何かのきっかけで急に始まる赤ちゃん返り。
そのきっかけは、兄弟ができたり、幼稚園へ入園した環境の変化だったり。
理由は様々ですが、私は赤ちゃん返りを「心の叫び」と感じました。
怒ってばかりで悪化する関係だったけど、子供の気持ちを考えたら解決法が見えて来ました。
辛いのはママだけじゃなかった。
本人が一番辛い思いをしているのです。
子供の気持ちに立つことで解決法が見つかります。
私の体験談そして、解消法をお話したいと思います。
赤ちゃん返りで一番辛いのは誰?
赤ちゃん返り・・・経験された方はわかりますよね?
なかなか辛いんです。
赤ちゃん返りは、下に兄弟が出来た時に見られる現象だと思われがちですが、実は環境の変化で不安になり赤ちゃん返りをする子もいると知りました。
今までできていたことを急にやらなくなる・・・できないんじゃなくて、やらないんです。
その心境にはどういったことが隠されているのでしょう。
我が家は長女が2歳の時に、次女が生まれました。
ずっと待ち望んでいた妹なのに、見た瞬間、びっくり!
でも、初めての妹にべったりだったのを覚えています。
私はというと、2人の子育てが始まりました。
毎日、朝から晩までさらに夜中まで、休むことなく育児が始まり2人目と言っても、やっぱり赤ちゃんには手がかかります。
長女は何でも自分でできていたので手がかからないと思っていました。
それなのに・・・赤ちゃん返りが来てしまったのです!
1人で食べれていたご飯を食べれない。食べさせてほしいと言う・・・
えっ!?って驚きでした。
かんしゃくを起こすことも多くなりました。
私も毎日精一杯、育児を頑張っていたのでここへ来て、赤ちゃん2人連れた状態です。
「お姉ちゃんだから、1人でできるよね?」と促しても、
「できない・・・(泣)」ばかり。
イライラもします。
怒ってしまうこともあります。
心の中でも大泣きなんです。
どうして良いかわからない自分と、何もしてあげられない自分。
そんな時に限って大泣きする次女・・・(*_*)
目が回りそうな毎日でした。
赤ちゃんの次女に怒っても仕方ないので、長女にばかり怒っていた私。
今思えば、反省するばかりです。
でも、赤ちゃん返りって自分だけが辛い!と思っていた時がありました。
でも、違うんですね・・・ママの他に誰が辛いと思いますか?
赤ちゃん返りをしている「本人」です。
これを思い返すと心が痛い・・・
急に妹が目の前に現れてママ独り占めだった毎日からママを奪われた。
妹って何となくわかるけど、どうして妹ばかりお世話してもらってるんだ!(T ^ T)
私だって、ママと一緒に居たいんだよ〜って、心の中で叫んでたのでしょう。
それなのに、私ったら怒ってばかり。本当、バカでした。
辛かったねって、今なら言えます。
でも、その時の私にはその余裕すらなかったのです。
もしかしたら、この記事を読んでいるあなたもそう思っているのではないでしょうか?
でも、わかります。
ママも一生懸命なのです!
赤ちゃん返りをしている子供もそれはわかっているはずです。
でも、やっぱり寂しい・・・そんな時は、どうすれば良いのか。
実際に私が赤ちゃん返りの娘とどう接したかをお話したいと思います。
私が赤ちゃん返りを解消した方法とは?
では、どうしたら赤ちゃん返りが解消されるのか?
私が実際にやった事をご紹介しますね。
一緒に〇〇をする。
お手伝い上手の長女はよく私のお手伝いをしてくれました。
お掃除もおもちゃのMY掃除機を買って毎日、お掃除してくれました。
大人顔負けの掃除機かけは、本当に助かりました。
何かしてくれたら「ありがとう」と声をかけるようにしました。
得意げにニコッと笑って、「他にお手伝いない?」と聞いて来てくれるのです。
今、子育てに追われているママは、家事は、自分でした方が早い!と思っていませんか?
子供がやるとつい時間がかかります。
自分でやった方が断然早い!
そうなんです。
でも、そこを一緒にやることで子供は自信へと繋がります。
ママと一緒に♡がとっても幸せで楽しい時間なのです。
下の子が寝ている間に、今のうちに!!!って思ってしまっていたけれど長女と一緒に何かをして過ごすことは、私の安らぎだということもわかりました。
2人で、お料理も作りましたよ♪
たくさんお料理を手伝ってくれてMY包丁までも、手に入れました。
話は少し外れますが、この時の経験が生きているのか、今もお料理やお掃除が上手なんですよ。
そんな時間ないよ〜っていう方もいると思いますが、少しで良いんです。
少しだけママと何かをできれば気持ちが満たされると思うんです。
大好き♡をいっぱい言う。
子供が好きな言葉「大好き」。長女も「ママ、大好き♡」ってよく私に言ってくれました。
大好きのおまじないは、心を満たしてくれます。
私も、いっぱい大好きを言いました。
「〇〇(次女)と私どっちが好き?」と
聞かれることもあったんです。
何て答えますか?
私は、「〇〇(長女)が大好き♡♡」と答えました。
でも、後から「〇〇(次女)も大好きだよ」と付け足します。
それでも、ニコニコ♪なぜだと思いますか?
自分の名前が先に出て来たからです。
長女も、次女のことが嫌いではありません。
ただ、自分はママにとってどんな存在なのか確かめたかったのでしょう。
2人で出かける。
2人でいろんなところへ出かけました。
次女は、パパに預けてです。
スイーツを食べたり、ショッピングをしたり自分の買いたいものを見るのではなく、長女の好きなものをたくさん見に行きました。
2人だけの時間の時は、終始、ニコニコでいつも頑張ってくれてありがとうと私も心の中で何度も言います。
「お姉ちゃんだから」
という言葉も辞めました。
この言葉は、プレッシャーになりそうだったから。
私自身が、長女。
「お姉ちゃんだから、我慢しなさい」
はキツかったな〜
私だって私だって・・・という気持ちを思い返したからです。
ママの愛情を感じてくれて、空っぽになりかかっていた心の中が満タンになれば、赤ちゃん返りは終了です。
また、寂しくなって赤ちゃん返りを繰り返す子も中にはいます。
けれども、その都度、接し方を工夫してあげることで解消されて行きます。
ちょっとしたことで褒めてあげて、私は必要とされているそう感じてくれたら嬉しいですよね。
まとめ
いかがでしたか?
赤ちゃん返りをしている本人の気持ちになると胸がギュッとなりますよね。
兄弟が生まれるってこの頃の子供にとっては大事件なのです。
「私のこと見て」その気持ちを見落とさないように小さい心の叫び、聞いてあげてください。
必ず、解消されます。
私もそうだったように、いつか赤ちゃん返りが終われば成長した子供の姿が見られますよ。
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