産後うつはいつから?悲しい事件からママと赤ちゃんを守る方法とは!?

子育ての悩み

母親が生後わずか9日の赤ちゃんに手をかけるという痛ましい事件が起きました。

 

“産後うつ”の状態か…逮捕の母親「防水シートを顔に被せ口元あたり押さえた」生後9日の赤ちゃん

このニュースは赤ちゃんの母親が防水シートで我が子の口元を塞ぎ窒息させた産後鬱による悲しい事件です。

 

出産したばかりの母親がなる可能性がある、産後うつにならない為にはどうすれば良いのか、ママと赤ちゃんを守る方法はどうすれば良いのでしょうか。

 

 

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産後うつの症状のチェックは自分では気づきにくいSOSどうすればいい?

産後うつ(産後鬱)とは、産後、母体のホルモンバランスが崩れたり育児のストレスや不眠により引き起こされる鬱症状のことです。

 

今回の事件では幼い命が失われた悲しい事件であり、決してこの母親の罪が許されるわけではありません。

 

が、辛い妊娠出産を乗り越えた直後、赤ちゃんに手をかけるという心理状態は、通常のものではないことも明らかです。

 

私自身も初めての出産後は、産後鬱のような症状に悩まされました。

 

里帰り出産で実家に世話になりましたが、両親とも仕事不在が多く、自宅が遠いので夫もあまり会いに来てもらえない状況でした。

 

出産前や出産時の幸福な気持ちがどこへやら、赤ちゃんをちゃんと育てなければいけないという重い責任感と不安が、突如のしかかりました。

 

また育児の全てが初めての経験で右も左も分からず、授乳が上手くできないせいか子供は空腹で泣き叫び…情けなく子供と一緒に涙する日々。

 

不眠が続いていたせいか、夜中に隣にいる我が子を怖いと感じる始末で、ストレスで母乳が出なくなったこともありました。

 

ただ、私の場合は、極限の状態に達する前に、家族や子育て経験のある周りの友人に相談したり話を聞いてもらい、状況が改善されました。

 

「しっかりして」と母から叱られることもありましたが、悩みや辛い気持ちを聞いてくれる人がいたことが、私にとってとても重要で、ありがたいことでした。

 

メールや電話で話を聞いてもらうだけでもかなり心が和らぎます。できるだけため込まないようにして、相談できる人がいる場合は話を聞いてもらいましょう。

 

 

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産後うつの治療で心のケアを相談する人がいない場合はどうする?

 

もしあなたが出産後辛い気持ちで子育てをしていて、誰も相談できる人がいなければ、自治体の派遣する助産師さんや、保健師さんに相談するのもおすすめです。

 

各自治体で窓口が異なりますが、役所または出産前に母子手帳を交付してもらった窓口に連絡するのが間違いありません。

 

万一、それもできなければ、以下のような無料の電話相談窓口もあります。

是非活用してみて下さいね。

 

日本産後ケア協会HP

「産後ママ専用の夜間無料電話相談 Dream Time Call」

 

誰かに相談しても、悩みの原因が解決しても産後鬱の状態が長期にわたって続く場合、お母さんの体と心が疲弊して危険信号を出している可能性があります。

 

その場合は、心のケアをふまえて最寄りの専門の医療機関(心療内科など)に相談してみて下さい。

 

産後の女性の体と心は、とても弱っていてデリケートですから、不調のまま放置することだけは、避けましょう。

 

 

まとめ

 

お腹を痛めて産んだ我が子に手をかけてしまった母親…、本当に悲しい事件ですよね。このような事件が二度と起こらないことを願います。

 

ただ、今回のような悲しい事件はこれが初めてではありません。

 

産後鬱や育児ノイローゼになった母親が、赤ちゃんを手にかける事件は、これまでにもたくさん起こっていますよね。

 

でも、このようなニュースを見て、とんでもない母親だ!と周りが責めるだけでは何も変わりません。

 

育児に悩み、泣いたり怒っているお母さんを見ても驚かないであげてほしいです。

 

もしも友人や知り合いにそういう人がいたら、まずは優しく声をかけて話を聞いてあげましょう。

 

少子高齢化も深刻化している現在、出産直後のすべての女性が、安心して子供を育てていけるような優しい社会にしていきたいですね。

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