マニュアル車は難しい中で「AT限定なし」を選ぶ理由とは!?

ちょっとした疑問

自動車を運転するためには運転免許が必要がですね。その普通自動車運転免許には「AT限定」と「AT限定なし」という2種類が存在します。

 

「クルマの免許「AT限定なし」なぜとった? 免許あっても「最近はMT車の運転なし」半数」と言う記事を見ました。

その事から、現在日本では9割のAT車が走っていますが、AT限定なしの免許を選択する方もいるのが現状です。

 

  • そもそも違いはなんなのか?
  • どんな方がAT限定なしを選んでいるのでしょうか?

 

まとめてみましたので参考にしていただけたら嬉しいです。

 

 

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マニュアル車のメリットと必要性からAT限定を選ばない理由とは!?

 

まずあなたが免許を取得しようと思った理由はなんでしょうか?

「ドライブに行きたいな」「運転はしないけど身分証として使えるかな」「友達も取りに行くし、自分も持ってないと恥ずかしい」といった理由かもしれません。人それぞれ取得しようと思った理由に違いがあるように、どんな車を運転したいかでも違いがあるのです。

 

通勤や買い物で普段使いとして乗りたい。たまにドライブしたい。身分証代わりとして。そういった理由ならば、教習日数も少ない上費用も安いのでAT限定の免許証でも問題ないです。

 

しかしこれから就職や転職をした時に、自分では考えてもみなかった車両を運転する機会があるかもしれませんよ。

 

営業車や社用車としてMT車を所有している企業もあるかもしれませんし、工場内ではフォークリフトを使用することもあります。土木・建設業に勤める方はダンプカーなどの現場で活躍する車両はMT車であることが多いので必要不可欠です。中型・大型のトラックやバスなどを運転する職業も同様ですね。農業の方も軽トラックを運転することが多いでしょう。

 

公道を走る自動車はAT車が多くを占めていますが、これから就く仕事によってはMT車を運転する機会があるかもしれないことを頭の片隅にでも入れておきましょう。

 

 

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マニュアル車の踏み間違いなど安全面と燃費など経済的に良い!?

 

私は平成生まれ・性別は女性ですが、免許証はAT限定なしを持っています。短大を卒業してからはずっと事務職に就いているからか、AT限定なしの免許証を持っている話をすると結構驚かれます。

 

なぜそちらを選んだかというと、高校1年生の頃からアルバイトに関係があります。セルフで給油を行なうガソリンスタンドでしたが、洗車やオイル交換など作業が入るとスタッフがお客様の車を作業場へ移動するんです。免許が取れる年齢までは他のスタッフが運転してくれていましたが、MT車を愛車に持つ常連さんも多かったため「早く免許を取って自分で運転するんだ!」とずっと思っていました。

 

教習所の女性寮では案の定私だけでしたが、実際に運転してみるとアクセルを踏むだけで進むAT車とは違って「自分で運転してる!!」という実感がすごく湧きました。クラッチ操作でミスせずにスムーズにギアを変えられたときは楽しさも感じましたし、無事に免許をゲット後は、アルバイト先で他のスタッフの手を借りずに作業を進めることができ達成感も得ました。

 

一般的にMT車のメリットとしては、先ほど挙げたように運転しているという実感が持てることや、燃費が良いことが挙げられます。山道を走ることが多い方にも、エンジンブレーキが効きやすいので下り道は楽に感じられるでしょう。

MT車が多く走れば、近年話題になっている踏み間違えによる事故や「知らないうちに前に進んでいた!」という理由の事故も減少するのではないでしょうか。

 

反対にデメリットとして挙げるとなると渋滞時などの発進・停止が頻繁に繰り返される時は疲れやすいこと、左足を怪我してしまうと運転できないことなどでしょうか。クラッチ操作が必須ですので左足が踏み込めなかったら運転できません・・・。

あとはふとした時にエンストすると、とても恥ずかしいです(笑)

 

操作の不便さ(慣れるまでは大変)を挙げる方もいますが、それをメリットと捉える方もいればデメリットとして捉える方もいますので、ここではどちらにも分類しないことにします。

 

 

マニュアル車の仕組みとAT車の違いとは!?

 

「AT限定」だとその名の通りAT車の運転しかできませんが、「AT限定なし」であればMT車を運転できるのです。

 

AT車とは「オートマチックトランスミッション」を意味するもので、運転時の動作が少ないので手軽に自動車を運転することができますし、取得にかかる日数もわずかに短く、費用も安いです。

一方MT車とは「マニュアルトランスミッション」を意味し、クラッチやギアチェンジといった自分自身での作業が必要になるので慣れるまでは教習時に時間がかかる方もいます。

 

クラッチ?ギアチェンジ?・・・そこは自転車のギアを例にすると分かりやすいかもしれません!

何段階かに分かれたギアが、ハンドルに付いている自転車の場合はMT車と考えは同じです。1~6段階あるとすると、1段階の時の運転では重いですが、1度漕ぐだけで進む距離がありパワーがありますよね。6段階だと軽くて漕ぎやすいですが、1段階と同じ距離を進むためには数回足を動かしていると思います。

 

ギアチェンジを自分で行なうのがMT車で、大部分を自動車が判断してギアを切り替えてくれるのがAT車となります。

 

 

まとめ

 

あくまでも私の考えではありますが、AT限定なしの方が運転の幅が広がり将来役に立つこともあるのでは?と思います。アメリカでは多くがAT車ですがヨーロッパでは現在でもMT車が主流のようです。留学や旅行などでレンタカーを借りたいと思っても、運転できないなんてこともあるかもしれません。

 

「今持っている免許はAT限定だ!また一から習うの・・・?」と焦ってしまった方も、これから限定解除することもできますのでご安心ください!(費用は別途かかりますのでご注意を!)

自分の必要性にあった免許・車を選んでください。

そして交通ルールを守り、安全運転を心掛けましょう!

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