誰かからお菓子をもらった時、黙って渡されるのと何か一言メッセージがあるの、あなたはどちらが嬉しいですか?
私は相手から何か一言あると、とても嬉しくなります。
だから、誰かに直接渡す場合でも、宅配便で送る場合でも、必ず一言メッセージを加えるようにしています。
お菓子に添えると喜ばれるメッセージって、どんなものでしょうか?
どうしてこのお菓子をあなたに選んだのか、その理由を添えてみましょう!
送られた相手に、自分のことを思って選んでくれたんだという気持ちが伝わります(^^)
文面で注意したいフレーズや喜ばれる文例など、具体的にみていきましょう。
食べ物を送る際に最も適切な言葉 「ご賞味ください」じゃなく何て添える?
お菓子に限らず、食品全般で使われるフレーズとして、「ご賞味ください」という言葉があります。
一見すると、食べて下さいの丁寧語かな?と思いますが、実は失礼な言葉なのです。
ご賞味とは、「私の選んだ食品を美味しく褒めながら味わって食べてくださいね!!」と、ちょっと厚かましい感じの意味合いになってしまいます。
目上の人に渡す場合には、絶対に使えないですよね(+_+)
食品会社や料理人が使うと、「私達が作った自慢の食品です!
自信があるので、美味しく味わっていただけると思いますよ!!」という感じですかね。
こういった人達が使う分には、失礼にならないフレーズのようです。
ちなみに、同じ「ごしょうみ」というフレーズで、「ご笑味ください」という言葉もあります。
これは「つまらないものなので、笑いながらでいいんで食べてやってくださいね!!」
という謙遜の意味合いになります。
手紙やメールの文章として使うには問題ありませんが、直接渡す時はどっちの「ごしょうみ」か伝わらず危険です。
紛らわしいので、使わない方がよさそうです。
普通の人が使う時は、「ごしょうみください」ではなく、「お召し上がりください」「召し上がってください」にしましょう。
これで、文章として使う分にも話す分にも間違いがなく、失礼になりません。
では、どのような文例が喜ばれるのでしょうか。具体的な文例をみていきましょう。
お菓子や贈り物に添える手紙の文例は考えなくても身近な所にヒントがある!
私は2か月前に引っ越しをしたので、たくさんのお祝いをいただきました。
お菓子や雑貨など種類は様々で、直接いただいたのでお手紙はなかったですが、全員渡す時に選んだ理由を教えてくれました。
一部を紹介しながら、手紙バージョンにも変換してみますね。
1人目は洋菓子。「お祝いと言えばシャンパンがいいかなぁと思ったけど、私がお酒を飲めないことを知っていたから、東京駅でいつも並んでいる人気の洋菓子にしてみたよ!旦那が買ってきてくれた。良かったら食べてねー!」
これを手紙で言い換えるなら、
「お祝いなのでシャンパンもいいかなと悩みましたが、お酒が苦手なのを思い出して洋菓子にしてみました。東京駅でいつも行列ができている人気の洋菓子です、良かったら召し上がって下さい。」
という感じでどうでしょうか。
2人目は和菓子。
「この前遊んだ時に和菓子を持ってきてくれたから、和菓子が好きなのかなと思って、品川駅限定の焼きまんじゅうにしたよ!うちも旦那に買ってきてもらった。家族で食べてみてー!」
これを手紙で言い換えるなら、
「以前和菓子を持ってきてくださったのを思い出しました。和菓子がお好きかな?と思い、選んでみました。品川駅でしか買えない限定のお菓子です!ご家族で召し上がってみてください。」です。
3人目は掛け時計。
「私のうちが北欧調のインテリアだから、それに合いそうなシンプルな掛け時計にしてみたよ。前に秒針の音がないのが好きって言っていたから、そこも重視して選んでみたよ。良かったら使ってね。」
これを手紙で言い換えるなら、
「この掛け時計はあなたのおうちのインテリアに似合うと思い、勝手ながら選ばせていただきました。秒針の音も静かなので、気にいっていただけると幸いです。良かったら使ってみてください。」
お菓子や食品以外の贈り物全般に使えると思います。
こんな感じでした。
みんな、私のことを考えて、何にするか悩んで、旦那さんまで巻き込んで買ってきてくれたなんて。
もう気持ちがこもりすぎていて、とっても嬉しかったです(^^)
喜ばれるポイントは、あなたのことを考えてこれを選んだと伝えることです。
どこで人気、どこの限定商品など、贈り物のちょっとした商品説明もあるといいでしょう。
まとめ
お菓子をいただいたら嬉しいですが、一言メッセージがあるともっと嬉しくなりますよね。
なぜこれを選んだのか、自分のことを考えて選んでくれたのがわかるともっともっと嬉しくなります!!
面と向かって言うのがちょっと恥ずかしい人は、手紙を添えて渡しましょう。
通販で購入してそのまま送る場合も、メールや別便のはがきなどで一言添えるようにしましょう。きっと喜ばれますよ(^^)
文面でも直接言う場合でも、最後のフレーズは、「ごしょうみください」ではなく、「お召し上がりください」が無難で失敗がありません。
ポイントを押さえながら、相手に喜ばれる贈り物ができるといいですね。
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