PREP法で自己PRする時に企業に認めさせる自分の伝え方とは!?

履歴書の自己PRに書く文章の書き方は「PREP法」が良いとされています。

なぜなら、「PREP法」では結論を最初に書くためです。

学生時代に当たり前のように使っていた起承転結法では結論が最後になってしまうので、内容次第では何が言いたいのか伝わらず、採用担当者に途中で飽きられてしまいます。

その点、結論が最初であれば、採用担当者は自己PRの読み始めで何について書かれているのかが伝わるので、続きを読んでくれやすくなります。

このため、自己PRでは「PREP法」が推奨されているのです。

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PREP法を意識したガクチカを志望動機で相手に興味を持たせる伝え方とは?

自己PRで採用担当者に興味を持たれれば、ガクチカ(いわゆる学生時代に力を入れたこと)も続けて読んでもらえます。

このガクチカでも「PREP法」を意識しましょう。

そもそもPREP法は、Point、Reason、Example、Point、の順に文章を構成する手法のことです。

日本語で説明すると、まず結論からスタートし、その結論に至る理由を説明の上、さらに詳しく説明するために事例を述べます。

そして最後に改めて結論でまとめる文章の書き方です。

ガクチカでは、

Point:学生時代に力を入れて取り組んだ役割や活動の内容

Reason:なぜ力を入れたのか

Example:取り組んだ内容の状況や目標、行動、結果

Point:力を入れて取り組んだ役割や内容から志望動機につなげる

という感じで書くとよいでしょう。

このとき、一番力を入れるべきなのはExampleの部分です。

なぜなら、採用担当者が知りたいのは力を入れて取り込んだ内容や結果ではなく、その過程だからです。

採用担当者は、あなたが会社に入社後に直面した困難にどう取りくめるかを、ガクチカの過程から見極めています。

このため、臨場感が伝わるように比較対象を用意したり、数字で定量的に伝えることができればなおよいです。

例えば私であれば、ゼミで取り組んだテーマと役割について述べ、

なぜそのテーマを選んだのか、そして他のゼミ生よりも優れた点を数字で比較しながら説明したことで内定を勝ち取りました。

また、完璧な内容は目指さずに突っ込みどころを混ぜると採用担当者の興味をそそることができます。

なぜなら、突っ込みどころがあれば、採用担当者の脳裏に気になることが残り、その気になることの答えが知りたくなることで、より興味を持ってもらえるからです。

さらに、あなた自身も事前に質問が来る場所を予測できるので、質疑応答の模範解答の準備もでき一石二鳥となります。

私の場合は、ただ優れた点だけを述べるのではなく、他のゼミ生よりも劣った点もわざと簡潔に説明しました。

優れている点は数字を用いて詳しく説明したのにもかかわらず、劣った点は簡単に述べることで採用担当者に突っ込まれるように工夫したのです。

案の定、採用担当者は面接時に質問してきましたので、質問されてようやくなぜ劣ったのか、そして劣ったと感じたからこそどう乗り越えたのかという感じで、

マイナスな情報をプラスの情報に変換し、好印象を与えることができました。

このため、ガクチカではPREP法でExampleに力を入れつつ、突っ込みどころも盛り込んだ内容にするのがよいでしょう。

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PREP法で志望動機を話せば要点がまとまり説得力もアピールできる!?

ガクチカで採用担当者に興味を持たせたら、最後に志望動機で採用担当者の心をつかみに行きます。

当然、志望動機も「PREP法」を用いて書きます。

志望動機は、

Point:会社の志望理由

Reason:志望理由に至ったきっかけ

Example:きっかけの詳細の事例

Point:入社してどうなりたいかを熱意を持って伝える

と書くのがよいでしょう。

ここでも重要になるのはExampleの部分の志望理由に至ったきっかけの詳細の事例です。

なぜなら、採用担当者に臨場感を持たせることが一番出来る部分だからです。

大切なのは志望理由ですが、背景が薄いと志望理由も小さな印象を持たれてしまいます。

私の場合、志望理由はゼミで学んだ内容を活かせるからという内容でしたが、

志望理由に至ったきっかけの詳細で、そもそもゼミに入ったきっかけやその体験談を書きました。

さらに、ゼミで学んだことが志望先の企業でも活きると判断した理由も細かく具体的に記載することで採用担当者の興味をそそることができ、

実際の面接でも興味を持たれ、質問も活発にいただくことができました。

このため、事例の部分でしっかりと肉付けをして採用担当者を引き込みましょう。

まとめ

最後になりますが、PREP法は履歴書に限らず、今後の社会人生活で作成する文章のほとんどで役に立つ文章法です。

社会人生活は学生時代と違い、時間に追われ、常に最短で結論や結果を求められる世界です。

起承転結法のように結論が最後では相手に悪い印象を与えかねません。

取引先相手とのメールは、1日100通以上やり取りするのは当たり前の世界なので、1通1通丁寧に見られることはまれです。

このため、結論が先に書いてあれば、そのメールに何が書いてあるのかが相手にすぐ伝わり、あなたの評価は高まるでしょう。

履歴書の作成のためだけでなく、今後のビジネススキルの一つとして、PREP法は覚えておいてくださいね。

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