子どもが小さい頃って子ども会や役員、習い事などで企画するパーティーのゲーム係を任されることありませんか?
やったことがないことを任されるとすごく不安になりますよねー。
10人やそれ以上の人数になってくると、中々子どもたちは話を聞いてくれません。
最初は静かにしていても、そのうちすごく騒がしくなってしまいます。
そうなると当然進行も止まってしまいますし、騒がしいのを怒ってしまったら折角の楽しい場の空気もしらけてしまいます。
実際、私が初めてパーティーゲームの進行をした時にとても困ったのです。
「はい!もう今日は解散!」
って何度言いかけたことか(笑)
職業柄、子どものパーティーを開くことが多かったので、何度も失敗を繰り返して、今はかなりスムーズにパーティーゲームの進行が出来るようになりました。
いざという時の為に大人数で楽しめるゲームと、進行方法を紹介します。
これでいつゲーム係になってもしのげるはず。
といっても私は学校の先生でも、レクの勉強をしたわけでもないので、その辺はご了承くださいませ(笑)
パーティーゲームのおすすめは大人数だからチーム戦が盛り上がる!
大人数の時のゲーム、あなたは何を思い浮かべますか?
じゃんけん列車や尻尾取りゲームなどが思い浮かぶ方が多いのではないでしょうか。
どれも盛り上がりますが、チームで団結して喜んだり悔しがったりできるゲームが出来たら更に面白くないですか?
チームゲームも色々ありますが、私がやった中で盛り上がったおすすめの大人数チームゲームを!
その名も、大根抜きゲーム。
「なんじゃそりゃ?」
なネーミングですね。
子どもたちから教わったゲームなのですが、これがとても盛り上がるんです。
本来はチーム戦ではなく
- 1~数人オニ(大根抜く人)を作る
- 残りの人数(大根)で腕をがっしり組んだ状態(寝そべっても座ってもいい)で円になる
- オニが円の人の足を引っ張り、組んだ手が離れてしまったらその子もオニにまわる
- 最終的に残った人が勝利
というゲームなのですが。
勝手にチームルールにすると
- チームに分かれ、先攻と後攻を決める
- 後攻が大根役
- まずはオニを先攻チームから何人か選出
- 後攻は腕をがっしり組んだ状態(寝そべっても座ってもいい)で円になる
- 制限時間を決めてスタート!
- オニに大根が抜かれるたび、先行チームから抜かれた人数分オニを出す
- 抜かれた人は危なくない所に座って応援や指示を出す
- 制限時間後に何人残ったかを数える
- 先行と後攻が反対になり最後に残った人数が多い方のチームが勝利
というアレンジです。
ポイントは、全員が抜かれてしまうと面白くないので制限時間はやや短めに設定すること。
1チーム10人前後で、1~1分半を目安に1回やってみて時間を調節していきます。
そして、小学校低学年くらいだと抜かれても何人オニになっていいのか自分たちで判断がつかないため、保護者がオニを促すこと。
1回戦のみだとオニ役は座っているだけで終わってしまう事があるので、何回戦か行いましょう。
その度やっていない人からオニになると、全員オニが出来ますよ。
座っているオニも指示出しや応援で協力します。
気を付ける事として
- 両足を一緒に引っ張る(片足だけ引っ張らない)
- 強く引っ張ったり、引っ張った足を上にあげない
- 大根役はオニを蹴らない
- 両手が離れてしまったらすぐ移動する
- スカートの子は体育着などを着用してもらう
などのルールを決めておき、監視役の親を1~2人つけてください。
たまにいるのですが、手が脱臼しやすい子などには配慮が必要です。
(オニや監視役にまわってもらうなど)
この大根ゲーム、かなり白熱します。
キャーキャー言いながらズリズリ抜かれていくので見ているだけでも面白いですよ。
ただし、白熱しすぎるとルールを守れない子がでてくるので、監視役の保護者は常に周りをみるのも大事です。
大根ゲームは体力を使うのでその後にもゲームをいれる時は、言葉だけで何の事を説明しているか当てる「私は誰でしょうゲーム」など頭を使ったゲームをいれると疲れすぎません。
パーティーゲームの意外と簡単なスムーズな進行方法とは!?
最初にも言いましたが、子どもって大人数になるとホント話聞いてないんですよね!
「この後、○○しますよー」
って一通り説明した後に
「先生、次何やんのー」
「いや、聞いてないんかい!」
というやりとりは毎回の事(笑)
特にゲームなどの時は勝手に盛り上がってしまい、ザワザワしがち。
楽しんでくれるのは嬉しいことですが、危険なこともあるのでルールはしっかり聞いていてほしいですよねー。
そんな時には、1番最初に「お約束ゲーム」をします。
内容は、
私が手を(笛を持っている場合はこっちの方が遠くまで伝わる)2回叩いたら、
皆で
「シー!」
と口に人差し指を持ってきて周りを見渡しながら言います。
これだけ!
「今日、私が手を2回叩いたら必ず「シー」と言ってください。言えなかった子には罰ゲームがありまーす」
と伝えておくと3回目くらいには静かになります。
子供だましなので、これが効くのは小学校中学年くらいまでですが、結構効果ありです。
罰ゲームの内容は、皆の前でモノマネするなどちょっと恥ずかしいものを用意します。
時々、目立ちたくてわざと罰ゲームを受ける子が出てくるので、3回罰ゲームを受けるとゲームに参加出来ない事を伝えておくと良いですよ。
使いすぎると効かなくなるので、ここぞという時に手を叩いてください。
手を叩くだけだと聞こえていないことがあるので、1回で聞こえない場合は数回繰り返すうちに聞こえたり思い出したりして静かにしてくれます。
女子が率先してやってくれるので男子の間に女子をいれるのがおすすめ(笑)
他には、進行する保護者は説明を短く伝える努力が大事です。
アクションや、ルールをリピートしてもらうなど参加型にして、自分に関心が向くようにすると食いつきがよいです。。
私は小さい子に自己紹介する時に
「こんにちはー!キティーちゃんです。」
とか
「AKB48の○○です。」
なんて自己紹介をするのですが、皆
「絶対嘘だー」
と注目してくれますよ(笑)
まとめ
ゲームはネットなどで調べれば沢山出てきますが、そのパーティーに適したものにするには上記のような独自のルールをいれると更に簡単に出来ます。
最初は緊張しますが、子ども達の楽しそうな顔を見ているとクセになります(笑)
「自分も楽しむぞ」という気持ちでやると、気持ちが楽になりますよー。
もし任された場合は、自分も楽しんでゲームを盛り上げちゃいましょう!!
喜んでもらえたら終わった後も「キティーちゃん」と呼ばれるようになるかもしれません(笑)
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