毎日、髪を洗うのって面倒に感じていませんか?
私は夜になるとどうしても億劫になって、誰か洗ってくれないかな、なんて思ったりしています。
特に髪が長いと乾かす時間も長くなりますし、出来れば洗いたくない日もありますよね。
でも実は、必ずしも毎日髪を洗う必要はないのです。
髪を洗うという事は頭皮も傷つきやすくなるので、毎日しっかりと洗うことが良いとは限りません。
年齢や体質など自分の状態に合わせて洗う頻度は調整してもいいのです。
例えば、皮脂の分泌が多い10代~20代と、分泌が減ってくる30代~40代以降では髪や頭皮の状態が変わってくるので、必要な洗髪の頻度も変わってきますよね。
とは言え、何日も洗わないと不衛生だし臭いなども気になります。
では、髪の毛は何日に1回洗うのが理想なのか、またどのような洗い方がベストなのかを一緒にみていきましょう。
髪の毛を毎日洗わない方がいい?実は湯シャンだけでOK?
髪の毛を洗う頻度は人それぞれですが、一番多いのは毎日、もしくは2~3日に一度という方が多いのではないでしょうか。
私が知っている美容師さんも、冬は特に乾燥するので2日に一度の頻度で洗っていると言っていました。
髪の毛のプロである美容師さんが言うのだからそうした方が髪に良いのではと思ったのを覚えています。
毎日洗うことで、清潔は保たれますが髪や頭皮にとっては負担がかかる場合があります。
それは、シャンプーに含まれる強い洗浄成分が頭皮の必要な皮脂までも洗い流してしまい、結果的に髪が痛みやすくなってしまうからです。
では、シャンプーなどを使わずにお湯のみで洗う湯シャンをご存じですか?
湯シャンのやりかたは様々あり、ブラッシングをしながら38℃くらいのぬるま湯で洗うだけで髪や頭皮の汚れを半分以上は落とすことができるそうです。
シャンプーによる乾燥や痛みも軽減できますし、時短にもなりそうですね。
ただ、やはりお湯だけでは落としきれない余分な皮脂(洗いすぎも良くないですが、余分な皮脂もよくありません)などが残ると髪や頭皮のトラブルになるので、一番良いのは自分の髪の状態に合わせて、時々湯シャンを取り入れてみることだと思います。
髪の毛を毎日洗わないとどうなる?臭いや痒みよりヤバい事になる!?
毎日必ずしも洗わなくても良いと書きましたが、そうかと言って、洗わない日が何日も続くのは健康上良くありません。
人にもよりますが、髪を洗わないまま3日ほど経つとまず、皮脂汚れやほこりなどからくる頭皮の臭いや痒みなどが気になりだします。
皮脂は毎日、汗などと一緒に分泌されますが、それが酸化することで臭いや痒みの原因になるのです。
確かに、冬でも汗はかきますし、目に見えなくても髪は汚れにさらされているのですね。
そして更に時間がたつと、フケやベタつきなど目に見える形で影響が出始めます。
また、古い皮脂が頭皮に詰まることで毛根を傷つけ、薄毛や抜け毛の原因にもなるのです。
そうなってしまうと自分も気持ち良くないですし、フケやべたつきは周囲にも不快な思いをさせてしまいますよね。
もし友達がこの状態だったら、私は洗って欲しいなと思います。
例え面倒であっても、自分の大切な髪のために適度な頻度で洗いましょう。
髪の毛を洗わないからベタベタする?洗いすぎも良くない理由とは!?
髪の毛を洗わないことによるベタつきについて前項で触れましたが、
実は洗いすぎによるベタつきもあることはご存じでしょうか。
実際に、ちゃんと洗って乾かしたにも関わらず、翌日なんとなく指通りが悪くベタつきが気になったことがあり不思議に思っていました。
もともと髪のベタつきは頭皮の皮脂が原因ですが、この皮脂は本来皮膚を保護してくれる働きがあるのです。
洗浄力の強いシャンプーで洗いすぎることで頭皮が乾燥し、それを防ごうとより皮脂が分泌されてベタつきが発生するというわけだったのです。
頭皮も皮膚の一部なので適度なケアが必要なのですね。
私はノンシリコンなどの頭皮に優しいシャンプーで洗うようになってからは、ベタつきなどのトラブルが減りました。
他にも、植物由来のシャンプーや弱酸性のものなど、頭皮に優しい商品はドラッグストアなどでも手に入るのでおススメです。
まとめ
このように、毎日髪を洗わないことのメリットとデメリットを書きましたが、
“いつ”洗うかよりも“どのように”洗うかが大事だと思います。
私のことを言えば、2日に一度くらいの頻度で頭皮に優しいシャンプーでケアをしつつ洗うのがちょうどいいかなと思いました。
毎日洗わないことで、季節によっては臭いやベタベタした指通りが気になることもあるかもしれませんが、その時は人に迷惑をかけていないかどうかで判断してみてはどうでしょうか。
例えば、周囲にもわかるような臭いや目に見える不潔さは印象が悪くなると思うので、最低限の見出しなみは保ちたいですね。
髪や頭皮は思っているより繊細です。
是非、自分に合ったケア方法を見つけてみてくださいね。
コメント