大きな黄色い花が特徴のひまわりはかわいくて、育ててみたいと思いますよね。
とはいえ、いつから準備すればよいの?という方もいると思います。
種まきは地域の気候によりますが、だいたい4月から6月頃にしましょう。
初心者でも育てやすい花ですし、庭や花壇がなくても鉢植えで育てることができますよ。
種まきの方法、育て方のコツ、そして種の収穫まで解説するので、子どもと一緒にひまわりを育ててみませんか?
ひまわりの種まきの方法で失敗しないプランターの選び方とは?
種まきは4月から6月頃と言われますが、地域によって差があるので、気温がだいたい20度から25度くらいまで暖かくなってからします。
とはいえ、ひまわりの種まきの方法で考えなくてはいけないのは、まずは植える場所を決めなくてはいけないですよね。
庭がある方は、苗を育てるのに3号くらいのポットを用意しましょう。
鉢やプランターにそのまま植えるなら、深いタイプがオススメです。
ひまわりは背丈があり、根が深いところまで伸びるので、鉢も40cmから50cmは深さが必要になります。
浅い鉢で育ててしまうと、下から根がはみ出してくるし、大きな花の重さで倒れてくるしで失敗しちゃうので、深い鉢を選びましょう。
大きな鉢植えは置く場所がない!という人は「ミニひまわり」などの小ぶりの品種を選ぶと良いですね。
それでは、種まきの方法を初心者でもわかりやすく説明します。
底石を敷いて園芸用土を入れる
水はけを良くするために底石を敷きます。
ひまわりは園芸用の土であれば何でも育ちますが、自分で作りたい人は赤玉7に対して腐葉土3、の土に肥料を混ぜると良いですよ。
鉢のふちから3cmくらいまで土を入れましょう。
指で深さ1cmの穴を作って、ひとつの穴に種を横向きに3粒入れ、土をかぶせる
種は全部が芽を出すわけではないので、3粒ずつ入れて、双葉が育ったら大きい1つだけ残して間引きます。
芽を出す確率を上げるのに、前の晩から20度くらいの水に種を8時間浸けておくやり方もありますよ。
プランターの場合は20cmくらいの間隔をあけて植える
プランターに何株か育てる場合は間隔をあけて植えましょう。
庭で育てるために育苗をする時も同じ植え方をして、ひとつの種から葉っぱが5、6枚出てきたら庭や花壇に植え付けします。
水をたっぷりと下から流れ出すまでかける
目が出てくるのに10日前後かかるのですが、土が乾かないように毎日水をあげましょう。
これで種まきは完了です。
芽が出てくる瞬間はかわいくて嬉しいですよね。
ひまわりの種まきが終わった後の育て方のコツ
続いて、育て方のコツを5つご紹介します。
1.たくさん太陽に当てる
太陽を浴びてグングン成長してくれます。
日当たりが悪いと大きく伸びにくいですよ。
2.たっぷり水やりする
乾燥に弱いので、庭なら土の表面が乾いてきたら、鉢植えなら朝と晩の2回にたっぷりと水をあげます。
昼間に水やりすると、日光でお湯になってしまって根が弱るので気をつけましょう。
3.風通しを良くする
たっぷりの水をあげるので、根が腐らないように風通しの良い場所で育てます。
4.栄養を補給する
成長スピードが早いので、葉っぱが5、6枚出てきたら半月に1回くらい栄養補給をします。
バランスが良い草花用の肥料をあげましょう。
5.植え替えしない
植え替えは根が傷みやすくて枯らしてしまうので注意です。庭で育てる場合も、苗を植え付けた後は動かさないようにしましょうね。
虫がついたら
ナメクジやアブラムシはひまわりの葉っぱが大好きです。
ナメクジは2%の食塩水を霧吹きに入れてスプレーして、アブラムシなら50倍に薄めた牛乳が効果的です。
せっかく育てたひまわりを虫に食べられたくないですよね。
お家にあるもので撃退できるので、しっかり守ってあげましょう。
ひまわりの種の取り方と保存の仕方!
開花時期は7月から9月くらいで、気温が高いと長く咲いてくれますよ。
咲き終わってから30日から40日の間は種を乾燥させたいのでそのままにしておきます。
種が乾いて黒くなったら、花の部分ごとハサミで切って収穫しましょう。
十分に乾いていると少し触っただけで簡単に取れる状態になりますよ。
軍手をはめて手で取っても良いですし、網でこすっても簡単に取れるのでオススメです。
種だけ取り除いたら広げて天日干しします。
来年まで、通気性の良い袋に入れて涼しいところで保存するか、チャック付きのビニール袋に乾燥剤と一緒に冷蔵庫に入れておくと良いですよ。
ひまわりの種は多く取れるからお菓子にするのもアリ!
ただ、ひまわりってたくさん種が採れますよね。
来年植える用をよけたら、残りはお菓子にしてみてはいかがでしょうか?
ひまわりの種レシピ
- 洗って殻をむいた種
- はちみつ
- 塩
種をフライパンで炒って、色がついたら火を止め、はちみつと塩で味付けしたら少し炒めてできあがりです。
調味料はお好みの量で作ってみてくださいね。
甘しょっぱくて食べ始めたら止まらなくなります。
娘の小学校では毎年たくさんのひまわりが咲くのですが、その種を娘はせっせとポケットに詰めて持ち帰ってきます。
それを私がせっせとむいておやつにするんです。
お花を楽しんだ後は料理して楽しむのもオススメですよ。
まとめ
ご紹介した5つのコツをおさえれば、初心者でも難しくなく育てることができます。
子どもと育てれば楽しいですし、勉強にもなりますよね。
ひまわりの栽培を子どもと一緒にやってみてはいかがでしょうか。
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