ランドセルといえば小学生が背負うものとして知られていますよね。
小学校に入りたての時にはまだ体が小さくランドセルが歩いているように見えているのがいつの間にかぴったりサイズになって、成長を感じられるもののひとつでもあります。
そんな日本では子供の入学準備品として必須のランドセルですが、いまや海の向こうである海外でも人気となっているんです。
しかも、子供だけではなくて大人もハマっているようで…。
今回はランドセルに対する海外の方の反応、そしてその人気の理由を徹底解説していきますね。
結論からいうと人気に火が付いたのは、あるハリウッド女優さんがおしゃれにランドセルを身に着けていたことがきっかけとなっています。
では詳しくみていきますので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね。
ランドセルに対する海外の反応は意外な物だった!?
日本では子供たちが背負っている姿が印象的なランドセル。
では海外だとどういった反応をされるのでしょうか?
以前、テレビで見た特集では賛否が分かれる意見となっていました。
ひとつは子供が持つカバンなのに値段が高すぎるという意見。
ランドセルは通常、1つ約2万円から高いものでは約7万円するものまであります。
子供にそんな高級なカバンを持たせられないというのもうなずけますよね。
海外でも治安のよくないところでは「お金持ちの子」と勘違いされてしまい、子供に危険が及ぶ可能性だってあります。
そういった意味ではあまり持たせたくないな…と感じてしまう方もいるかもしれません。
もうひとつは丈夫さ、壊れにくさといった商品が実によくできているという意見。
確かに自分が小学生の頃、6年間使ったということで使用感はあるもののまだまだ現役で使える状態だったことを覚えています。
子供ながらに結構乱暴に使っていましたが、スリ傷程度で大きく破けたり穴が空いたりといったこともありませんでした。
さらにそのランドセルをご近所や親せき間でもお古として譲ったり使い回す…なんてこともありました。
子供が扱うものというだけにしっかりと作りこまれた、日本製品の安心安全な面が海外の方たちにもポジティブに受け止められているんですね。
海外でのランドセルがブームになったきっかけとは!?
そもそもランドセルは日本独自の文化の中で作られてきたものです。
それが海外でブームとなったのは2014年に海外のハリウッド女優であるズーイー・デシャネルさんがランドセルを背負っていたことがきっかけです。
その時に撮られた写真があまりにもオシャレ!ということで話題になりました。
日本に住んでいると「ランドセル=子供が背負うもの」と考えてしまいますが、それをおしゃれなバッグとして身に着けるという発想に驚きです。
そこから一気に知られるようになった日本のランドセル。
きっかけとしては女優の方が使用していたことが一番ですが、日本のアニメからもその人気は加速していきました。
好きなアニメのキャラクターが身に着けていたものを自分も欲しい!と思うのはどこでも同じですね。
もちろん海外の子供がカバンとして使うこともありますが、その丈夫さから現在、大人向けのビジネスバッグとしても販売されています。
確かにランドセルは革で出来ていて高級感もありますし、色をシンプルにするだけで大人が持っていても自然なデザインになります。
さらに背負えることで、両手が空いてくれるのも嬉しいポイントですね。
ビジネスバッグというとショルダータイプやリュックのものもありますが、素材を革で選ぶとなると手で持つタイプが主流です。
そこにランドセル。ぴったりですよね!
こういった日本の文化が世界に広がっていくのは嬉しいことでもありますね。
日本では年々子供が少なくなっていることもあり、ランドセル製造会社も積極的に海外への進出をしているそうです。
こうした流れもあって、ファッションやビジネスシーンなど様々な用途で使われることでさらなる人気に火が付きそうですね!
まとめ
コロンとした見た目の可愛いランドセル。
以前は赤か黒の2種類しかありませんでしたが、現在ではいろいろなデザインやカラーで販売されています。
人気の理由は
- 耐久力の高さ
- デザイン性の高さ
- 日本の細かな製縫技術
といったこと。
人気となったきっかけはハリウッド女優の方が使っていたことや日本のアニメで見かけたことですが、現在までに確実に人気が出てきていますよね。
さらに今では海外でビジネスバッグとしても販売されています。
高級感のある革と使いやすいランドセルの形状がマッチするのでしょうね!
今回、日本に住んでいると知らなかったランドセルの可能性についても知ることが出来ました。
小学生の時に毎日使っていたランドセルが世界で有名になるなんて考えもしませんでしたが、やはり良いものは長く愛されるんですね。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
こちらの記事が参考になれば幸いです。
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