梅干しはおにぎりやお茶漬け、料理のアクセントに無くてはならないものです。
お店ではお値段がピンからキリまで、様々な梅干しが売られています。
我が家の冷蔵庫には実家で作られた梅干しが常にあり、ストックが切れることがありません。
実家の梅干しは料理番組などを参考にしているようで、毎年微妙に味が違います。
去年の味が食べたいと思っていても、同じ味のものができるとは限らないのです。
「酸っぱい梅干しはちょっと苦手!簡単で早く梅干しが食べたい!」という方。
そんなあなたに、初心者でもチャレンジしやすい作り方をご紹介します。
梅干しの作り方で失敗しない簡単な「はちみつ漬け」レシピとは!?
昔ながらの塩が効いたものが好きな人もいると思います。
しかし、梅干しの酸っぱさが無理!苦手!という方もいるでしょう。
私もしわしわの梅干しはお腹が痛いときに食べるだけです。
はちみつ梅干しは、つやつやしていて本当に美味しいです。
梅干しが苦手なお子さんでも、はちみつ梅干しが大好き!ということもありますよね。
お店では大体1パック300円から高いものでは2000円近くするものもあります。
そんな高級品が、自宅で簡単に出来たら嬉しいですよね。
専用の容器を使わずに作れるレシピをご紹介します。
[はちみつ梅干しの材料]
- 梅 1kg
- はちみつ 80~100g(梅に対して8~10%)
- 塩 80~100g(梅に対して8~10%)
- 密閉できるビニール袋(丈夫なもの)
- 焼酎 80cc
[はちみつ梅干しの手順]
1.完熟梅をきれいに洗って、キッチンペーパーで拭く。
2.傷のあるものは取り除く。
3.梅のヘタを竹串で取る。
4.ヘタがついていたところの水分を丁寧に拭き取る。
5.焼酎と梅をジップロックなどに入れて馴染ませる。
6.梅が傷つかないようにゆっくり焼酎を捨てる。
7.はちみつ、塩を入れる。
8.材料を全部入れた袋の上に、それと同じ位の重しを乗せて、冷蔵庫に入れる。
9.一日一回は、袋の上下を逆にする。
10.空気を抜く。
準備は以上です。
はちみつ梅干しは漬け始めから1か月位で食べられます。
この作り方は、梅を干す手順を省いても大丈夫です。
自宅に干す場所がない人にはありがたいですよね。
干すと消費期限は伸びますが、干さない場合は出来上がりから3週間程が消費期限です。
焼酎はなくても構いませんが、カビの発生を防ぐので沢山作る場合は使用した方がいいでしょう。
せっかく作ったのにカビてしまっては悲しいですよね!
くれぐれも注意してください。
ジップロックなどは毎日袋を上下させるので、二重にすると破れた時にも安心です。
この方法なら家にある道具で気軽に作れそうです。
漬けて置く期間が長ければ長い方が、美味しいものができますよ。
漬けた期間の長短関わらずどちらでも楽しめるので、ぜひ作って食卓に出してみてください。
はちみつ梅干しは、特に食欲の落ちる夏の料理に重宝します。
たたきキュウリに添えたり、そうめんのアクセントに一緒に食べると料理がとっても美味しく感じます!
自分で作ったはちみつ梅干しを色んな料理に活用してみてくださいね!
梅干しの作り方で梅を漬ける時期はいつから?
どの季節に梅干しを作ればいいのでしょうか?
冬のスーパーにあるでしょうか?
冬に行っても梅はありません。
梅の花は桜よりも早い2~3月頃に咲きます。
梅は大体6月から7月に収穫されます。
私の近所に梅林があるので、そこで毎年6月の第2週に梅の即売会が行われています。
その梅林で梅が収穫され始めると、近所のお店にも梅を置くスペースが確保されて、キロ単位で売られるようになります。
梅は成熟具合でどんな料理に適しているのかが違います。
梅干しに使われるのは、どの状態のものを使うのでしょうか?
正解は完熟の状態です。
未熟な梅は緑色ですが、完熟な時は黄色や赤っぽい色をしています。
青い梅は食べると下痢や中毒症状を起こす物質があるようです。
青い梅しかなかった場合は、しばらく置いておくといいでしょう。
お子さんが誤って口にしないような場所に保存してください。
梅雨が終わる頃に漬けておいた梅を干したら出来上がりです。
このように、梅が採れるのは梅雨に入る頃と覚えているといいでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
梅干しはおばあちゃんや料理のベテランさんが作るイメージがありますが、意外とレシピも豊富です。
先日、実家に行った時に酢漬けの梅干しを出されました。
酢を使ったらピクルスになってしまうんじゃないかと思いながら食べました。
しかし、考えていたような酢っぽさがなくとても美味しかったです。
味の好みはそれぞれあると思います。
ここでご紹介したレシピのはちみつと塩の分量を、自分流に変えてみてもいいと思います。私が実家で食べたような酢を入れるレシピもあるようなので、塩分が気になる方は使ってみてください。
お店や梅の直売所などで梅を見かけたら、このレシピを思い出してくださいね。
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