先日、娘から「暑気払いはいつ?」と質問されたものの、すぐに応えることができずに困った私。
同じような経験がありますか?
きっと暑い季節に関係しているということは予想ができますが、はっきりと『○月○日』で『意味は~』で『▽▽』という挨拶をするんだよ、と教えることができません。
そこで、きちんと調べたので、あなたもお子さんに正しく説明できるように参考にしていただけたら嬉しいです。
暑気払いの具体的な時期は「暑さがつらい時期」とはいつぐらい!?
実は暑気払いの時期は、はっきりとした決まりはありません。
『暑中見舞い』や『残暑見舞い』は、日にちが決まっていますよね。
新年の挨拶や、お正月が終わったら寒中見舞いなども日にちが決まっていますね。
しかし、それらのようなきちんとした決まりがありません。
でも、だいたいいつくらいなのか知りたいですよね。
それは、かなりざっくりとしています。
その言葉から『暑さがつらい時期』だと言われています。
このことから6月から8月の終わりくらいという説があったり、最近の夏は9月になっても残暑が厳しいことから、9月までとも言われています。
春が終わり梅雨入り前から日差しが強くなり暑くなることも割と多いですよね。
ですから5月から9月くらいまでと言っても全く問題ないわけですね。
その頃に暑気払いしようと言っても、誰も間違っていると指摘はしません。
とはいうものの、5月はまだ春で9月は残暑であり秋の始まりでもあるので、やはり暦的にも梅雨から8月終わりまでくらいが、梅雨から8月終わりまでくらいが、一般的な時期と思って問題ないですよ。
暑気払いの意味から何か行事などはする必要がある?
夏というとお盆が思い浮かぶでしょうか。
お盆は、帰省をされたり、お墓参りをしたり、盆踊りもありますね。
しかし、そういったものは特にありません。
キーワードが『暑さに負けないこと』です。
そうは言うものの、何もないのに、この言葉が存在していることを不思議に思いませんか?
そもそも子供が私に『何をするの?』と聞いてきたのは、友達から夏にもらった手紙に『柔道のみんなと(習い事先で)、暑気払いをしたよ』と書かれていたので、疑問に思ったのです。
特にやることに決まりはないので、これも自由というわけです。
暑さを払うためにやることなので、子供の友達のように、子供の集まりでしたら水遊びをして体を冷やすのも良いですね。
河原で水遊びをして、そこで冷やしておいたスイカ割りというのも1つの方法です。
スイカは夏の食べ物ですよね。
この他にキュウリやトマトといった夏野菜は他にもあります。
これらの夏が旬の食べ物は身体を冷やす働きがあります。
日本では、このような旬の食材を取り入れて、その季節の体調を整えていますが、『麦』は夏に欠かせない食材として着目されてきています。
麦は、6月から7月に収穫され夏には欠かせないと言われています。
そうめんや、冷や麦を夏に食べるのは、食欲のない夏に食べやすいから夏の食べ物というイメージがありましたが、それだけでなく、そもそも麦だから夏には欠かせない食べ物だったのですね。
また旬ではありませんが、最近話題の『飲む点滴』と言われている甘酒も良いですね。
暑気払いの挨拶で決まり言葉や季語などルールはある!?
お正月は『明けましておめでとうございます』
お正月が明けたら『寒中お見舞い申し上げます』
夏は、暑中見舞いや残暑見舞いなど、それぞれ季節ごとに挨拶があります。
では暑気払いはどのような挨拶をするのでしょう?
決まり事はあるのでしょうか?
これまでの流れから察しがついたでしょうか。
特に約束事はありません。
とは言うものの、どんな風に取り入れて使えばいいかわからないですよね。
そこで使い方を紹介します。
夏が本番になりました。
夏バテされていませんか?
毎日猛暑が続いています。
お変わりありませんか?
このように、暑いことから体調に気をかけたり、また栄養をしっかり摂るよう気を付け促したりというような挨拶をします。
会社や学校など集団の場では『納涼会』が開かれることもあるかもしれませんね。
そのような時の挨拶も紹介します。
鋭気を養い元気に夏を乗り切りましょう!
水遊びを楽しんで、好き嫌いしないでしっかり食べて夏バテしないで楽しい毎日を過ごしましょう!
このような感じですね。
これは、ほんの一例です。
あなたのアイデアでアレンジしてください。
まとめ
この言葉は、いつくらいに何をするものなのか、また挨拶について紹介しました。
実際のところ特に決まったものはありません。
暑さを払うというもので、食べ物もイベント類も挨拶もそれに合うものでしたら自由です。
最近は暑い時期が長く、酷暑なので、暑気払いをして夏を楽しみ元気に乗り切りたいですね。
コメント