日々の生活に追われ、私たち現代人はゆっくりと時間を過ごすということが後回しになっています。
今はSNSが充実していますので、いつでも誰とでも簡単にコミュニケーションをとることは可能になりました。
近年は共働き夫婦も増え、互いに仕事を持つことで生活のサイクルにズレが生じています。
SNSでコミュニケーションが取れていると思いがちです。
しかし、相手の顔も見ない、会話もない、スキンシップもない状態で、本当にコミュニケーションは成立しているのでしょうか?
日々の生活に追われ、自分が疲れていると感じる時、相手に対しての思いにも変化が生じてきます。
それはどんな時でしょうか?
私自身専業主婦時代ですが、交代勤務の夫とすれ違いの生活に追われていました。
だからこそ、まだSNSも発達していなかったころでしたので、日々の出来事を交換日記にまとめて、互いの情報を共有していました。
少しでもコミュニケーションをとりたいと願っていたからです。
夫婦の会話がないと感じるきっかけや生活サイクルの違いとは!?
それは会話の減少です。
一日共に過ごしていて、そういえば少ない、会話がないかも!なんてことはありませんか?
もしくは話しかけているのに無視?という、聞いてくれない、後回し、自分の会話に興味がない様子。
最近はゲームに夢中で夫婦だけではなく、子供との会話すらSNSなんていう家庭もある話です。
このようにお互いの生活の価値観やリズムが違うことはありませんか?
- 食事をとる時間が違ったり、単身赴任でそばにいなかったり。
- 毎日残業で夜遅いために顔を合わせる機会が少ない…。
- 育児に追われ、夫と向き合う時間なんてない。
我が家はまさにそんな悪循環でした。
つまり、夫=相手がどんな状態かを妻=自分が知らないということです。
逆に言えば、妻の状態も夫は知らないということです。
これでは会話になるはずもありませんね。
なぜならコミュニケーションは気持ちや意見を伝えてこそはじめて成立することだからです。
夫婦で会話にならないと感じる時に考える事とは!?
そもそも会話、コミュニケーションってなんでしょうか?
その前にあなたは相手と会話がしたいと思っているかどうかです。
なぜなら付き合い始めのころ、片思いだったころを思い出してみてください。
きっと相手のどんなことにも興味があり、すべてのことを知りたかったはず。
少しでも振り向いてもらいたくて、興味のなかったスポーツのニュースをよく見ていた記憶がよみがえりました。
つまり、それです。
コミュニケーションは気持ちや意見を伝えてこそはじめて成立するとお伝えしました。
一番は相手に興味を持つことです。
今の自分が、相手のことをどのくらい興味があるのかを見直す必要があります。
きちんと目を見て相手と向き合うことはできますか?
いまさら…なんて恥ずかしいなんて思ってますか?
時間をお互いに作り、解り合いたいという姿勢が会話、コミュニケーションの第一歩なのです。
夫婦の会話がはずむネタを増やすコツとポイントとは!?
日々の生活に追われていくと、いつの間にかルーティンワークになっていませんか?
朝の挨拶も、家事も、仕事も、子育ても…。
するのが当たり前になっていませんか?
いいえ、当たり前ではありません。
できる人、適応能力のある相手が、主に動いているに過ぎないのです。
だからこそ、相手がどんなことに頑張っているかきちんと知る必要があります。
知ることで相手がどう考え行動しているかが見えてきます。
ワーママであれば、手抜きではない時短は永遠のテーマです。
いかに効率よく行動し、家族を喜ばせかつ自分の家事も楽にする方法を大切にしています。
もし、ご主人がそんな奥様の頑張りを理解し、できることからサポートしてくれたらどうでしょうか?
うれしいですよね!
我が家では旦那様が犬の散歩を率先してくれたり、食器を片づけてくれたりするようになりました。それは最初からしていたわけではありません。
時間をとって、一緒に犬の散歩に行くように促し、犬の様子を毎日伝えることで相手に興味を持たせました。
食器も片づける場所や食器を簡素化したことで、作業しやすくできたこと。
家事経験の少ない相手にわかりやすくしたことです。
ここで大事なのは、相手のペースに合わせることです。
自分から歩み寄る姿勢は、まさに赤ちゃんを育てるのと同じです。
いきなりわかるわけがない!
だからこそ、相手の状態に合わせることこそが、会話の下準備ともいえるのです。
あとは聴く時間を持つことです。
特に男性は女性のように話すことでストレスが軽減するようにはいきません。
なぜなら話すことが苦手なタイプが多いからです。
となれば、自分から話しやすいように間を作ることも大切です。
自分のことをわかってくれてる…と感じる安心感から、少しずつ自分のことを話してくれますよ。
まとめ
会話はキャッチボール、本当にそうですね。
相手を見て、どんなことに興味があるのか知っていくこと。
自分のことを話し、また相手が話しての繰り返し。
夫婦は近い存在ですし、ともに長く生活します。
いつのまにか空気のような当たり前の存在になってしまうと、知らず知らずのうちにお互いの感謝や思いやる心を忘れがちになってしまいます。
子育てが忙しくて夫に興味がなくなることはよく聞く話です。
しかし裏をかえせば、夫に興味がないというより、
自分自身が疲れ、誰かに頼りたいSOSなのかもしれません。
会話がないのは、「聞いてもらえない、わかってくれない」という、自分の殻に閉じこもった結果だったと反省しました。
会話は増やそうとして増やすことではなく、相手を知ろうとする思いから、少しずつ増えていくものかもしれませんね。
この手間暇は料理と同じなのかもしれません。
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