一緒に住み始めたばかりの新婚の夫婦は、毎日の家事をどうやってこなしていけばいいのか悩む時期があるのではないでしょうか。
夫婦とはいえ、性格も違えば気になる点も違います。
毎日トイレ掃除、お風呂掃除をしなければ気が済まない人もいれば、毎日しなくても、汚すぎなければあまり気にならない人もいます。
違う人間が一緒に住むのですから、家事の分担や進め方に悩むのは当然のことです。
同じように働いているのに、自分の方が家事の量が多いのではないか?
一緒に使っているものなのに、自分が掃除してばかりじゃないか?
そんな風に考えて、日々の生活にストレスが溜まったり、相手との関係が悪化したりしたら、なんだか残念ですよね。
我が家は結婚して5年、同棲を始めてからは6年経ちます。
最初の頃と比べると日々の家事は、かなりスムーズに進むようになりました。
スムーズにこなせるようになるにはもちろん紆余曲折ありましたが…。笑
こうやったら家事の分担がうまくいった!という我が家の事例を紹介したいと思います。
まずは自分が気になるところは相手の行動を待たずに自分でやること。
やってみて大変な場合や不満がある場合は、すぐにそれを相手に伝えて共有すること。
大切なのはこの2点です。
新婚で共働き夫婦の家事の分担って本当に必要?
共働き夫婦は、家事に割ける時間があまりありませんよね。
そのため家事を日頃から協力してこなしていく必要があります。
協力して家事をするのに一番簡単なのは、誰が何をするか決めてしまうことかもしれません。
妻は毎日食事作りと皿洗い、夫は洗濯とお風呂掃除とゴミ出し、などと決めて上手くいくならばそれで良いと思います。
ただ我が家はそれでは上手くいきませんでした。
食事を作る担当の方が仕事が終わるのが遅いとか、疲れすぎて食事後の皿洗いをできない日があるとか、相手が風呂掃除をやる担当なのになかなかやってくれなくてイライラしてしまうとか…。
そのため我が家で採用されたルールは「できる方がやる」ということです。
細かく分担を決めることはしません。
先に仕事が終わった方が食事の準備をしたり、朝時間に余裕のある方が洗濯をしたりしました。
「できる方がやる」のが基本でも、乾いた洗濯物を放置しておくことが好きではなかったわたしは、その部分は特に自分でやるようにしました。
洗濯機をまわして干して片付けることが夫の分担になっていたとき、干すまではやり、片付けを数日に一回しかやってくれないことが多々ありました。
わたしは乾いた洗濯物をすぐに片付けたい性格だったので、なかなかやってくれないことにストレスを感じてしまいました。
夫は、今片付けなくても、明日か明後日一気に片付ければいいや、という気持ちでいました。
やらないわけではなく、やるつもりなのに、妻からはいつも急かされるしなんだかイライラされてしまう。
夫はそう思っていたそうです。
そのため乾いた洗濯物の片付けは自分ですることにしました。
そうするとわたしの家事の量は増えたのに、ストレスは減ったのです!
「またやってくれない…」と思う必要はなくなり、「片付けて」とお願いする必要もなくなったからです。
その代わりに夫は毎日お風呂の床を拭き掃除していました。
わたしは毎日しなくても気にならないので、夫自らやってくれて助かった部分でした。
新婚で共働きの夫婦は家事の不満はすぐに共有してストレス軽減!
気になるところは自分で率先してやるとはいえ、自分ばかりあれやこれや気になって仕事量が増えすぎてしまったり、相手が全く家事をしないタイプの人だったりした場合は対策が必要です。
大事なのは、すぐに相手に伝えて共有することです。
自分ばかり家事をしているなと心のなかで思っても、相手は気づいてくれません。
(本当は察してくれたらそれ以上のことはないのですが!笑)
先ほど、洗濯物を片付けるのを自分で率先してやったらストレスが減ったと言いました。
しかし、わたしは皿洗いもその日中にしたいし、トイレも1日1回洗いたかったのです。
今度は自分の負担が多いのでは、と不満に思うようになりました。
悩んだ挙句、夫に正直に伝えました。
皿洗いとトイレ掃除と洗濯物の片付けはその日中にしたいけど、わたしばかり家事をしている気がして嫌になってきたと。
そして2人でどうすればいいか考えました。
結果、一番時間がかかっていたのが皿洗いだったので、わたしが皿洗いをしている間にトイレ掃除と洗濯物の片付けを夫がやることとなりました。
夫は、わたしが自分でやりたいのだろうと思って、なかなかその部分の家事に手を出せなかったのだそうです。
わたしが言葉にして伝えたから、上手くいった出来事でした。
正直に伝えてよかったと今でも思っています。
まとめ
いかがでしょうか。
共働きで家事の分担に悩んでいる方に、こういう形の家事の協力の仕方があるのだと知ってもらえたら嬉しいです。
夫婦とはいえ別々の人間。
一緒に暮らしていくには試行錯誤が必要です。
試行錯誤している中での一つの方法として試してみてはいかがでしょうか。
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