メダカの稚魚が餌を食べないのはなぜ!?また、いつから与える!?

生活

飼っているメダカが卵を産んでくれると、家族が増えるようで嬉しいですよね。

 

メダカの稚魚は小さいので、親と一緒にいると狙われて食べられてしまいます。

人間からすると考えられないことですよね。

それを避けるために、卵のうちから親メダカとは別居させられるのです。

 

卵の状態からやっと稚魚として泳ぎ始めてくれたのに、餌を食べてくれないとオロオロしてしまいますよね。

しかしここで心配して、慌てて沢山の餌を入れないでください。

何故ならお腹のヨーサックという場所に栄養がストックされてあり、そこから生きるためのエネルギーを補給できるからです。

 

ところで、いつからどんな餌を食べさせればいいのでしょうか。

まだ卵のうちに調べておいても損はありません。

 

 

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メダカの稚魚に餌はいつから与える必要があるのか!?

 

稚魚は栄養をヨーサックに蓄えているので、孵化してから数日はご飯を食べなくてもへっちゃらです。

「やったー!最初はご飯をあげなくてもいいやー!」なんて軽く考えていませんか?

稚魚のうちはお世話に大変気を遣うものです。

 

餌を食べ始めるのは3〜4日を過ぎてからが多いですが、稚魚をよーく観察して見極めないと、大きい方が小さい稚魚を食べてしまいます

餌をあげるのを忘れていて数日後に水槽をのぞいてみると、稚魚が消えているなんてこともあります。

その原因の多くは栄養不足と共食いであることがほとんどです。

 

卵から出てから数日経つと餌を食べ始めるということを忘れずに、稚魚用の餌を用意して待っていてくださいね。

 

 

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メダカの稚魚の餌におすすめの餌ってあるの?

 

メダカは卵から出てから大人になるまでに、大体ワンシーズンかかります。

成長の早いメダカはその半分くらいの期間で大人になります。

 

卵から見守っていた子が無事に大きくなってくれると安心ですよね。

どんな餌をあげたら、栄養が行き届くのでしょうか。

 

稚魚の餌は、小さい口に入るサイズでないと上手に食べることができません

もし手元に稚魚用の餌がなかったり、入手に数日かかる時は、すり鉢で大人のメダカの餌をパウダー状にするといいでしょう。

成長するためのエネルギーをたくさん使うので、忘れずに高栄養の餌を購入してください。

 

稚魚を育てる環境として、グリーンウォーターが適しています。

グリーンウォーターは、植物性のプランクトンがバランスよく繁殖している状態です。

パッと見ただけでは苔がついているのかと思いますが、よく観察すると水が緑がかった色をしているのがわかります。

このプランクトンが、稚魚のお腹を満たしてくれるのに最適なんです。

 

グリーンウォーターが上手にできるか不安でしょうがない!

そんな方にはクロレラなどのプランクトンの原液がありますので、それを積極的に活用してください。

 

ミジンコやゾウリムシは動物性プランクトンと呼ばれるものですが、お店にも売られているので稚魚の水槽に入れるだけで摂取してくれます。

これらもメダカのベイビーには豊富な栄養源です。

 

グリーンウォーターの色を見て緑色が薄くなっている場合には、植物性のプランクトンを食べているミジンコの量をコントロールするのも重要です。

また水の浄化を助ける水草のバランスも考えて、水がクリアになりすぎないようにします。

 

稚魚にとって餌は生きる可能性を高める重要なものです。

プランクトンの大きさは稚魚の口にベストサイズなので、ぜひ検討してみてください。

 

 

メダカの稚魚に餌を与える回数はどれくらいの頻度!?

 

成長したメダカのご飯は、朝と夜の二回で大丈夫です。

 

稚魚には日の出と日中、寝る前の三回の給餌が理想です。

人間の食事時間と合わせると、与え忘れが防げます。

 

しかし赤ちゃんメダカが一回に食べられる餌は微々たるものです。

最初は餌が食べるものだと認識できない稚魚もいます。

徐々に餌だということを覚えさせていきましょう。

 

もし水中に餌が漂っている場合は、お腹が十分いっぱいになっているという証です。

もうそれ以上は水槽に餌を投入しないでください。

やりすぎは水質が不安定になる原因となって、飼育環境としては良くありません。

残った餌は網ですくい上げて清潔しましょう。

 

水質と稚魚のためにも、少量を頻回にあげることで、飢餓状態になりにくいです。

稚魚は体に多くのご飯をためておくことができないので、手間がかかりますがそのようにして餌をあげてくださいね。

 

 

まとめ

 

いかがでしたか?

あなたのお家でメダカを卵から育てられそうでしょうか?

 

私の祖母がメダカの飼育が得意で、家に遊びに行くといつもメダカの赤ちゃんを見せてくれます。

日がさんさんと当たる庭の片隅の水槽をのぞくと、すーいすいと稚魚が泳いでいるのが見えます。

そこは赤ちゃんにとってはパラダイスのような場所なのでしょう。

 

いつも稚魚の寿命が短くて、もう悲しい思いはしたくない…と悩んでいる方は、もう一度メダカのご飯について見直してみてくださいね。

 

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