たけのこのあく抜きに重曹を使って茶色く失敗した!
茶色くなって食べる事が出来ないの?
って思っていませんか?
この重曹を入れすぎて茶色に変色した筍は食べれらます!
以前、私も失敗したと思いましたが、茶色たけのこは、醤油とかつおぶしで土佐煮にしました。(^^;)
でも、今後たけのこのあく抜きを重曹でする時に茶色くならないコツを知っていると焦らなくても良いですね。
なので、注意点は重曹を入れすぎない適切な分量と掃除用ではなく食用の重曹を使うことです。
あく抜きの仕方と細かな注意点をみていきましょう。
たけのこのあく抜きで重曹の入れすぎない適切な分量とそのやり方とは?
たけのこは採ってから、時間が経つほどあくが酷くなります。
すぐにやるのは、気が重たいな~と思うかもしれませんが、すぐやっちゃいましょう!!
まず皮をはぎ取って、とんがった穂先を斜めに切ります。
これは、火の通りをよくするためです。
根本近くの食べられない硬い部分も切ったら、鍋に入る大きさに切ります。
外側のケバケバした皮は取りますが、身に近い部分の皮は残して置いておきます。
皮にもあくを抜く成分が含まれているためです。
私は調べずにやったので、もちろん全部皮を剝がしましたけど(@_@)
本体の切り方の決まりはありませんが、切らずに入れると火の通りが悪いです。
硬くても穂先から包丁を入れて、縦に半分、下に向かってズバッと真っ二つに切りましょう。
もし包丁が下まで通らなくても、切れ目が入っていれば十分火が通ります。
ちなみに私は、火が通りやすいかな~と思って一口大まで切りましたよ。
切るのめっちゃ硬かった(@@;)
しかも、食べる頃には内側のひだがボロボロでした。
たけのこ内側、ひだひだの部分は「節」と呼ばれています。
柔らかく煮たたけのこだと、食べている最中に節がボロボロと崩れてきませんか?
あく抜きする時に細かく切っていると、下手したらあく抜きの最中に節がボロボロに。
なんとか耐えても、もう一度料理したり味付けするのに火を通したら、お皿に載せた時はボロボロ間違いなしです。
見た目は気にならないよー。
むしろ時短になるから最初から切っときたいなー。
という人には、あく抜きの時点で一口大まで切っておくのもおすすめです。
たけのこを切ったら、次は鍋にお湯を沸かし重曹を入れます。
お湯1リットルだと、重曹は小さじ1です。
これよりたくさん入れると、たけのこが変色してしまいます。
私は目分量で入れたので、多かったんでしょうね…茶色いたけのこになりました。
たけのこを入れたら、30分位茹でます。
途中でお湯が減るので、減ったら注ぎ足しましょう。
竹串などをさして、通ったら終わりです。
そのまま調理に使ってもOK!
保存する場合は水に浸したまま容器に入れて冷蔵庫に入れます。
保存中にもあくが出るので、こまめに水をかえましょう。
もし失敗して茶色くなってしまったら、醤油で煮てカムフラージュか、茹で直してみましょう。
たくさんの重曹を口にするのが心配という人は、お湯でもう一度茹でて洗い流すといいですよ。
たけのこのあく抜きの重曹は掃除用で代用してもいい?と母に聞いて言われた事とは?
食用の重曹と比べると、掃除用の重曹の方が安いです。
私も掃除用があるので、これを使うつもりでした。
でも母親にあく抜きの方法を電話で聞くとき、ついでに
「掃除で使う重曹でいいよね?」と一応確認したところ
「それはやめときなさい…」と諭されました(*Δ*)
調べたところ、食用は人の口に入っていいように綺麗な場所で製造されており、食品衛生法もクリアしている、だから値も張る。
掃除用は工業用と言いますが、工業用は人の口に入ることを想定せずに作っているため、重曹内に不純物が多い。どんな場所で製造されているかもわからない、だから安い。
なるほどーですよね。
代用はやめて、きちんと食用の重曹を使いましょう!!
ちなみに、重曹は鍋の焦げ落としに使われるのを知っていますか?
私はホーロー鍋とアルミ鍋の焦げ落としに、重曹を煮たことがあります。
アルミ鍋、真っ黒になりました(@_@;)
詳しい成分や化学反応はわかりませんが、重曹はアルミを黒くしてしまいます。
重曹であく抜きをする時は、ステンレスかホーロー製の鍋を使いましょう。
たけのこのあく抜きで「あく」が残った時にもっとしっかり抜く方法とは?
あく抜きしてみたけれど、まだエグい気がする。
そんな時は更なる方法があります。
あく抜きが終わったたけのこを食べる大きさに切ったら、鍋にたけのこと多めのお湯を入れ、塩を一つまみ入れて沸騰させます。
沸騰したら火を消して、冷めるまで放置します。
これでだいぶエグみが消えます。
また、重曹と一緒に米ぬかをだしパックに詰めたものを一緒に煮たてる方法もあります。
30分~1時間煮て、竹串で火が通ったのを確認したら冷めるまで放置しましょう。
12時間ぐらい置いておいても大丈夫です。
置くことで、エグみが緩和するためです。
エグみが気になる場合は、ぜひ試してみてください♪
まとめ
たけのこのあく抜きを重曹でする時は、以下5点を注意しましょう。
- たけのこの皮も一緒に煮る
- たけのこは細かく切りすぎない
- お湯1リットル=重曹小さじ1
- 重曹は食用を使う
- アルミ鍋は使わない
エグみが気になる時は、重曹と米ぬかのダブル使い、塩茹でなども試してみましょう。
採ってから時間が経つにつれて、あくが出やすくなります。
面倒ですが、手元にきたらすぐにあく抜きして、美味しいたけのこ料理を作っちゃいましょう~(^^)
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