね…
せっかく旅行の準備をしたのに、なぜ今日に限って熱が出るの…と思っていても、こればかりは仕方がない!
こんな時、すでに買ってある新幹線の切符をどうすればよいでしょう(?_?)
新幹線の切符の払い戻しは購入した先で手数料が違う!?
新幹線の切符の払い戻しに、1秒でも早く出かけたいとは思いますが、ここはあえて深呼吸でもして心を落ち着かせ、まずは切符の詳細についてしっかり確認しておきましょう。
あせって、全然見当はずれのことをしてしまうと、戻るはずのお金が戻ってこなくなりますからね…
まずは、「切符の購入場所」を確認しましょう!
新幹線の切符の主な購入経路は、
- JRの駅 (「みどりの窓口」など)
- インターネット(「スマートEX割」、「EX予約」など)
- 旅行代理店
と、3種類があるはずです。
大原則は「切符を払い戻すには、切符を購入したところで」です!!
例えば、旅行代理店で購入した切符を駅に持って行っても、返金されることはないのです。
そうなっては、時間の無駄使い(◞‸◟)
自分がどこに行くべきか、行先の確認、大切です!
インターネットで購入した場合は、払い戻し手続きはネット上で行います。
スマホやPCでJRのサイトにアクセスし、指示に従って手続きをすると、無事「払い戻し」ができます。
さて、駅や旅行代理店で購入したあなた、お出かけ前に、もう一つだけ確認します!
はい、もう一度深呼吸(#^.^#)
その切符、現金で買いましたか?
それともクレジットカードを使いましたか?
というのも、切符の返金は
- 現金で買ったものは、現金で返金される
- クレジットカードで買ったものは、クレジット会社を通して、カード料金の引き落とし口座へ後日振り込まれる
という決まりがあるからです。
現金で購入した切符の返金は、お財布さえあれば大丈夫!
切符とお財布を持って、出かけましょう!
クレジットカードを使って買った場合は、返金の必須アイテムは「購入時に使ったクレジットカード」です。
必要なクレジットカードがお財布に入っていることを確認したら、いよいよ出発できます!
でも、
「え‼これって、一体、どのカードで買ったの?」
そんな時はどうすれば?
私ならきっと、「お金が戻ってこないかも( ゚Д゚)どうしよう!」と、パニックになります。
でも、安心してください‼大丈夫です!
とりあえず切符を買った場所(駅や旅行代理店)に行き、事情を話してください。
切符を渡すと頂ける「払い戻し証明書」と切符購入に使ったクレジットカードとを持ち、後日再び払い戻し手続きを行えば、無事お金は戻ってきます。
「払い戻し証明書」の有効期限は1年という、親切さ!
1年もあれば、後日送られてくるカード明細を見ると、どのカードで切符を購入したかしっかり確認できますね!
ゆっくり落ち着いてチェックし、払い戻し金額を無事ゲットしてくださいね!
いざ払い戻し!
でも、「これで切符の代金がまるっと返ってくるから一安心」…ということは、残念ながらありません。
必要な手数料は
乗車券・自由席券・※立席特急券 220円 指定席券 乗車2日前まで 330円 前日以降 料金の30% (最低料金330円) *自由席を連結していない新幹線の、指定席車両に立ち乗りをするために必要な切符のこと。
となっています。
乗車券・特急券、それぞれの払い戻しに手数料が必要なので、一回の乗車に付き、自由席で440円・指定席で550円~ が必要だという計算になりますね。
でも!
「乗車券や自由席券の金額は許せるとしても、指定席券のキャンセル料、やたら高くない⁉」と思うの、私だけではないはず!
だって、「乗ってもいない新幹線の座席の30%も払わないといけない」って、どういうことよ、全く(怒)
でも、ふと冷静に考えると、指定席ってキャンセル後そのままだと、一部空席のまま新幹線を運行することになるので、その分JR側には利益無しなんですよね…。
そう考えると、指定席券だけが「払い戻し手数料」がやたら高いのも、納得するしかないのかな、と思ったりします…。
しかーし、この手数料、実は、駅で切符を購入した場合のお話(#^.^#)ホッ
インターネットで購入した場合、なんと、手数料もお得になっております(‘ω’)ノ
なんと、払い戻し手数料は…片道310円‼
全然違いますよね(@_@)
なに、このお得感!
それもそのはず。駅で切符を購入した場合、必要な手続きをしてくれるのは全て駅員さんです。
きっと「払い戻し手数料」は駅員さんの人件費込みのお値段なので、その分高めになっている、と思えば納得です。
しかしインターネットで切符を購入したら、全ての作業を行うのは自分(*_*)
手続きの手間がかかる分、料金がお得になっている、ということなのでしょう。
確かに、インターネットで購入し、自分で払い戻しの作業も行ったのに、取られる手数料が駅と一緒というのは、消費者からすると納得できないですからね!
JRさん、さすがっすね(^_-)-☆
尚、「旅行会社」で手配してもらった切符を払い戻す場合、旅行会社によって必要な手数料は異なります。
旅行会社で切符を手配してもらった場合は、切符の他にも一緒に手配してもらっているケースも多いので、書類一式をもって旅行会社に行ってくださいね。
新幹線の切符の払い戻しは乗車当日のいつまでならできるの?
新幹線乗車予定当日、突然新幹線に乗れなくなる…
実は私も、2年前に経験しました。
朝起きると、子供が突然40℃の発熱( ゚Д゚)
何かの間違いかと、何度熱を測りなおしても、変わらずで…
「とりあえず、病院に連れていく?」
「でも、熱以外、特に咳や鼻水が出てるわけじゃないし、様子見ようか…」
などといった会話を夫婦で繰り広げ、
「お熱があるから、今日はおばあちゃんのお家に行けないよ。」
と伝え、泣き叫ぶわが子を何とか説得し、そこでやっと気づきました。
「新幹線の切符、どうしよう?」と。
1年に1度の帰省。
このまま帰省しないわけにはいかないので、まずは新幹線の乗車を翌日に変更することに決定!
それから、新幹線の駅まで急ぎました。
乗車時間までに「みどりの窓口」に行けば、何とかなるだろう、と思いながら、必死に駅に向かいました。
駅に到着したのは、発車予定20分前!
そこから「みどりの窓口」に並び、今更ながら、「そういえばキャンセルってどんな手続きがいるんだっけ?切符があればいいのかな?」と思った私(..)オイオイ!
さて、いよいよ発車5分前‼
ついに、私の番です。
「今日の新幹線に乗れなくなったので、明日に変更したいのですが…」
と、恐る恐るいうと、
「ハイ、大丈夫です。1回に限り、無料で変更できます。」
との返事。
「?」と思いながらも、言われるがまま、無事に翌日の新幹線へと無料で変更できました…
皆さん、知っていました?
新幹線の切符って、1回だけなら無料で乗車日時の変更ができるって事!
先ほども書きましたが、乗車当日に新幹線切符を払い戻す場合、とんでもない金額がかかります!
「もう、絶対に新幹線に乗らない!」場合は、キャンセルして払い戻すしかありませんが、私のように日時を変更して乗車する場合は、「キャンセルよりも日時変更」をすれば、1円も無駄になることはないのです!
なんと素晴らしいシステムでしょう( ◠‿◠ )
日時を変更してもらった切符には、「日時変更済み」というスタンプを押されます。
完全に1回しか変更ができないシステムになっているので、乗車日時の変更は慎重に行ってください!
ただし、インターネットで購入した切符は、何度でも無料で乗車日時の変更が可能となっています。
何ですか、この違いは( `―´)ノプンプン
でもね、インターネットで購入した場合は、座席指定・キャンセル・変更など、全ての手続きを自分で行わないといけないので、結構な手間がかかるんですよ…。
その手間に免じて、特別サービスをしてもらっている、という感じなのでしょうね。
尚、切符の払い戻しができるタイムリミットは、
- 駅で購入したものは、乗車予定の新幹線発車時間まで
- インターネットで購入した切符は、発車予定4分前まで
となっています。
払い戻しを受ける時は、タイムリミットを超えないようにだけ気を付けてください。
まとめ
新幹線切符って、駅・インターネットのどちらで購入するかによって、払い戻し手数料が全く変わってくるのですね!
この事実を知ってしまった私は、もう「駅での購入」には戻る気がありません(; ・`д・´)
今まで、駅の「みどりの窓口」に並び、新幹線の切符を購入してきた私の時間を返してくれ…
実は、この夏も、新幹線で実家に帰省する予定を立てています。
つい1週間前までは、「いつ『みどりの窓口』に行こうかな…夏休み前に行かないと、厳しいな…」と思っていたのですが、これからは、新幹線の切符も「インターネットでお買い上げ」しよう、と固く心に誓いました。
実はインターネットで新幹線の切符を購入しようとすると、その手続きが意外と複雑で、ちょっと厄介だったりするのですが…。
その分、いろいろお安くなっている、と思えば、我慢できます。
でも一番は、予定通りに新幹線に乗車できること!
この記事の内容が決して実践されることなく、皆さんの豆知識として終わることを、心より願っています(^^)/~~~
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