普段オーブンを使うときは、180度〜200度で調理をしますよね。
焼き芋は100度でゆっくり加熱すると、とっても美味しくなるんですよ♪
じっくり焼くなんて、「大変そうだし、面倒くさくてできない」と思った方もいるのではないでしょうか。
ところが全然、面倒じゃないんです。
オーブンに入れてスイッチを押せば、後はほったらかしにするだけでいいのです。
オーブンがあなたの代わりに、最高の焼き芋をせっせと作ってくれますよ。
今回は、そんな焼き芋をオーブン100度で焼く低温調理を、分かりやすくお伝えします。
焼き芋をオーブンで作るなら低温で手間をかけず簡単に焼きあがる!?
サツマイモのポテンシャルを最大に引き出すポイントは、じっくり低温調理なのです。
低温といっても、冷たくするわけではありません。
オーブンにとっての低温が、100度なんですね。
100度なんて普段なかなか使わないので、調理が楽しみになってきましたよ。
焼き芋は、栄養価が高くて腹持ちもいいのです。
育ち盛りのお子さんがいるご家庭なら、おやつにオススメですよ。
さらに焼き芋は、食物繊維も豊富。便秘解消の効果も、期待できちゃいます。
子どもだけでなく、おうちの方にもオススメなんですね。
おうちで簡単に作れる焼き芋レシピ、さっそくチェックしちゃいましょう。
レシピ1 100度のオーブンで90分焼いて、さらに200度に上げて30分焼く
合計2時間かかります。ちょっと長いですよね。
どうしてこんなに時間がかかるのかというと、実はサツマイモは内部温度が65度〜70度のときに最も甘みが増すのです。
なので100度の低温でじっくり温めることによって、甘みを最大限に引き出しているんですね。
おやつに食べたい場合は、お昼ご飯の後にお芋をオーブンに入れちゃいましょう。
あとはスイッチを押して、オーブンに任せればOK!
おやつタイムには、甘い焼き芋の匂いが部屋いっぱいに広がりますよ。
低温でじっくり焼いた後、高温で一気に焼き上げるので、外はカリカリ、中はしっとりに仕上がります。
私は特に、皮近くの香ばしさが大好きなんです。
真ん中の甘い部分を引き立ててくれますし、食感の違いを楽しめますよ。
ほったらかしにして最高の焼き芋ができるなんて、とっても嬉しいですよね♪
甘くてほくほくの焼き芋、想像しただけでお腹が空いてきちゃいました。
レシピ2 190度のオーブンで60分焼いて、余熱で60分放置
先ほどのレシピより楽チンですね。放置しておくだけなんて、とっても助かります。
子どもは特に、熱々のものは食べられないですよね。冷ます手間も省けますよ。
こちらはオーブンの調理時間は1時間ですが、その後余熱で甘みを引き出す作戦なのです。
お昼ご飯の後にオーブンセットして、余熱でおやつタイムまで1時間放置しちゃいましょう。
放置している間はなるべく、オーブンを開けないでくださいね。
もしも開けちゃった場合は追加で3分ほど焼いてから、再度放置しておけばバッチリです。
さて、実は一つ大事なポイントがあります。
それはサツマイモの大きさですよ。
今回のレシピでは、直径4.5cmのものを使用しました。
しかし、おうちにあるお芋が全部同じ大きさということは、ないですよね。
お店で買ったものならサイズもそろっていますが、もらったものだと大小バラバラなんてこともよくあります。
お芋の大きさに合わせて、調理時間を調節してみましょう。
さて、ここまで焼き芋レシピを2つご紹介しました。
ところでいざ調理するとなると、「もう一手間加えた方が、美味しくなるかも」なんてことありませんか?
続いてはそんな焼き芋のイメージにある、アルミホイルが必要なのか詳しくみていきましょう♪
焼き芋をオーブンで作るときにアルミホイルなしでも美味しくなる?
低温調理の場合、アルミホイルはあってもなくても、そこまで大きな変化はありません。
焼き芋にアルミホイルを巻くイメージはありますが、じっくり加熱する場合は必要ないんですね。
たまたまアルミホイルを切らしていた!なんてときでも安心です。
焼き芋のためだけにアルミホイルを買いに行くのも、面倒ですもんね。
アルミホイルなしだと、ほくほくなお芋に仕上がります。
水分がほどよく飛んだ、ほくほくの焼き芋がお好きな方におすすめです。
ただ、ほくほくだとちょっと飲み物が欲しくなっちゃいますよね。
子供たちには牛乳で、私はコーヒーと合わせてみようかな、と思いました♪
一方、高温で一気に焼き上げたい時には、水分の蒸発を防ぐためにアルミホイルを巻くのがおすすめです。
そこでせっかく巻くなら、もう一手間挟んでみませんか?
ほくほくのお芋から、しっとりの焼き芋に食感が変わりますよ。
最後に、キッチンペーパーを活用する調理法をご紹介します。
焼き芋をオーブンで作るならキッチンペーパーで違う美味しさも楽しめる!
しっとり濃厚な焼き芋に仕上げたい方は、キッチンペーパーを使うのもオススメです。
キッチンペーパーを濡らして焼き芋に巻きつけ、その上からアルミホイルで巻いて水分の蓋をします。
焚き火で焼き芋をするときは、サツマイモを濡れた新聞紙で包んで、さらにその上からアルミホイルを巻いて焚き火に入れますよね。
この応用で、新聞紙をキッチンペーパーに置き換えてみたのです。
キッチンペーパーを使うと、水分をほどよく含んだ、しっとりした焼き芋に仕上がりますよ。
こげる心配もありませんね。
皮とお芋の間にもほどよく水分が含まれていますから、皮むきしやすいのです。
親指を押し付けてちょっとスライドさせれば、簡単に皮がむけちゃいますよ。
中もしっとりしていて、食べやすさも魅力的です。
しっとりねっとり系の焼き芋がお好きな方に、おすすめですよ。
焼き芋の調理法を、複数ご紹介しました。
ぜひ、食べ比べてみてくださいね♪
まとめ
オーブンにお任せしておくだけで、簡単に美味しい焼き芋が作れるなんてびっくりしました。
うちにもサツマイモが残っているので、久しぶりに焼き芋にして、子どもたちに食べさせてみますね。
低温調理も最初は時間がかかって面倒かも、と思っていましたが、じっくり甘さを引き出す工程はちょっとワクワクしちゃいます。
まるで、サツマイモを最高の焼き芋に育てているような感覚ですね。
サツマイモのポテンシャルを最大限に引き上げて、とびっきり甘くておいしい焼き芋を目指しましょう♪
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