最近よくすれ違うようになった、白ナンバーの軽自動車。
わが家の車も軽自動車なのですが、初めてすれ違ったときは、「なんで色が違うの?」と、びっくりしたものです。
軽自動車の白いナンバープレートは、「図柄入りナンバープレート」という特別仕様のもの。
自家用の軽自動車であれば取り付けることができ、希望する人は自ら申込みをする必要があります。
ここで私、「色を変えたら、何かいいことあるの?」とさらに疑問を持ち、調べてみました。
白のプレートにするメリットや、同時に存在するデメリットを探ってまとめたので、ぜひ読んでみてください。
軽自動車を白ナンバーにするメリットは自己満足!?
まずはメリット。主なものとして、以下の二つがあります。
- 車の見栄えが良くなる
- イベントや地域活性に貢献できる
軽自動車のナンバープレートは黄色のため、白のプレートに比べたら目立ちます。そのため、車の色よっては「色が馴染まなくて嫌」といった不満を感じている人はいるでしょう。
ナンバープレートが白に変われば、見た目の印象はガラッと変わります。
服のカラーコーディネートなどでも言えますが、白は悪目立ちしないし、どんな色とも上手くまとまりますよね。
もちろん個々の好みにもよりますが、白ナンバーにすることで、見栄えが良くなると感じる人は多いのではないでしょうか。
見た目の印象が良くなる。これが、一つ目のメリットです。
もう一つのメリットとしては、図柄入りナンバープレートにすることで、その目的に貢献できるという点があります。
現時点で申し込めるものは、2つあります。
- 東京オリンピック・パラリンピック仕様のナンバープレート
- 地方版図柄入りナンバープレート
一つめのオリンピック・パラリンピック仕様のナンバープレートは、東京オリンピックの機運を活気づけよう、盛り上げようということからデザインされています。
つまり、東京オリンピックやパラリンピックに間接的に貢献できるということです。
一方で、地方版図柄入りナンバープレート。
これは、各地の風景などがデザインされたナンバープレートで、その土地の魅力を発信することが目的としてデザインされています。
このプレートを付けた車を見かけて、「何が描いてあるのかな?」と見てしまうことってありませんか?
私はそうなんですよ。「あーこの地域のお祭りの絵か」とか「「お城だね」とか、地域のシンボルが描かれているので、見つけると興味を持ちます。
自分が住む地域を宣伝したい!地元の活性に貢献したい!といった人には、このプレートはいいですよね。
ただ、こちらのプレートは黄色の縁取りがあります。白いナンバープレートを付けたいという願望が強い人には向かなそうですね。
いずれにしても、見た目を変えるだけでなく、選択するナンバープレートによって、そのデザイン本来の目的に貢献できるという点も、メリットの一つになると言えるでしょう。
軽自動車を白ナンバーにするデメリットは税金などが高くなる!?
続いてデメリット。
ナンバープレートを白にしたところで、車の種類としては軽自動車のままです。税金が上がるわけでもなく、高速代だって軽自動車料金のままです。
なので、実は運転する人にとって、特別なデメリットはないのです。
強いて言うなら、
普通車と間違えられることで、不便を感じる人が出てくるかもしれない
という点でしょうか。
見た目で判断がつきにくくなることで、
- 高速道路で一般料金所を使うときに、係員さんの目視がしにくくなる
- 駐車場の案内係の人が、軽自動車専用の駐車場を案内しそびれる可能性がある
といった状況が考えられそうです。
高速道路の料金所は、ETCゲートを使えば何の問題もありません。ですが、小さな料金所では、一般ゲートしかないところもあります。
そのようなとき、係の人が軽自動車であることを判断するのに、時間がかかってしまうということは考えられますね。
また、出先で駐車場を利用すると、軽自動車は駐車OKというスペースもあります。軽自動車を使っている人なら実感したことがあると思いますが、駐車場が見つかりやすいっていうのは、軽自動車を使う大きなメリットなんですよね。
これが、白のナンバープレートにすることで、案内係の人が軽自動車と判断できずに、適切な駐車スペースへの案内ができない、なんてことも考えられるかもしれません。
なので、デメリットとしては、運転する人よりも、車の識別が必要な人にとって少し不便になるのでは?という点かな、と感じます。
最後に
軽自動車のナンパープレートの色を変えるメリット・デメリットをお伝えしました。
良い点は、白いプレートにすることで、車の見栄えが良くなること。
見た目の印象を変えたいな、という人には嬉しい選択肢ですね。
オリンピックの応援や地域の宣伝などにも貢献できるといった側面もあります。
デメリットとしては、軽自動車の識別をする必要がある人にとっては、瞬時に判断しにくくなるという点。
どんなデザインになるのかは、軽自動車検査協会のHPなどが参考になります。興味がある方は、見てみてくださいね。
参考サイト:
軽自動車検査協会:https://www.keikenkyo.or.jp/procedures/procedures_m_000361.html
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