瓶の蓋を開けようと思ったら全然開かない…と困ったことはありませんか?
朝の忙しいときにジャムの蓋が開かない、料理中に使いたい調味料の蓋が開かないなど、特にイライラしてしまいますよね。
誰か力の強い人に開けてもらえればいいですが、そんなわけにもいかないときも多々あります。
そこで、ここでは固い瓶の蓋を簡単に開けられる裏技3つをご紹介します。
力のない人でも簡単に開けられるので、知っておくととても便利なんですよ。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
瓶の蓋の開け方裏ワザ3選!固くても楽にあける事が出来る方法!
そもそも瓶の蓋が開かなくなる理由はなんでしょうか?
それは、瓶の中の気圧が極端に低くなっていることが原因です。
新しい瓶の場合は、菌やカビが繁殖しないように瓶の中が真空状態になっています。
また、一度開けた瓶の場合でも、冷蔵庫で保存されることで瓶の中が冷えて低圧状態です。
瓶の中の気圧が低いと、外の気圧に蓋が押されて、開けにくくなるというわけなのです。
つまり、力ずくで開けられる人はいいですが、力のない人が蓋を開けるには瓶の中と外の気圧の差をなくせばいいということ。
このポイントを踏まえた、裏技3つをご紹介します。
瓶の底を叩く
やり方は、瓶を逆さにして立て、瓶の底を手でトントンと軽く叩きます。
「え?これだけで開くの?」と不思議に思うかもしれませんが、実はこれで固い蓋が開くのです。
理由は、瓶の底を叩いたことによる振動で瓶と蓋の間に空気が入って、瓶の中と外の気圧差が小さくなるからです。
この方法だと、キャンプ中などの外出先や道具がない場合でも蓋を開けられます。
また、大人も子供も簡単に開けることができるので、ぜひ覚えておいてくださいね。
蓋を温める
瓶の蓋の素材は金属でできていることが多いですよね。
金属は温度が高くなると膨張して一回り大きくなります。
そして、瓶と蓋との間に隙間ができます。
その隙間から空気が入り、蓋が開けやすくなるのです。
では、どうやって蓋を温めるのか。
それには、2つの方法があります。
1つめはドライヤーを使う方法です。
蓋に直接ドライヤーの温風を当てましょう。
2つめは鍋やフライパンに水を入れて温め、瓶を逆さにした状態で蓋をお湯の中に浸ける方法です。
ですが、この方法には注意点があります。
それは、蓋がかなり熱くなるということです。
わたしは一度素手で蓋を触ってしまい、ヤケドをしたことがあります。
開けるときはタオル等を使って、直接手が熱い蓋に触れないように注意しましょう。
腕全体で開ける
瓶の蓋を開けるときは手の力だけを使って開けてしまいがちですが、腕の力を使うことを意識するとより強い力で蓋を開けられます。
やり方は、まず腕を前に伸ばして片方の手で瓶を、もう片方の手で蓋を持ちます。
瓶と蓋をしっかりと持ち、手首を動かさず、ひじを曲げながら瓶を体に引き寄せます。
そうすると、一気に強い力が入って、蓋が開きやすくなるのです。
この方法は、瓶の中と外の気圧差をなくすやり方とは異なります。
ですが、道具もいりませんし、とても簡単な方法なので、蓋が固くて開かないときにはまず初めに試してみてほしい方法です。
瓶の蓋を開ける道具は便利で開かないストレスも無くなる!
先ほどは、簡単にできる裏技3選をご紹介しました。
どれも、誰でもできるとても便利な方法なので覚えておいて損はありません。
ですが、裏技ってついつい忘れてしまいがちですよね。
わたしの母もよく、色々な裏技を教えてあげると「すごい!便利!」と感動しますが、いざとなるとすっかり忘れてしまっています…。
そんな人におすすめなのが、瓶の蓋を開ける専用の道具です。
それは、『オープナー』と呼ばれる道具です。
材質はプラスチックやシリコンなど色々な種類があり、そのほとんどが瓶の蓋だけでなく、チューブタイプの薬の蓋やペットボトルの蓋、大きな瓶の蓋までさまざまな蓋が開けられるのでとても便利です。
ただ、先ほど上で紹介した裏技3つはどれもお金のかからないものでしたが、オープナーは購入する必要があります。
ですが、オープナーはホームセンターやスーパー、最近では百円均一ショップなどでも販売されているので比較的安く手に入ります。
たまにしか使わないものかもしれませんが、時間をかけずにストレスなく開けられるので、家に常備しておくのもいいですよ。
まとめ
今回は、固い瓶の蓋を簡単に開けられる裏技3つをご紹介しました。
その裏技は、「瓶の底を叩く」・「蓋を温める」・「腕全体で開ける」の3つです。
また、蓋を開けるときの専用の道具『オープナー』もご紹介しました。
なお、蓋を開ける方法としてよく紹介されている、瓶の蓋を金づちやハサミなどで叩くというやり方がありますが、実はこれはおすすめできません。
蓋が変形してしまうことで、蓋を閉めている時でも中に空気が入り、中身が酸化しやすくなってしまいます。
中身が腐ってしまう原因にもなりますので、瓶の中身を使い切る場合以外は避けたいところです。
今回紹介した方法は、どれも中身は変質しませんので、ぜひ試してみてくださいね。
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