お守りの紐がほどけると、あなたはどのような気持ちになるでしょうか?
『願いが叶う前触れ?』
『何か不吉なことが起こる?』
このように思うかもしれませんね。
しかし実際は、このどちらでもありません。
ただただ、もともとの結び方が緩かったり、紐同士の摩擦でほどけてしまうことってあるんですよ。
だから、気にしないで大丈夫です。
でも、そのままにしておくのも・・・ですよね。
そこで、結び方を紹介します。
お守りの紐がほどけたときの直し方は?
あの紐、スルスルしていて意外とほどけやすいものです。
あなたの扱い方が悪いというわけではないので心配しないでくださいね。
さて、ほどけたらどうすればいいのか?
1つの方法としては、受けた神社へ持って行き、直してもらう。
ただ、これって近くでしたら良いですが、遠いと現実的な直し方とは言えませんね。
ではどうしたらいいか?
難しくありません。
ご自分で結べばいいのです。
お札の外袋を結んである紐がほどけただけなのですから、結べば直ります。
あまり難しく、深刻に考えないでくださいね。
お守りの紐の結び方は実は簡単に結べる!?
結び方ですが、神社により違うとも言われていますが、一般的には『二重叶結び』というやり方です。
元々が、どうなっていたかわからない場合は、このやり方で直しましょう。
縁起が良いと言われているので、家内安全・交通安全・健康・縁結びなど、どのお願い事でも向いています。
文章で説明しても、伝わらないと思うので、良いサイトがあるので紹介します。
写真と説明が書かれているので参考にしてみてください。
ちなみに、ここでは『二重叶結び』の他に『叶結び』も紹介されています。
二重の方が一般的です。
コレ、完成形を見るとわかるのですが、表から見ると『口』が、裏から見ると『十』の文字になっており、合わせると『叶』となります。
自分で直す時、結ぶ時に『お願い事が叶いますように』と心を込めると中に入っているお札に気持ちが届くかもしれませんね。
でも、難しい場合は、叶結びをやってみてはいかがでしょうか。
お守りの紐が長い時に短く切ったらご利益が無くなる!?
物によりますが、長い紐がついていたことってありませんか?
首から下げられるように、そうなっているようですね。
肌身離さずできて良いですが、それも無理なことってありますよね。
その場合、紐を短くしたい時どうすればいいでしょう?
長かったら切ろう!
それも一つの案ですね。
でも、切ったら、ご利益がなくなるのではないか?
そんな心配も出てきてしまいそうです。
しかし、それは問題ありません。
お守りって、外側は袋であって大事なのは中のお札です。
外側は、それを入れる袋なので、加工しても何も悪いことは起こらないというわけです。
だから、長くて使い勝手が悪いのでしたら切って短くして良いのですよ。
どうしても心配な場合、受けた神社に聞いてみると安心ですね。
神道は、お気持ち次第と言われているので、お札を粗末に扱うというのは、どうしたものかと思いますが、紐が長くて不便なのであれば、ご自分で短くして大丈夫ですよ。
お守りの紐を調整する方法は切ったり短くする以外にもある!
先ほどの、長い場合に短くしたいという調整は、切ればいいですね。
でも、どうしても切るのは気になるという方は、短く巻き取り結ぶなどして調整すれば良いですね。
それでも、ほどけてきたり、とにかく長いのが邪魔という場合は、新たに外袋を作って、そこにお守りを入れて持ち歩くというのはどうでしょう?
これで長い紐問題はなくなりますね。
結ばれているものが、ゆるくなってきた場合、それはもちろんご自身できつく結んであげてください。
完全にほどけてしまってから結び直すのは難しいという方も、結び目がゆるんできたなって気づいた時点で調整するのでしたら簡単にできますよね。
私も、最初から結び直すのは自信がないので、普段からチェックするようにして、ゆるんできたなと思ったら、その部分を強めに調整するようにしています。
また、どうしても神社から受けたものの紐がほどけやすい場合は、新たにゆるくなりにくいものを買ってつけかえるというのも1つの方法としてオススメです。
手芸屋さんなどに売っています。
あなた好みにアレンジするのも楽しそうです。
もちろん新調する場合も、ゆるんできたものを調整する場合も、新たに外袋を用意して入れる場合も、いずれも気持ちを込めてくださいね。
きっと、その気持ちはお札を通して伝わると信じて。
最後に
まとめますと、お守りの紐がほどけても悪いことは起こりません。
巾着袋の紐が、ほどけても切れても悪いことは起こりませんよね。
それと同じです。
お札を入れている袋を閉じているものなので、ほどけたら結び直せばよいですし、切れたら新しいものに換えれば良いです。
長かったら切って短くしても良いですし、どうしても気になるのでしたら、新たに外袋を用意して丸ごと入れれば良いです。
結び方については、1つわかりやすいサイトを紹介しましたが、他にも動画が色々あります。
また代表的な結び方のみ紹介しましたが、他にも種類はあるので、調べてみてお気に入りの結び方をしてみるのもよさそうですね。
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