一人で新幹線に乗る…親元を離れて遠くの地へ進学すると、夏休みや冬休みにはそんな機会も多くなります。
私も大学進学後、独身の間はずっと一人暮らしだったので、長期休暇になると一人で新幹線に乗っていたものでした。
乗車時間が数時間に及ぶことが多い新幹線。
同じお金を払って乗るのなら、少しでも快適に過ごしたい!
そのためにも、座席選びが重要になります。
また新幹線に乗ったはいいけれども、「この席…嫌だな。」と思った時にどうしたらいいか、ということについても考えてみたいと思います。
新幹線の座席のABCDEで快適な場所はどこ?
まずは、改めましての基礎知識・座席の並び順から確認していきましょう( `―´)ノ
新幹線の座席は通路を挟んで3席・2席となっていて、3席並びの窓側から順にABCDEとなっています。
つまり、イメージでいうと
ABC DE
ということです。
この中で「お一人様」に一番人気の席はダントツで「E席」となっております(/・ω・)/
人気の理由は、
- 窓側は景色がよく見える。
- コンセントやフックがついているので、何かと便利。
- 隣に乗る人も「お一人様」の可能性が高い。
ということだそうです。
ちなみに、「隣の人も『お一人様』の可能性が高い」という理由以外なら、「A席」にも当てはまる、ということで、実は「A席」も人気が高い席となっております。
確かに長距離移動を行う新幹線だからこそ景色を楽しみたいですし、スマホやゲームで時間をつぶすなら、バッテリーの残量を気にしなくていい「コンセント」があることも大事ですよね!
これ、すごくわかります。
新幹線に乗っていると、テレビでしか見たことのない有名な景色や、町のごちゃごちゃした様子、山や海といった美しい自然の様子が次々と目の前に現れます。
「おおー!!海だ!」
「この景色、テレビで見たことある!」
こんな風に観光気分を存分に味わう…私が窓側の座席に座るときの一番楽しみにしていることです!
(そのうち眠くなって、ぐっすり眠ってしまうのですけれどね…)
さらに隣も「お一人様」なら、静かな時間が保証されるので言うことなし(^^♪
窓側の席の次に人気の席は「D席」→「C席」の順に、通路側の席となっています。
その理由は、「トイレやワゴンサービスを利用するのに便利」だからです(‘ω’)ノ
確かに、窓側の席からトイレに行きたい時の不便さといったら…。
隣に座る見知らぬ人に「すみません…」と、いちいち声がけするのって、正直な話、すごく面倒です(◞‸◟)
さらに、隣の人がぐっすり眠っている場合、どうやってそこを通過するか、ものすごく悩んじゃいます( ゚Д゚)
相手を起こさないよう、黙ってそっと足元をまたいで通るべきか、それとも一応声をかけてからまたぐべきか…どうしたらいいか、いつも悩んでしまうんです(..)
さらにワゴンサービスを使いたいときも、窓側に座っているとなかなか気づいてもらえない上に、隣の人の前で商品や代金のやり取りをするので、何かと面倒なんです。
ワゴンサービスの人が自分の座席の近くを通る前から「すみません!」と声をかける準備をし、一生懸命声をかけても聞こえなかったみたいで素通りされた経験ありますから!
あれはとても悲しかったな…( = =) トオイメ目
そういうことを考えると、「隣の人に気を使わなくていい」通路側の席、かなり魅力的ではないですか?
そして残った「B席」…3人掛けの真ん中の席ということもあり、一番不人気な座席となっております(-ω-)/
やはり、
- 両隣を見知らぬ人に挟まれるのが嫌。
- 圧迫感がある。
- 狭そう。
といったものが、不人気な理由としてあげられています。
この意見、ものすごーくよくわかります!
というのも、私は、たまたま「B席」に座った時、左右どちらに体を傾けるということもなく、ひたすら座席の中で小さく座って過ごした、という経験があるからです( ;∀;)
いつもだと眠くなったら、窓側なら窓の方向へ、通路側なら通路の方向へ、それぞれ体を傾け、少しでも楽な姿勢を探してぐっすり眠るのですが、真ん中ではそうもいかず…。
眠くなっても、「なるべく直立姿勢で、左右どちらにも傾かずに眠らなきゃ!」と思うと、全く熟睡できずで、結局浅い眠りの連続でただひたすら疲れただけ(´;ω;`)ウゥゥ
このように、狭い思いをして長時間座っていなくてはならない「B席」は、
- 複数人で利用
- 繁盛期で、新幹線が大混雑
このような理由がない限り、なかなか埋まらない座席だそうです(;_;)/~~~
実は「B席」は他の座席よりも幅が3㎝広く作られているそうですが、これぐらいしかメリットがないのが実情なのです。
しかし、この「B席」不人気問題ですが、
「『B席』が空席なので、お隣を気にせず、ゆったりと座席を使うことができる。」
という理由から、「A席」「C席」利用者へは好都合なんです!(^^)!
例えば、窓側の「A席」や「E席」だけが埋まっている場合は、隣の乗客がいる「D席」よりも「C席」を予約する方がゆったりと座席の利用ができるのです。
これらの情報を、ぜひ座席選びの参考にしてみてくださいね(^_-)-☆
新幹線乗車後の座席を変更するにはどうしたらいい?
無事に希望通りの座席を予約し、いざ新幹線に乗ってみたものの、
- 隣の人が酒臭い・化粧臭い
- 周囲の人たちの話声がうるさい
- 睡眠中の人のいびきや歯ぎしり・寝言がうるさい
などなど、「え、何これ?」と感じること、あると思います。
座席の場所は選べても、周囲に乗車する人までは選べませんからね(◞‸◟)
「もう座席を買ってしまっているから…」とひたすら我慢して数時間を過ごす…というのは、精神衛生上よくありませんよね。
その迷惑な人(たち)と同じお金を払っているのに、自分だけ我慢しなきゃいけないなんて、不公平すぎます”(-“”-)”
また、
車内がガラガラ、空席だらけなのに、なぜか自分の座席の周りだけ、乗客がいっぱい乗っている…隣が空いている席に移って、ゆったりしたい。
新幹線に乗車する時期によっては、こんなこともあります。
同じ乗るなら、少しでもゆったりした環境で新幹線に乗車したい…これ、当然誰もが思うことです!
そんな時は、車掌さんに「座席変更できますか?」というようにお願いをすれば大丈夫!
自分の座席では言いにくい場合は、デッキ部分や車掌室など、周囲の人の目が気にならない場所に移動して、お願いしてみましょう。
お盆年末年始のような超満員の「繁盛期」以外なら、意外とすんなり座席変更をしてもらえます!
その際には可能であれば、自分が移動したい席を見つけ、「ここに変更できますか?」とお願いした方がいいと思います。
そうすることで、「せっかく座席を変更したのに、この席も最悪(◞‸◟)」という事態を防ぐことができますからね(^^♪
ちなみにこの「乗車後の座席変更」は「サービス上の変更」となるので、手数料はかかりません!
通常、新幹線乗車前の「座席変更」「乗車変更」にはキャンセル料が必要となるので、それに比べたらかなりお得なシステムなのです\(^o^)/
また万が一、途中の停車駅から座席の予約が入っている場合は、
「○○駅までは空いていますので、それまでならどうぞ」という趣旨の説明を車掌さんがしてくれ、その○○駅まではその席を使うことができるのです!!
なんと素晴らしいことでしょう(∩´∀`)∩
新幹線の座席って、
- 予約後の変更には手数料がかかる
- そんな自分勝手な理由で座席変更なんてしたらダメ
なんて思っている人、多いと思いますが、実はそうではないのですね!
長時間我慢するぐらいなら座席変更をしてもらい、快適な時間を過ごしましょう!
まとめ
一人で乗る新幹線って、慣れるまではすごく緊張しますよね。
私も、初めて一人で実家に帰省した時、すごくドキドキした状態で新幹線に乗ったこと、今でもしっかり覚えています。
「長い移動時間をどう過ごそう…」
「眠くなってきたけれど、荷物が気になって眠れない…」
「うっかり眠ってしまって,降りる駅を寝過ごしてしまったらどうしよう…」
昔はそんなことばかり思っていましたが、今では新幹線に乗れば必ず熟睡するほど図太くなってしまいました(笑)
長時間の移動は疲れるので、少しでもゆったりした環境で過ごせるよう、しっかり座席を選んでくださいね。
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