産まれたばかりの赤ちゃんって本当に愛らしいですよね。
でも、赤ちゃんが可愛いのと、お世話の煩わしさとはまた別の話です。
お世話の中でも、哺乳瓶を使うたびに毎回消毒するのってとても面倒ではありませんか?
夜中なんて特に、赤ちゃんがいくら可愛くても面倒くさいのは面倒くさい…。
手を抜けるものなら抜いて、その分の時間を自分の睡眠にあてたいと思いますよね。
そこで、今回は、哺乳瓶の消毒は毎回必要なのかどうか。
また、面倒な消毒をラクにする方法をまとめてみました。
哺乳瓶を毎回消毒しないという選択肢はあるのか!?
結論からお伝えすると、生後3ヶ月位までは哺乳瓶を毎回必ず消毒する必要があります。
それは、赤ちゃんの免疫と関係があります。
赤ちゃんは新生児の頃、つまり生後1ヶ月くらいまではお母さんから受け継いだ免疫が残っており、菌やウイルスに対する抵抗力があります。
ですが、生後1ヶ月を過ぎたあたりからは免疫が落ちてきて、菌やウイルスの抵抗力がなくなってきます。
消毒していない哺乳瓶には、さまざまな菌やウイルスが繁殖している可能性があり、抵抗力がなくなった赤ちゃんはそれらに打ち勝つことができるか分かりません。
ですので、赤ちゃんのためにも生後3ヶ月頃までは哺乳瓶は毎回必ず消毒しましょう。
では、生後3ヶ月を過ぎてからはどうすればいいのでしょうか。
実は、生後3ヶ月頃からは赤ちゃん自身の免疫力は上がってきます。
菌やウイルスに対する抵抗力がついてくるのです。
だんだんと手指も使えるようになってき、おもちゃで遊んだり、指をなめたりもしだす頃ですよね。
おもちゃや指を毎回消毒しないのと同じように、この頃あたりから哺乳瓶の消毒はそこまで神経質になる必要はないと言われています。
日本の水道水は安全ですし、食器洗い洗剤でしっかり洗いさえすれば、菌やウイルスを除去することは可能です。
ですが、わたしは離乳食の始まる6~7ヶ月頃までは、哺乳瓶の消毒は毎回していました。
というのも、たとえ1ヶ月健診や3ヶ月健診などで医師から「特に異常はありませんよ。」と言われていても、赤ちゃんに免疫力がついてきたのか、抵抗力がついてきたのかどうかを自分で判断することは難しいからです。
哺乳瓶の消毒をしていなかったという理由で赤ちゃんにもしものことがあったら後悔してもしきれません。
ですので、哺乳瓶も赤ちゃんのお世話の1つなのだと思ってやりました。
ちなみに、離乳食が始まってからはミルク以外の物も口にするようになるので、そこまで神経質になることはないと考えて、哺乳瓶の消毒を毎回はしなくなり、1日1回だけするようにしましたよ。
こんな話をすると、「約半年も毎回消毒しないといけないのか…。」と気が重くなる人もいるかもしれません。
でも、少し工夫をすることで、哺乳瓶の消毒はラクにできるのです。
次で、わたしがいつもやっていた方法を詳しくご紹介します。
哺乳瓶の消毒で液につけるだけでラクにすませるコツとは!?
哺乳瓶の消毒方法は主に3つあります。
それは、『煮沸消毒』・『電子レンジ消毒』・『薬液消毒』です。
この中でもおすすめは、薬液消毒です。
なんといっても、ケースの中に薬液を入れて、哺乳瓶を浸け置きしておくだけで消毒は完了という手軽さです。
煮沸消毒や電子レンジ消毒のように哺乳瓶が熱くなることもないので、消毒し終わった哺乳瓶をすぐに使うこともできます。
でも、「夜中の眠たい時には浸け置きすら大変…。」と思いますよね。
そこでわたしがやっていたのが、哺乳瓶を4本用意しておく方法です。
赤ちゃんは大体3時間おきにミルクをあげますよね。
夜だと、2~3回あげることになります。
そこから逆算しての哺乳瓶4本です。
やり方はこうです。
夜の寝かしつけの時に、哺乳瓶を1本使います。
赤ちゃんが寝たら、日中使った哺乳瓶が残っていたらそれと合わせて浸け置き消毒しておきます。
夜中にミルクをあげ終わったら、哺乳瓶は水洗いだけして、水をはった桶に入れておくだけ。
朝一番にミルクをあげる時は、夜に浸け置きした哺乳瓶を使います。
そして、朝、夜中に使った桶に入れた哺乳瓶を浸け置き消毒します。
こうすると、夜中に眠たい中、浸け置き消毒の作業をする必要はありません。
もちろん、複数哺乳瓶を準備するとそれだけ哺乳瓶代が余計にかかってしまいます。
ですが、哺乳瓶1~2本でやりくりするためには、どうしてもこまめに消毒する必要があり面倒です。
それに、自分の睡眠時間も削れてしまいますよね。
睡眠時間やラクさを手に入れていると思えば、哺乳瓶代くらい安いものですよ。
まとめ
今回は、哺乳瓶の消毒の必要性についてお伝えしました。
哺乳瓶は生後3ヶ月位までは必ず、離乳食が始まるころまではできるだけ毎回消毒するようにしましょう。
また、哺乳瓶を複数準備しておくと、夜中の眠たい時に消毒作業を都度しなくてもいいのでおすすめです。
毎日笑顔で赤ちゃんのお世話をするにも、睡眠時間をきちんと確保し、気持ちにゆとりがあるのが一番です。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
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