卒業式で袴を着る機会があるなら恥をかかない知るべき事とは!?

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卒業式での袴姿は、レトロで可愛らしいのはもちろん、一生の記念になります。

いつもと違って晴れ着を着ることで気持ちも晴れやかになりますよね(*^^*)

 

でも袴ってそんなに着る機会があるわけではないので、普段着の時と同じように過ごしていると、だらしなく見えてしまいます。

みんなが一斉に同じ動きをする卒業式だと、なおさらカッコ悪いところが目立ってしまいます。

 

袴を着たら守りたいマナーや所作、そもそもなぜ女性が卒業式に袴を着るようになったのかを知っていますか?

 

知識として頭に入れておけば、きっとステキな卒業式を迎えるために役立ちます!

 

 

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卒業式を袴を着る時のマナーと気を付ける事とは!?

せっかくの卒業式に袴を着付けしてもらっても、慣れない格好でうまく動けなくて、だらしなく見えたり着崩れしてしまったらカッコ悪いですよね(*_*;

 

袴を着た時に立ち居振る舞いがきちんとしていれば、動きが美しく上品に見えるだけでなく、着崩れしにくくなり、いいこと尽くめです。

 

人生の晴れ舞台といっても過言ではありませんから、ちょっとだけ袴を着る際のマナーも勉強してみませんか?

最高の卒業式になること間違いなしです(^_^)

 

場面や場所を問わず気をつけたいのは、歩き方です。

背すじを伸ばして、颯爽と歩くとかっこいいです。

 

「背すじを伸ばしてなんて、いつも伸ばしてるよ!」と思われるかもしれませんが、袴を着るとぎゅっと締め付けられたり、普段着とは勝手が違うことが多いので、意識しないとついだらけてしまいがちです…。

 

私は自分の卒業式の時(だいぶ昔ですが)、普段から猫背なのでかなり意識しました(^_^;)

一生残る写真が猫背だった、って嫌ですからね。

 

歩幅の大きい人は、普段より少し狭い歩幅で歩くのを意識すると美しく見えます。

袴の裾をバサバサとさせて大柄に歩くより、おしとやかに見えますよ。

 

また裾を踏んだり転んでしまったり、トラブルが多いのが階段の昇り降りです。

 

校舎内での移動や卒業証書授与で壇上に行く時など、さまざまな場面で階段を登り降りする機会があります。

ちなみに私は普段履き慣れていないので袴の丈感がよくわからなくて、急いで歩いていたら転びそうになったのを覚えています(T_T)

実際転んだ友達もいました。

 

階段を登る時は、裾の前部分が階段につかないよう、袴の少し前側を持ち上げましょう。

もしくは袴の両脇から手を入れて、前の部分を浮かせるといいです。

 

階段を降りる時も、袴の裾を前側に少し寄せるように持って、足元を見えやすくすると裾を踏みづらくなります。

登る時よりも降りる時のほうが転ぶと大変なことになるので、なおさら気をつけましょう(笑)

 

ちなみに、もし着崩れてしまった場合でも自分でカンタンに直せます!

 

例えば襟元がたるんできたら、袴の脇の空いているところに右手を入れて、着物の右肩側をつまんで下にぐっと引っ張りましょう。

 

袴の裾を引きずるようになってきたら帯が下がってきているので、上にグッと上げてみてください。

上げた後、袴の背中側にあるヘラを帯の結び目にぎゅっと差し込みます。

まだ引きずるようであればいったん袴の結び目をほどいて、もう一度リボンを作り直してください。

私はこれがすごく役立ちました!

背が低いので、油断するとすぐ落ちてきて引きずって大変でした(^o^;

 

お店で着付けをお願いした場合、都合によっては早い時間にしか着付けができないことってありますよね。

早く着付けを済ませてしまうと、式が始まるまでに崩れやすいので、自分で簡単に直せる方法は覚えておくと役に立ちますよ。

 

せっかく「卒業式」という新たな旅立ちへの 晴れ舞台でおめかしするのですから、所作やマナーに気をつけて美しく見せたいものですね。

 

 

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卒業式で袴を着る理由はオシャレだけじゃなかった!?

女学生が着る袴は、明治から女学生の制服として採用されたのが始まりといわれています。

勉強する場にふさわしい服装とされていたんですね。

 

当時は女性の高等女学校への進学率が低かった時代で、進学できたのはいわゆる上流階級の女性達でした。

そのため袴姿の彼女たちは多くの女性の憧れの的であり、ファッションリーダーでした。

 

品と知性があって華やか…いつの時代も、同性から憧れられるのって素敵ですね(*^^*)

 

明治になり西洋の文化が入ってきたため、それまでとは暮らしぶりが変わってきたことも理由にあるとされています。

 

畳に座る生活から椅子に座る生活になったため、歩きやすい袴をはくようになったと言われています。

たしかに袴のほうが、着物よりも足さばきが良さそうですよね。

 

現代では制服として袴を着ることはありませんが、「女学生の象徴」として卒業式で袴を着る習慣があるんです。

 

ちなみに学校の先生たちが卒業式で袴を着るのは、学びを終え巣立っていく生徒たちのために、きちんとした正装で見送る・お祝いするためという言われもあります。

 

 

まとめ

卒業式に袴を着る理由がわかると、なおさら大切に着たいと思えてきます。

普段は着ることがなくても、マナーがしっかり頭に入っていれば安心して卒業式に臨めます。

 

今まで一生懸命勉強してきた自分と、新たな世界へ巣立っていく自分、胸を張って袴を着ましょう!

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