雛人形の処分はゴミで捨てる?大切な人形の捨て方で心理が問われる!?

掃除や片付け

子どもの成長とともに飾る頻度が減ってくる雛人形。

 

いざ処分しようにも

「どうしたらいいかわからない…。」

「下手に捨ててしまって何かあっても怖い…。」

なんてことも考えてしまいます。

 

結論から言って、雛人形は処分しても全く問題ありません。

”呪われる”なんていうのも迷信です。

 

ひとことで処分するといっても様々な方法が考えられます。

そこで今回は雛人形を処分する際の注意点なども一緒に詳しくみていきましょう。

ぜひ最後まで読んでいってもらえると嬉しいです。

 

 

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雛人形って燃えるゴミで本当に捨てて大丈夫!?

 

わが家にも娘がいますが、毎年一緒に飾りつけをするたびにとても大切にしてくれている様子がうかがえます。

ですが、この先娘が結婚したり大きくなった時や、家を引っ越すなんていう時に大きすぎて持っていけないなんてことも考えられますよね。

 

大切な思い出の詰まった雛人形。

なかなか捨てずらい…と思ってしまうのは当然です。

そこで「燃えるゴミとして処分してもいいのか?」を調べてみました。

 

まず、雛人形自体の材質。

 

使われている素材が木材や布など燃えるもので出来ている場合は燃えるゴミで出すことは可能です。

ですが付属品に別の素材が使われていたり、大きなものだと燃えるゴミの袋に入らなかったりということになると粗大ゴミとして出すことになります。

 

また、自治体によってはゴミの分別方法も違いますのでお住まいの市町村にご確認いただくのが良いでしょう。

 

そうは言っても「お顔がある人形」ということで、燃えるゴミの袋に入れて捨てるのは気が引ける方もいるでしょう。

また、ゴミの袋に雛人形がごそっと捨ててあったら回収業者の方もびっくりされますよね。

 

そんな時にはお顔だけでもティッシュなどで優しく隠してあげるといいでしょう。

もちろんお体も新聞紙などでくるんであげるのもいいですね。

 

 

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雛人形を捨てると呪いにかかるのは迷信?実は昔の人は捨ててた!?

人形のような思いが詰まったものは魂が宿るといわれています。

ゴミとして捨てるのはちょっと怖い…と思ってしまう方もいますよね。

 

そこで、「雛人形とはそもそもどういった目的で作られたものなのか?」を調べてみました。

 

もともとは、生まれてきた赤ちゃんが健康で元気にすくすく成長してくれるようにお守りの代わりとして作られたものです。

特に女の子に降り掛かろうとする病や災難といったものを人形に移して避けるためのものでした。

昔は紙や木、粘土といった身近なもので作られた原始的かつ簡単な人形でした。

そしてそれは、形代と呼ばれていたんです。

 

形代とは神様や霊が降臨するもので、赤ちゃんの身代わりとなってくれるもの。

なのでそれ自体は全く汚れていないんです。

 

さらには、1年間の災いを受け止めて川や海に流されるという「ひな流し」が行われていました。

元々は1年間の穢れを受けて処分してしまっていたなんて、知りませんでしたよね?

なので処分すること自体全く悪いことではないんです。

 

逆に飾られずに、必要のないまま倉庫にしまわれている。と言うのもかわいそうなのかな、なんて考えてしまいますよね。

こういった時には、ぜひおさがりに他の方に譲ってあげたり、ボランティア団体に寄付を検討してみて下さい。

 

私の子供を通わせている保育園では、ひな祭りの時期になると地域の方から譲っていただいたお人形を毎年飾ってくれています。

7段飾りのとても大きなもので子どもたちはいつも楽しみにしています。

こうした寄付のされ方をするとお人形たちにとっても、とても良いことだと思いませんか?

 

 

実際に雛人形を処分するなら神社で供養してもらう方がなぜ良いのか!?

 

ここまで処分する方法として、一般的な燃えるゴミであったり粗大ゴミとして出す。もしくは寄付をする。といった方法を説明してきました。

 

次にこういった処分方法の中でゴミとしてではなく、人形供養といった方法をご紹介します。

 

人形供養とは古い人形に気持ちをこめた祈りをささげることで清めてから処分するといった方法になります。

感謝の気持ちで送り出したいという方にはぴったりですね。

 

個人的にお願いする場合もあれば、年に1度の行事として行っているところもあります。

こういった行事で一緒に供養してもらうことが一番気がかりなく処分できる方法であることは間違いありません。

 

私自身、自分の雛人形はとても大切に思ってきましたし「ありがとう」という気持ちを伝えつつお別れができたら嬉しいです。

しっかりと供養という形で見送ってあげられるのは安心ですよね。

 

 

雛人形を処分する方法【まとめ】

 

人と同じ形をしていることで魂が宿る、とも言われている雛人形。

特に「子どもが大切にしていたという思い出」があると処分するのはとても気がかりですよね。

 

雛人形は元々、子どもへの幸せを願う思いが込められて作られたものです。

昔は形代として1年間の病や災難といったものを代わりに受けてから川や海に流されていました。

 

雛人形自体が穢れていたり呪うなどという効果はありません。

処分する際にも感謝を伝えてお別れができるように神社やお寺での人形供養が一番良いいでしょう。

 

もちろんお住いの地域によって人形供養が行われている場所は違いますので確認するようにしてください。

 

子どもの成長を見守ってきてくれた雛人形なので、最後まできちんと看取ってあげたいですね。

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