結婚25周年を祝う銀婚式は、夫婦にとって大切なものですよね。
長年連れ添った妻へ、なにか贈り物を考えているけれど何がいい?
銀婚式の由来や、お祝いのポイントは?
など、長年支えてくれた妻をねぎらう夫の立場から、考えることも色々あるのではないでしょうか。
今回は大切な節目の年にふさわしいお祝いとなるように、銀婚式について書いていきたいと思います。
銀婚式のプレゼントで妻への贈り物は定番でも少しの工夫で喜ばれる!?
結婚から長い月日を共にしてようやく迎えるこの機会に、奥様へどんな想いを伝えたいですか?
振り返ってみればあっと言う間だったかもしれませんが、その間にはさまざまな苦楽を共にして来られたことと思います。
そんな大切な人生のパートナーである奥様に、25周年の節目に特別な贈り物をと考えられる方もたくさんいらっしゃるようです。
それでは、どんな贈り物が喜ばれるのでしょうか?
特に、これまであまり奥様にプレゼントをしてこなかった…という男性にとっては、何を選ぼうか?「特別な贈り物」って具体的にどんなもの?と悩ましいですよね。
銀婚式のプレゼントは、その言葉にちなんで銀製品やシルバーカラーのアクセサリーなどが人気です!
アクセサリーであれば、結婚25周年の節目にあらためて指輪を贈る方も多いですし、今後の冠婚葬祭でも使いやすく普段使いにも上品なパールのネックレスなども人気のようです。
いくつになっても、アクセサリーの贈り物というのは女性にとっては嬉しいものですよね。25年経っても、夫が自分を女性として愛してくれている…と感じられると、また特別な嬉しさがあるようにも思います。
また、これまで仕事に励んで来られた男性は、仕事柄結婚指輪ができなかったり、なくしてしまった…なんて方も、結構いらっしゃるのではないでしょうか。
銀婚式に改めて夫婦で指輪を贈り合うというのも、素敵かもしれませんね。
アクセサリー類以外にも、「二人のお祝い」ということを意識して、ペアで使えるものも人気が高いですよ。
例えば、銀製のカトラリーなどは高価なものが多く普段はなかなか手が出ませんが、だからこそ特別な日の贈り物にはピッタリではないかと思います。
また、ステンレス製のペアタンブラーは、シルバーカラーでもありますし、最近は名前や記念の日付を刻印できるものも多くありますので特別感も演出できておススメです。
女性は男性に比べ、品物そのものの値段や性能などよりも「その贈り物にまつわるストーリー(背景)」を重視する人が多いのだそうです。
「夫婦の特別な節目となる年に、長年連れ添った夫が自分を想って選んでくれた」というだけで、女性はそれを「自分のために用意された特別なストーリー」と感じるのだそうですよ。
普段は恥ずかしくてなかなか贈り物もしてこなかった…という男性もいらっしゃるかもしれませんが、これまでの感謝と「これからもよろしく」という気持ちを込めて、メッセージとともにプレゼントを贈ってみてはいかがでしょうか。
銀婚式の由来と「銀」に込められた意味とは!?
結婚に関するお祝いには、結婚1周年から60周年まで名前が付けられています。そのそれぞれに由来がありますが、ここでは結婚25周年の銀婚式の由来をお話ししましょう。
結婚記念日を周年ごとに祝う風習はヨーロッパが発祥と言われており、イギリスなどの英語圏で結婚25周年を「silver wedding(シルバーウエディング)」と呼ぶことにならって日本では「銀婚式」と呼ぶようになったのだとか。
日本では昔は結婚記念日を祝うことはほとんどなかったようですが、結婚25周年を明治天皇がお祝いされたことが始まりとなり、今では銀婚式のお祝いが広く浸透しています。
普段の結婚記念日であれば、ご夫婦で少し特別なディナーでお祝い…という感じかもしれませんが、銀婚式は明治天皇にゆかりのあるお祝い事ということもあってか、ご家族みなさんや、近しい親戚の方を招いて盛大に祝う方も多いようです。
有名ホテルやレストランや旅館などでも、「銀婚式プラン」のようなコースが用意されているところがたくさんあります。
豪華な料理に、記念写真サービスに、ケーキ入刀に、華やかな装花に…と、特別なお祝いにふさわしい演出が満載です。
夫から妻へ、というだけでなく、子どもたちから両親へ…というお祝いにプランの利用を考えてみられても、素敵ではないかと思います。
ちなみに日本では、「銀」という部分に、「燻し銀の美しさ」という想いが込められているそうです。
実際、私ももう10年ほど前になりますが、両親の銀婚式のお祝いをしました。当時は25年という年月もあまりピンと来ていませんでしたが、自分が結婚して初めて「25年間夫婦であり続ける」という重みと尊さを実感しています。
さまざまな夫婦のかたちがあるでしょうが、25年間の時を重ね、確かな夫婦の絆を結び、魅力的な「燻し銀」のような夫婦関係を築いていければ素敵ですよね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
私も今回、この記事を書くにあたって、初めて銀婚式の「銀」という文字に込められた意味を知りました。
「燻し銀の美しさ」。何度も繰り返したくなる、素敵な言葉だなと感じています。
この記事をご覧になって、奥様への贈り物について頭を悩ませている方々はきっと、この言葉にふさわしい素敵な夫婦関係を築いてこられたのでしょうね。
そんな素敵なご夫婦の、銀婚式のお祝いや贈り物探しに少しでもお役にたてれば幸いです。
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